ストレートネックといわれましたとご来院 

ストレートネックといわれましたとご来院 

ストレートネックが痛みの原因でないケース

ストレートネックの症状に悩む方が増加する中、その改善には意外にも足の柔軟性が重要な鍵を握っています。ねもと整体&ストレッチスタジオの根本院長は、「首だけを治療するのではなく、足から頭まで一つのシステムとして捉えるアプローチが必要」と指摘します。スマートフォンの普及で急増する首の不調に対し、単なるストレッチではなく、全身の筋肉バランスを整える包括的なケアが効果的とされています。頭痛やめまいなどの症状改善には、専門家による適切な評価と指導のもと、生活習慣の見直しから始める必要があります。

ストレートネックが痛みの原因でないケース 女性3人会話

ストレートネック」と整形外科で言われました。
肩こりや首こりでご来院された方の多くがストレートネックと診察されて来られています。
『スマートフォンの使い過ぎの姿勢で』
そのように考えている方が多いのですが、ストレークネックについて考えていきたいと思います。
スマートフォンを使っている人もイメージで、無意識に姿勢が下向き加減で良くないということが考えられます。
頭の重さはボーリングくらいあります。
ストレートネックは、胸椎が丸くなると首の前湾がなくなります。ですから、ストレートネックが原因ですと医療機関で言われると思います。
 

スマホ首にさようなら:ストレートネック予防のための正しい姿勢とは?

スマホ首にさようなら:ストレートネック予防

ストレートネックで悩んでいる方は 姿勢の問題ということはご存知だと思います。 しかし 問題は見かけだけではなく 長時間同じ姿勢を取り続けて 猫背になって首だけ前に出てしまう この姿勢が首の痛みにつながっていると言われています。
ストレートネックが無理に直そうとする必要はありません。 全身の柔軟性のバランスが取れてくると自然と猫背からのストレートネックになります。

 ただ それが 自己流の簡単なストレッチで良くなるというわけではないので、首を後ろに伸ばしたりといったストレッチをすればいいという情報に惑わされない方がいいでしょう。

特に気をつけたいのは、インターネットで見かける「首のストレッチ」や「ストレートネック改善エクササイズ」を安易に試すことです。これらは一時的な気休めにはなるかもしれませんが、根本的な解決にはならず、場合によっては症状を悪化させる可能性もあります。
ストレートネックの改善には、以下の総合的なアプローチが重要です:
姿勢の意識改革 日常生活での姿勢チェックが重要です。スマートフォンやパソコン作業時の首の角度、寝る時の枕の高さなど、生活習慣全体を見直す必要があります。

筋肉のバランス調整 首だけでなく、肩甲骨周りの筋肉、背中の筋肉、さらには体幹の筋肉まで、全身の筋肉バランスを整える必要があります。特に、胸郭や背骨の可動性を改善することで、自然と首の位置も改善されていきます。

専門家による適切な指導 整体師やフィジカルトレーナーなど、専門家による適切な評価と指導を受けることをお勧めします。個人の身体の特徴や生活習慣に合わせた、オーダーメイドのアプローチが効果的です。

職場環境の改善 デスクワークが多い方は、モニターの高さ調整やチェアの選定など、作業環境の改善も重要です。長時間同じ姿勢を続けないよう、定期的な休憩と軽い運動を心がけましょう。

睡眠環境の見直し 枕の高さや硬さ、マットレスの状態なども、首の健康に大きく影響します。自分の体型や寝姿勢に合った寝具選びが重要です。

このように、ストレートネックの改善には、単なるストレッチや体操だけでなく、生活習慣全般の見直しと、専門家のサポートを受けながらの計画的なアプローチが必要です。焦って即効性のある方法を求めるのではなく、長期的な視点で取り組むことが、持続的な改善につながります。

ストレートネックとして首を自分で改善することは難しい

ストレートネックとして首を自分で改善することは難しい 3人の女性

背骨には生理的なS字の湾曲があります。 この湾曲が絶妙に腰や首の負担を減らしてくれているのですが、 骨盤が後傾して 猫背になってしまうと首だけ後ろに反るような姿勢になってしまいます。
 ただ これを首だけ後ろに反ってカーブを作ろうというのはバランスが崩れてしまいます。

