テニス肘(外側上顆炎) でお悩みの方

テニス肘(外側上顆炎) でお悩みの方

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の痛みを根本改善 〜腱付着部症への専門的手技療法〜

関節の動きを整えるアプローチ

肘の痛み改善のためにストレッチを行う日本人女性のイラストと、それを指導する整体師の写真

肘周辺の関節に優しい手技を用いて、わずかな動きの改善を図ります。

手首や肘の回転運動をスムーズにすることで、日常動作での負担を軽減し、痛みの根本的な解決を目指します。

首から肘への連動性改善

首や肩の不調が肘の痛みに影響することを表現した日本人女性と整体師の説明イラスト

首の筋肉の緊張や姿勢の歪みが肘の痛みに影響することがあります。

首から肩、腕全体の動きの連携を改善することで、肘だけでなく全身のバランスを整え、より持続的な改善効果を実現します。

テニスをしなくても起こる?日常生活で発症するテニス肘の仕組み

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、バックハンドのような肘を伸ばす動作を繰り返すことで起こる、多くの方が悩まれている症状です。この痛みは前腕の筋肉、特に手首を反らす筋肉が肘の骨につながる部分で負担がかかりすぎることから生まれます。

テニスをされない方でも、重いバッグを勢いよく取ったり、手首を反らす動作を日常的に繰り返すことで、同じような辛い痛みに悩まされることがあります。その痛みは、朝起きた時や何気ない動作の瞬間に、まるで電気が走るように襲ってくることもあります。

医学的には腱付着部症という状態で、筋肉と骨をつなぐ部分に小さな傷や炎症が起こっています。肘の外側を押すと痛んだり、手首を反らすと鋭い痛みが走ったり、握力が弱くなったりする症状が現れます。

当院では、そんな辛い痛みを抱える皆様のために、肘の関節を優しく動かす手技療法を行っております。関節の動きを改善する専門技術や、硬くなった筋肉や筋膜をほぐすアプローチを組み合わせることで、一人ひとりの症状に寄り添いながら、痛みの軽減と日常生活への復帰をサポートいたします。​​​​​​​​​​​​​​​​

肘の痛みに悩む日本人女性をシンプルに描いたフレンドリーなイラスト
肘の痛みチェックツール - ねもと整体&ストレッチスタジオ

肘の痛みチェックツール

肘の外側の痛みや不調を総合的にチェックします。5つのセクションであなたの状態を3段階で評価し、適切なケアの参考にしてください。

1痛みの場所と特徴

2日常生活への影響

3関連する首・肩の不調

4症状の経過と精神的影響

5動作テストと活動歴

✋ 手首反らしテスト

痛い方の腕を前に伸ばし、手のひらを下に向けて、反対の手で手首を上に反らしてみてください。肘の外側に痛みが生じる場合は要注意です。 ※痛みを感じたらすぐに止めてください
痛みなし
軽い痛み
強い痛み

👊 握力テスト

手をグーに握って力を入れてみてください。以前と比べて握力の低下や肘の痛みを感じる場合は注意が必要です。
問題なし
少し弱い
明らかに弱い

🎯 関連する活動

最近よく行っている活動はありますか?(複数選択可能)
テニス・バドミントン
長時間のデスクワーク
重い家事作業
DIY・工具作業
料理・調理作業
楽器演奏

テニス肘の新常識 〜運動連鎖の乱れが引き起こす関節負担のメカニズム〜

テニス肘や肩の痛みに悩む人のイラストと、改善法を解説する整体師の写真

「あまり肘を使っていないのに、なぜ痛くなるのか?」この疑問を解決するには、肘だけでなく全身の動きの連携を理解することが重要です。

例えば、フライパンを返すような何気ない動作を思い浮かべてください。この時、肘は上げたり伸ばしたりするだけでなく、ひねるような複雑な動きも同時に行っています。さらに手首の細かい関節も連動して動いているのです。この一連の動きを「運動連鎖」と呼びますが、どこか一箇所でもスムーズさを失うと、連携している他の関節に大きな負担がかかってしまいます。

