整体を受けるメリットを知らないと損する理由

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大
川崎市登戸・向ヶ丘遊園の「ねもと整体&ストレッチスタジオ」院長 根本大。20年の臨床経験を持つ関節ニュートラル整体の施術者。健康運動指導士・米国ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。整体技術と運動指導の両面からのサポートしており、長年の経験をお伝えしています。

はじめに
私は長年整体院の経営とパーソナルトレーニングを行ってきました。その中で定期的に施術を受け、継続していただける方がいる一方で、途中で通院が止まってしまう方もいらっしゃいます。
この現象を分析すると、理由はサービスにおいての費用対効果というところで、価値観と合わなくてやめてしまうケースも多いと考えられます。特に経済的な部分で、整体は整形外科と異なり、保険治療ではないというところから、自由診療として実費でお支払いいただくシステムが大きな要因となっていると思います。
そのため、私が感じてきた整体を受ける人について、今日は記事を書きたいと思います。整体を受けるメリットは、体が楽になったり、悩みを解消できるだけではなく、医療費やサプリメント代などの抑制にとても効果があるので、実はしっかり受けることは将来の経済的なメリットも大きいのではないかと考えています。またそのメリットを享受できるような条件についても触れていきたいと思います。
整体を受ける7つのメリット - 見出し一覧
1. 慢性的な痛みの予防・改善効果
2. 姿勢改善による美しいボディライン形成
3. 若々しい関節を保ち健康寿命を延ばす
4. 筋緊張緩和による睡眠の質向上
5. 疲労回復促進による作業効率向上
6. 医療費削減による経済的メリット
7. 薬物に依存しない自然な体調管理
整体を受ける7つのメリット - 見出し一覧

1. 慢性的な痛みの予防・改善効果

腰痛、肩こり、膝痛、肩の痛み、股関節の痛みなど、筋骨格系の疼痛を主訴として整体を選ばれ、改善される方が多いというのが臨床現場での実情です。一般的にはまず病院に通院することが多いと思いますが、現実的に病院では診断することが主で、注射や湿布などの対応により、より痛みを積極的に改善したいという方は、整体に通って楽になる方が多いという現実があります。
2. 姿勢改善による美しいボディライン形成

日常的な身体の疲労により筋肉も拘縮し、姿勢不良が発生します。猫背や巻き肩は男性でも自信がないような姿勢となり、女性においては美容的にも美しい姿勢が保てず、お悩みの方が多いと思います。特に背骨に関しては整体の代用が効かず、自分で調整することはほぼ不可能です。整体を定期的に受けることにより姿勢不良を予防し、美しい見た目を獲得することができます。
3. 若々しい関節を保ち健康寿命を延ばす

健康寿命と運動器の関係性は医学的な根拠が世界的に証明されています。 運動器というのは 膝や股関節が主ですが この2つは加齢で変形性の関節炎になるものです。 整体や運動療法は 医療にない 予防 という点で優れており、 将来、元気に 高齢者を迎えることが可能性として高まります。
4. 筋緊張緩和による睡眠の質向上

運動習慣や関節の可動域が改善されると身体がよく動くようになるため、睡眠もその分深くなりやすいと言われています。
最近では、デスクワークに従事する方は自律神経の問題を抱えており、日中は眠気を感じ、夜は寝付きが悪いという症状を訴える方が非常に多くなっています。整体を受けることで関節や筋肉の動きが正常化し、自律神経も安定するため、睡眠の質が向上する可能性が高まります。
5. 疲労回復促進による作業効率向上

整体にいらっしゃるお客様にお話を伺うと、仕事の効率や学習能力が向上したという方が非常に多くいらっしゃいます。
これは、身体の調子が悪い状態では全体的なパフォーマンスが低下し、思考力や集中力にも影響を及ぼす可能性があるためです。定期的に身体をリフレッシュすることで、本業の仕事、家事、勉強において最大限のパフォーマンスを発揮できる可能性が高まります。
6. 医療費削減による経済的メリット

男性・女性ともに70歳前後で健康寿命が終了し、医療機関への通院が必要となる日々が始まると言われています。しかし、その前後10年間においては個人差が大きく、医療費を多く要する方がいる一方で、健康を維持し病院や薬に頼らずに過ごされる方も多くいらっしゃいます。
整体を定期的に受けることで膝や腰の状態を良好に保つことができれば、将来的な通院や手術などを回避でき、経済的にも大きなメリットがあると考えられています。
7. 薬物に依存しない自然な体調管理

腰痛や肩の痛みなどの薬も摂取が増えると副作用による体調悪化、内臓機能への負担、依存性、症状の一時的な抑制のみで根本改善なしなど不利益も多くあります 。関節の動きをスムーズにし 傷みづらい体を維持できれば副作用もない痛みのない生活も夢ではありません。自然な治癒力を活用することで、薬物に頼らない健康的な生活が実現できます。
このように、薬物による対症療法から整体による根本改善・予防へのシフトは、長期的な健康維持と医療費削減の両面で大きなメリットをもたらします
整体を受ける前のよくある質問
Q1. 整体はどのくらいの頻度で通えば効果的ですか?

A1. 症状の程度により異なりますが、初期は週1〜2回、症状が改善してきたら月2〜3回の定期的なメンテナンスがおすすめです。
痛みがなくなり、予防目的なら月1〜2回でも十分効果が期待できます。整体院・治療院のスキルにもよるので、5~7回くらい通院されて効果があるのか?検証して、効果があれば、通うメリットがあると思います。
Q2. 整体で痛みがすぐに改善されない場合もありますか?

