長年の首の痛みから解放されるために~頸椎性神経炎症との向き合い方~

痛みから歩行障害まで
軽い首こりから始まり、手のしびれ、最終的には・・・

全身200関節を!
94歳まで対応可能な無痛の専門技術です。

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大
川崎市登戸・向ヶ丘遊園の「ねもと整体&ストレッチスタジオ」院長 根本大。20年の臨床経験を持つ関節ニュートラル整体の施術者。健康運動指導士・米国ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。整体技術と運動指導の両面からのサポートしており、長年の経験をお伝えしています。
こちらの記事では、長年首の痛みに対して施術を行っている当院での頸椎性神経炎症の対応についてお伝えしていきたいと思います。
頸椎性神経炎症は、首の骨(頸椎)の変形や椎間板の突出により神経根が圧迫され、炎症を起こす病態です。圧迫された神経は悲鳴をあげるように激しい痛みシグナルを脳に送り続けます。
まるで火傷のような灼熱感と電撃痛が首から指先まで駆け巡ります。神経の伝導が阻害されることで筋力低下やしびれが生じ、日常生活が一変するので怖い病気なのです。
頸椎性神経症は、肩の痛み、首の痛み、腕の痛みなど、頸椎椎間板ヘルニアと非常に似たような辛い症状を呈します。
ヘルニアとはメカニズムが異なるため、長期的な痛みとの付き合いが余儀なくされることが多く、正しいケアができる専門家による対応が必要になってきます。
神経からの痛みや痺れは、末期になると手術でも完全には元に戻らないことも。早期ケアこそが、この病気から身を守る唯一の希望です。
当院では長年の経験から、首だけのアプローチだけでなく、姿勢から日頃気を付ける生活習慣までサポートをしております。

ねもと整体&ストレッチスタジオの頸椎性神経根症への取り組み

長年首の痛みに悩まされている方へ。頸椎性神経根症は、首の骨(頸椎)の老化や負担により、神経の根元が圧迫されて起こる症状です。首から肩、腕にかけての痛みやしびれが特徴で、日常生活に大きな支障をきたします。
どんな症状が現れるの?
神経は体の各部位とつながっているため、圧迫される場所によって症状が変わります。
頸椎の5番目:肩や肩甲骨周りの痛み
頸椎の6番目:親指側の前腕の痛みやしびれ
頸椎の7番目:中指周辺から手首にかけての症状
首を後ろに反らしたり、横に倒したりすると痛みが強くなることが多く、これが日常動作での辛さにつながります。

椎間板ヘルニアとの違い

ヘルニアは急に痛みが出ることが多いのに対し、神経根症はじわじわと慢性的に進行するのが特徴です。そのため長期的な管理とケアが必要になります。
神経根症の長期管理においては、患者さん自身の症状に対する理解と積極的な参加が不可欠です。痛みやしびれの程度、どのような動作や姿勢で症状が悪化するのか、逆にどんな時に楽になるのかを詳細に観察し、我々と情報を共有することで、弊社は20年の経験があるため、現状をお伝えし、現実的な対処方針を立てることができます。
また、神経根症は、慢性的な痛みとして、不安やうつ状態を引き起こしやすく、それがさらに辛さを増強させる悪循環を生み出すことがあります。そのため、ストレス管理や適切な睡眠、軽度な運動習慣の維持など、全身の健康状態を良好に保つことが症状の改善に大きく寄与します。
日常生活の工夫も重要な要素です。職場環境の改善、適切な寝具の選択、正しい姿勢での作業など、生活全般にわたる見直しが必要になります。症状の改善には時間がかかることが多いため、患者さんと医療チームが長期的な視点を共有し、根気強く取り組むことが症状管理成功の鍵となります。

ねもと整体での独自アプローチ
当院では多角的な施術体系を確立しています:
うつ伏せでの関節緩和操作 - 全身の緊張をほぐす
側臥位での首への直接アプローチ - 頸椎に優しく働きかける
仰向けでの手足関節調整 - 全身バランスを整える
仰向けでの頸椎施術 - 安全な体勢での精密な調整
座位での16方向アプローチ - 日常動作に近い自然な方向からの調整
この多岐にわたる頸椎調整により、短期的な痛みの改善から長期にわたる慢性的な痛みにも安全に対応できる技術体系を確立しております。

施術前に全身の関節の動きを検査していきます
当院ではご来院時に全身の関節可動域測定を実施し、機能障害部位を特定した上で、個別の施術プログラムを策定いたします。

痛みがあるところだけでない!全身の関節調整とは?!
当院では主訴部位に関わらず、必ず全身の関節調整を実施しております。全身調整を標榜する治療院は多数存在しますが、人体の関節200個を体系的に調整する施術を提供している施設は稀であると考えております。
頸椎性神経炎症が重症化すると歩行障害・排尿障害まで進行する理由
なぜ首の痛みが全身の問題になってしまうのか?