むしろ、全身の筋肉のバランスを整えることで、自然な脊柱のS字カーブを取り戻すことが重要です。特に重要なのは、骨盤の位置を適切に保つことです。骨盤が後傾すると、それを補うように上半身が前傾し、さらに首が後ろに反ってしまうという悪循環が生まれます。

このバランスを改善するためには、まず骨盤後傾を改善する体幹(コア)の筋力を強化し、骨盤を正しい位置に保持する必要があります。同時に、胸椎周りの柔軟性を高め、硬くなった背中の筋肉をほぐすことで、徐々に自然なS字カーブを取り戻すことができます。ただし、これらの改善には時間がかかるため、焦らず継続的なアプローチが必要です。

ストレートネックと頭痛の関係:根本から改善する方法

猫背の女性 ストレートネックと頭痛の関係

ストレートネックなど首の違和感がある方は、総じて頭痛がある方が多いと思います。
まず、血流の問題として、首の不自然な姿勢を続けていると頭部への血流が阻害されるので、頭痛や目の疲れなどの症状が引き起こされます。
また、頚椎の形状が変わることで、肩や腕の方に神経の障害が起きることがあります。これにより、頭痛だけではなく、めまいや肩の痛み、しびれなどが起こる可能性があります。
頭痛によりさらに姿勢が悪くなり、ストレートネックの姿勢を取るようになる悪循環に陥ります。
首のストレートネックにより頭や首の筋肉が緊張してしまい、緊張性頭痛が起きるようになります。

ストレートネックなど首の違和感がある方は、総じて頭痛がある方が多いと思います。
まず、血流の問題として、首の不自然な姿勢を続けていると頭部への血流が阻害されるので、頭痛や目の疲れなどの症状が引き起こされます。

また、頚椎の形状が変わることで、肩や腕の方に神経の障害が起きることがあります。これにより、頭痛だけではなく、めまいや肩の痛み、しびれなどが起こる可能性があります。

肩こり・頭痛によりさらに姿勢が悪くなり、常にストレートネックの姿勢を取るようになる悪循環に陥ります。
首のストレートネックにより頭や首の筋肉が緊張してしまい、緊張性頭痛が起きるようになりますが、これは単に首だけも問題ではなく、むしろ全身のバランスの悪さから起因していると考えていいでしょう。

足の硬さとストレートネックの関連性

意外と思われるかもしれませんが 頭痛やストレートネック などの首の不具合に足の硬さが関係しています

 それは足の柔軟性が低下するとしゃがんだりすると背骨を曲げてしまったり、 踵で調整すると体が前傾してしまったり 連動した構造になっているので足から頭まで一つのシステムとして考えていただいた方がいいと思います。

 そのため 医療ではなかなか 対応が難しい ストレートネック や頭痛でも足のケアとセットで行う必要があるということです。

足の柔軟性が低下すると、全身の姿勢バランスに大きな影響を及ぼします。特にふくらはぎやハムストリングスが硬くなると、以下のような連鎖反応が起こります。

・足首の可動域が制限され、正しい歩行やしゃがみ動作が困難になります
・それを補うために骨盤が後傾し、腰椎の自然なカーブが失われます
・上半身が前傾し、それを補うために首が後ろに反る形になります
・結果として、首の筋肉に過度な負担がかかり、頭痛を引き起こします

このような連鎖を改善するには、足の柔軟性を高めることが重要です。足の柔軟性が改善されると:

・正しい姿勢でのしゃがみ動作が可能になります
・骨盤の位置が適正化され、脊椎の自然なS字カーブが戻ります
・首への負担が軽減され、頭痛の症状も改善されます
・全身の血液循環が良くなり、頭部への血流も改善されます

つまり、足の柔軟性を改善することは、単に足だけの問題を解決するのではなく、全身の姿勢バランスを整え、結果として頭痛の改善にもつながるのです。体は一つのシステムとして機能しており、局所的な治療だけでなく、全身的なアプローチが効果的なのです。

多摩区在住の患者3名のストレートネック改善事例

多摩区在住の患者3名のストレートネック改善事例

【事例1:都築さん(28歳・女性・IT企業勤務)
デスクワークが中心の仕事で、1日8時間以上のパソコン作業により重度のストレートネックを発症。頭痛と首の痛みで仕事に支障が出始めていました。初診時、足首の可動域が著しく制限されており、ふくらはぎの硬さも顕著でした。3か月の治療プログラムで、足首周りのケアと合わせて姿勢改善指導を実施。デスク環境の見直しと、休憩時のストレッチ習慣を確立したことで、頭痛の頻度が週3回から月1回程度まで減少。現在は予防的なケアを継続中です。