A2. はい。慢性的な痛みは時間をかけて蓄積されたものなので、改善にも時間がかかる場合があります。
1回目で大幅に改善されるケースもありますが、通常は3〜5回の施術で変化を感じる方が多いですが、個人差があります。継続することで根本的な改善が期待できます。
当院の場合では痛みよりも関節の可動域を広げることに注視しております。すぐに痛みが解消できなくても、関節可動域が回復できれば、痛みは後から楽になっていくケースも多いです。
Q3. 整体を受けることで本当に薬を減らせるのでしょうか?

A3.腰痛・肩こりで悩まれている方がそれらの症状を軽減するために必要なことをお伝えします。
医師等と相談しながら、結果的に不要な薬剤は減らしていく方向が私はベストだと考えています。ただし、現在服用中の薬剤がある場合、急な中断はリスクを伴うため、担当医と十分に相談しながら、本当に不要なもののみを段階的に減らしていくことが理想的です。
また、整体施術を受けることで関節の可動域が改善されると痛みが軽減される可能性もあります。その結果、自然と薬剤への依存度も低下していくものと考えられます。
重要なポイントは、医療機関との連携を保ちながら、根本的な身体機能の改善を図ることです。症状の緩和と薬剤減量を同時に進めることで、より健康的な状態への回復が期待できます。
Q4. 高齢になってから整体を始めても効果はありますか?

A4. もちろんです。70歳を過ぎてから整体を始めて、ゴルフやテニスを楽しめるようになった方も多くいらっしゃいます。年齢に関係なく、関節の可動域改善や筋肉の柔軟性向上は可能です。
スポーツをされている方だけではなく、一般の方でも整体により可動域を広げることで日常動作が楽になり、QOL(生活の質)の向上につながります。その結果、今までできなかった動作が楽々と行えるようになり、日常的な活動量も向上し、健康増進が図られます。
可動域制限によって代償的に働いていた筋群の負担が軽減され、身体全体の運動効率が向上します。これにより疲労感の軽減、持久力の向上、そして結果的に日常生活動作(ADL)の質的改善が期待できます。
Q5. 整体の施術は痛いものですか?

A5. 適切な整体施術は「痛気持ちいい」程度の刺激で、強い痛みを伴うものではありません。施術者は常にお客様の反応を確認しながら力加減を調整し、痛みを感じられた場合は遠慮なくお伝えいただくことが重要です。
適切な整体施術において、痛みを伴うほどの強い刺激は必要ありません。しかしながら、「強く押した方が効果がある」という誤った認識が広く浸透しているのが現状です。
この認識は、整体を受ける側だけでなく、施術者側においても「強く押すことを良し」とする施術者が存在することも事実です。ストレッチを例に考えても、強く伸ばすことで柔軟性が向上するという考えは、運動生理学的には誤りであることが科学的に証明されています。
整体施術においても同様に、強い刺激によって一時的に楽になったような感覚を得られても、関節の微細な調整や根本的な機能改善には全く必要ないというのが、我々の専門的見解です。
むしろ、過度な刺激は組織損傷や炎症反応を引き起こし、治癒過程を阻害する可能性があります。適切な圧力での施術こそが、身体の自然治癒力を最大限に引き出し、持続的な改善をもたらすのです。
Q6. 整体を受けることで将来の医療費はどのくらい削減できますか?

A6. 整体による医療費削減効果について
医療費の削減効果については個人差がございますが、整体による予防的ケアは長期的に見て大きな経済効果をもたらす可能性があります。
手術回避による医療費削減
膝や腰の手術を回避できた場合、数十万円から数百万円の医療費削減につながることがあります。手術には入院費、手術費、術後のリハビリテーション費用など多額の費用が発生するため、これらを予防できることの経済的メリットは非常に大きいと言えます。
薬物療法からの脱却
長期的な薬物療法が不要になれば、年間数万円の薬代節約が可能です。慢性的な痛みに対する鎮痛剤や湿布薬、さらには痛み止めの服用に伴う胃薬なども含めると、その費用は相当な金額となります。
医療用品・器具の使用量減少
整体による根本的な改善により、湿布や内服薬だけでなく、サポーターやテーピング用品などの医療用品の使用量も減少することが期待されます。これらの継続的な購入費用も軽減されるでしょう。
最も重要な要素:労働能力の維持
最も大きな経済効果は、労働能力の維持です。腰痛や膝痛による手術や長期療養で仕事ができなくなると、収入の大幅な減少を招きます。整体を定期的に受けることで、このような収入減少のリスクを軽減し、保険的な役割を果たすことが可能です。
身体機能の維持と向上により、継続的な労働が可能となり、結果として長期的な経済的安定につながるのです。
Q7. 病院の治療と整体、どちらを優先すべきでしょうか?

A7. 急性の怪我や重篤な症状の場合は、もちろん医師の診断が最優先です。しかし、腰痛や膝痛、股関節痛などの慢性的な症状の予防や改善を目的とする場合は、整体による根本的なアプローチが有効であることも多いと考えられます。
どちらか一方に偏ることなく、医療機関での診断・治療と整体による予防・改善アプローチを組み合わせることにより、より良い効果を発揮できることがベストだと考えております。
登戸ねもと整体&ストレッチスタジオの「当院のご症状・お悩みメニューまとめ」と「お困り別コラムまとめ」は下記になります。腰痛(坐骨神経痛・ぎっくり腰・分離症・すべり症・腰椎椎間板ヘルニア)肩こり(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・巻き肩・ストレートネック)膝痛・腱鞘炎など症状・お悩みの個別ページに飛ぶことができます。
お困り別コラムに関連する記事