「たかが首の痛み」が命に関わる理由
首が痛い、肩がこる、手がしびれる。これらの症状は多くの人が経験するものです。でも実は、これらを放っておくと、最終的には歩けなくなったり、トイレに行けなくなったりする深刻な状態になる可能性があるのです。
「えっ、首の痛みでそんなことになるの?」と驚かれるかもしれません。でも、これは決して珍しいことではありません。
首の中を通る「命綱」

首の骨の中には、脳と全身をつなぐ太い神経の束(脊髄)が通っています。
これは電話線や光ファイバーケーブルのようなもので、全身に指令を送ったり、全身からの情報を受け取ったりする「命綱」です。
この命綱が首のところで圧迫されると、全身に影響が出てしまうのです。
症状は段階的に悪化していく
第1段階:「あれ、おかしいな?」の段階

最初は誰もが経験するような症状から始まります。
首から肩にかけての痛み
朝起きた時の手のこわばり
ペンを持つ手に力が入らない
手のしびれ
「年のせいかな」「パソコン作業のやりすぎかな」と思いがちな症状です
第2段階:「あれ?できないことが増えてきた」の段階

日常生活で困ることが増えてきます
お箸で豆をつまめない
ボタンをかけるのに時間がかかる
文字がうまく書けない
階段を降りる時にふらつく
まっすぐ歩いているつもりなのに左右にぶれる
第3段階:「これは大変なことになった」の段階

ここまで来ると、生活が一変してしまいます
自分で立ち上がれない
車椅子が必要になる
トイレのコントロールができない
家族の介助なしには生活できない
なぜ首の問題で全身に症状が出るのか?
電車の例で考えてみましょう

東京駅で電車が止まると、全国の電車に影響が出ますよね。首の脊髄も同じです。
脳から出た指令は、首を通って全身に届けられます:
「歩け」という指令が足まで届かない → 歩けなくなる
「膀胱をコントロールしろ」という指令が届かない → トイレの問題が起きる
足からの「今どこにいるか」の情報が脳に届かない → バランスが取れなくなる
高速道路の交通事故のようなもの

首で神経が圧迫されるのは、高速道路の要所で大きな事故が起きるようなものです。
そこから先の交通(神経の伝達)がすべてストップしてしまいます。
歩き方にも特徴が現れます
首の神経の問題で歩けなくなった人の歩き方は、独特です

足を引きずるような歩き方になる
階段の上り下りがとても怖くなる
暗いところではさらに歩きにくくなる
転ぶのが怖くて外に出たくなくなる
一度転んでしまうと、骨折などでさらに状況が悪化してしまいます。
最も大切なこと

「たかが首の痛み」と思わずに、早めに専門家に相談することです。
第1段階で適切なケアを受ければ、第2段階、第3段階への進行を防ぐことができます。
首の痛みや手のしびれは、体からの重要な警告サインなのです。
頸椎性神経炎症についてのよくある質問
Q1. 首の痛みと手のしびれがありますが、これって本当に危険なんですか?

A. はい、放置すると危険です。最初は「ただの肩こり」のように感じても、実は神経が圧迫されているサインかもしれません。
当院では長年の経験により、まず施術を受けていただくことで回復可能なレベルなのかを経験に基づいて判断し、隠すことなく現状とできることを正直にお伝えいたします。
末期になると歩行障害や排尿障害といった重篤な症状に進行するということも事実です。
症状が軽いうちに当院にお越しいただければ、施術による上限まで回復できるような対応を行い、適用外の場合は速やかに適切な医療機関をご紹介いたします。
Q2. どのくらいの期間で症状は悪化するのでしょうか?

A. 個人差がありますが、一瞬で痛めてしまう方もいれば、数年かけて段階的に進行する場合もあります。
もしすでに痛みが強い方は、できるだけ早く対応することで、より短期間で症状が改善する可能性があります。
「まだ我慢できるから大丈夫」とお考えにならず、症状が悪化する前に早めにご相談いただければ幸いです。
Q3. どこに相談すればいいのでしょうか?病院?それとも整体院?