【事例2:高橋さん(34歳・男性・公務員)】
通勤時のスマートフォン使用が習慣化し、首の違和感と肩こりを慢性的に抱えていました。整形外科でストレートネックと診断されましたが、投薬治療だけでは改善が見られませんでした。当院での検査で、ハムストリングスの硬さが顕著に認められ、これが骨盤の後傾を引き起こし、姿勢バランスを崩す原因となっていました。足の柔軟性改善と体幹強化を中心としたプログラムを2か月継続した結果、首の痛みが大幅に軽減。電車内での姿勢にも意識を向けられるようになり、症状の再発も防げています。

【事例3:加藤さん(42歳・女性・主婦)】
子育ての合間のスマートフォン使用が多く、慢性的な首の痛みとめまいに悩まされていました。他院での治療では首周りのケアのみに焦点が当てられ、一時的な緩和に留まっていました。当院での診察により、長年の育児による膝や足首の柔軟性低下が全身の姿勢バランスに影響を与えていることが判明。特に、しゃがみ込み動作時の代償動作が顕著でした。生活動作の見直しと、下肢の柔軟性改善エクササイズを中心とした4か月のプログラムにより、めまいの症状が消失。育児中でも実践できる簡単なストレッチ方法を習得し、自己管理ができるようになりました。

これら3つの事例に共通するのは、首だけでなく全身のバランスを考慮したアプローチの重要性です。特に足の柔軟性が改善されることで、自然と姿勢が改善され、結果として首の症状も軽減するという過程が確認できました。また、生活習慣の見直しと、継続的なセルフケアの習慣化が、長期的な改善につながっています。

まとめ:スマホ首は足から治す!? 意外と知られていない全身改善アプローチ

「ボーリングの球を首で支えているようなもの」
そう、スマートフォンを見る時の私たちの頭の重さは、ちょうどボーリングの球と同じくらい。それを毎日何時間も支え続けているのですから、首が悲鳴を上げるのも無理はありません。しかし、その解決法は意外なところにありました。
「足が硬いとストレートネックになりやすい」

え?足が?と思われるかもしれません。でも考えてみてください。朝、しゃがんで靴を履く時、あなたはどんな姿勢を取っていますか?足が硬いと、自然とお尻を突き出し、背中を丸め、首を前に出してしまいます。まさに、ストレートネックの原因となる姿勢の見本のような状態です。

ねもと整体&ストレッチスタジオでは、このような全身のつながりに着目した施術を行っています。「首が痛いから首を治療する」という単純な発想ではなく、「足から頭までは一つのシステム」という考え方で施術を行うのです。
特に興味深いのは、多摩区在住の都築さんの例。IT企業で働く彼女は、デスクワークによる重度のストレートネックに悩んでいました。ところが、足首の柔軟性を改善することで、驚くほど症状が改善。「まさか足のケアで頭痛が良くなるとは思いませんでした」と笑顔で語ります。

また、公務員の高橋さんは、電車内でのスマホ使用による首の痛みに悩まされていましたが、ハムストリングスの柔軟性改善で症状が大幅に改善。「今では電車でスマホを見る時も、自然と良い姿勢が取れるようになりました」とのこと。
さらに、主婦の加藤さんは、育児による慢性的な首の痛みとめまいが、足の柔軟性改善で解消。「子育ての合間にできる簡単なストレッチで、こんなに変わるなんて!」と驚きを隠せない様子です。

「体は正直者」という言葉がありますが、同時に「体は繋がっている」ということも忘れてはいけません。スマートフォンやパソコンが生活の一部となった現代、私たちの首は確実に疲れています。しかし、その解決法は必ずしも首に直接アプローチすることだけではないのです。

足の柔軟性を改善し、全身のバランスを整えることで、自然と首の負担も軽減される。このアプローチは、まさに「足元から人生を変える」という言葉を体現しているのかもしれません。
そう、あなたの首の痛みの解決法は、意外と足元にあるのかもしれませんよ。

熟練者の先生との対談動画