A. 首から肩、腕にかけての痛みやしびれを感じたら、まずは専門的な手技療法を行う整体院にご相談ください。
当院では椎体を一つ一つ精密に調整する高度な技術で、多くの患者様の症状改善実績があります。
重篤な症状が疑われる場合や、さらなる検査が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介いたします。
Q4. 整体で本当に改善するのでしょうか?手術を避けたいのですが...

A. はい、早期であれば整体での改善が期待できます。
当院では94歳の方まで安全に施術を受けていただいており、音を鳴らすような無理な施術は一切行いません。
椎体を一つ一つ実際に接触して安全に調整する専門技術により、手術を回避できたケースも多数あります。
ただし、症状の進行具合によっては医療機関での手術が必要な場合もあるため、しっかりと状態を見極めて最適な方針をご提案します。
Q5. 整体の施術は痛くないですか?高齢でも安全に受けられますか?

A. 当院の施術は「歩行程度の負荷」で行うため、痛みはほとんどありません。
94歳の方まで安全に施術を受けていただいている実績があります。
バキッと音を鳴らすような施術は一切行わず、椎体を皮膚コントロールによって、ネジを調整するように一つ一つ丁寧に施術します。
背骨の関節を皮膚コントロールによって1mm以内の微細な力で施術できるため、極めて安全です。ご不安な点があれば、施術前にしっかりとご説明いたします。
Q6. どのくらいの頻度で通院すればいいのでしょうか?費用も気になります。

A. 当院では継続通院していただきやすい料金プランをご用意しております。
まず症状が強い方には、できれば週1〜2回、合計7回で受けていただけると、当院としても治療計画が立てやすくなります。
せっかくお越しいただいているにもかかわらず結果が出ないケースとして、十分な来院頻度がないケースもございます。
症状を改善するのに1ヶ月以上空いてしまうのは、残念ながら適正な間隔ではないと考えております。
当院では5回分回数券として3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月コースをご用意し、2回目以降の料金を30%割引、20%割引、10%割引と、来院頻度が高い方ほど割引率を高く設定しております。
受けられている方は、東京の整体院に比べて30%お得に施術を受けることができます。またコースも30分から90分まで10分単位でお選びいただけるようにしております。
ご予算に応じて短いコースや長いコースもお選びいただけるので、受けていただきやすいプランになっていると考えております。
頸椎性神経炎症がない未来へ

頸椎性神経炎症がない未来へ
当院では根本的な痛みの改善を目的としております。同じようなコンセプトを掲げている治療院も多いと思いますが、当院の大きな違いは、整体と合わせてパーソナルトレーニングのコースを開業から18年以上継続して行っているということです。
「根本的に改善する」と言っても、セルフケアやリハビリテーションの概念がなく施術のみを行っている治療院も多いのが現状です。例えば、日常の動作パターンに問題があるにも関わらず、痛みを根本的に改善することは可能でしょうか?
やはり体全体の機能を向上させるという観点から、運動療法が改善の鍵になると考えております。もちろん、いきなり激しい筋力トレーニングを始めましょうということはお話しいたしません。今皆様に与えられている状況でできる範囲の取り組みで十分です。
しかし、すでに痛みが強い方は特に、当院にお越しいただいたきっかけに、運動や食事、睡眠、日常動作といった基本的な生活習慣を改めて見直していただくことで、初めて真の根本改善が実現できると考えております。
そのために当院を有効活用していただければ、多くの方のお力になれると確信しております。一人でも多くの方が、頸椎性神経炎症の不安から解放され、健やかで充実した毎日を送れるよう、私たちは全力でサポートさせていただきます。

登戸ねもと整体&ストレッチスタジオの「当院のご症状・お悩みメニューまとめ」と「お困り別コラムまとめ」は下記になります。腰痛(坐骨神経痛・ぎっくり腰・分離症・すべり症・腰椎椎間板ヘルニア)肩こり(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・巻き肩・ストレートネック)膝痛・腱鞘炎など症状・お悩みの個別ページに飛ぶことができます。
有限会社ディーエスシーエス 代表取締役根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大。
・米国NSCA‐CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・健康運動指導士
向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体&ストレッチスタジオ
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