当院では、手首の親指側にある橈骨関節と小指側の尺骨関節に対して、圧縮と牽引の手技を丁寧に行い、関節の摩擦を減らしていきます。同時に肘の回旋運動(ひねり)の改善も図ります。

テニス肘は「肘の筋肉の使いすぎ」と一般的に言われていますが、実は他の関節と同様に、硬くなった肘に適切な「遊び」をつけてあげることで、痛みが驚くほど楽になることがほとんどです。痛みの根本原因は、意外にも動きの連携の乱れにあることが多いのです。

一人ひとりの症状に合わせた丁寧な施術で、本来の滑らかな動きを取り戻すお手伝いをさせていただきます。​​​​​​​​​​​​​​​​

首から腕にかけての神経のつながりを矢印で示し、首の不調が肘の痛みにつながることを解説する日本人女性のイラスト

テニス肘の真の原因は首にもある 〜神経圧迫による関連痛のメカニズム〜

首の筋肉の緊張や頸椎の歪みが神経を圧迫し、肘や腕に痛みを引き起こすメカニズムを示す日本人女性のイラスト

テニス肘の痛みが実は頸椎の神経圧迫から生じる理由は、神経の走行経路にあります。

首の骨(頸椎)の5番目から8番目、そして胸椎1番目から出る神経は、「腕神経叢」という神経の束を形成し、肩から腕、そして肘へと続いています。特に橈骨神経は、肘の外側部分を支配しており、この神経が首の部分で圧迫されると、電線のように痛みやしびれが肘まで伝わってしまうのです。

デスクワークや猫背姿勢が続くと、頸椎の歪みや筋肉の緊張により神経が圧迫されやすくなります。すると肘には明らかな炎症がないのに、テニス肘のような鋭い痛みを感じてしまいます。

つまり、痛みの「発信源」は首にあるのに、「受信する場所」が肘なのです。このため当院では、肘だけでなく首から肩、腕全体の神経の流れを改善する施術を行い、根本的な原因にアプローチしています。​​​​​​​​​​​​​​​​テニス肘の痛みが実は頸椎の神経圧迫から生じる理由は、神経の走行経路にあります。

首の骨(頸椎)の5番目から8番目、そして胸椎1番目から出る神経は、「腕神経叢」という神経の束を形成し、肩から腕、そして肘へと続いています。特に橈骨神経は、肘の外側部分を支配しており、この神経が首の部分で圧迫されると、電線のように痛みやしびれが肘まで伝わってしまうのです。

デスクワークや猫背姿勢が続くと、頸椎の歪みや筋肉の緊張により神経が圧迫されやすくなります。すると肘には明らかな炎症がないのに、テニス肘のような鋭い痛みを感じてしまいます。
つまり、痛みの「発信源」は首にあるのに、「受信する場所」が肘なのです。このため当院では、肘だけでなく首から肩、腕全体の神経の流れを改善する施術を行い、根本的な原因にアプローチしています。​​​​​​​​​​​​​​​​

デスクワークで猫背姿勢になり、首のこりや神経圧迫による不調を感じる日本人女性のイラスト

橈尺関節の微細調整技術 〜1ミリの関節包内運動回復による機能改善〜

当院では、これらのテニス肘に関わる橈尺関節に対して、圧縮と牽引を組み合わせた手技を行った後、前腕関節の内旋・外旋の回旋運動も実施し、関節にわずか1ミリの生理的な遊び(関節包内運動)を回復させる専門的なテクニックを行っております。

この微細な関節の可動性改善により、関節面の適合性が向上し、関節内圧の正常化と滑液の循環促進が図られます。結果として、疼痛の軽減と機能的な動作パターンの回復を実現しています。​​​​​​​​​​​​​​​​

神経学的アプローチによるテニス肘ケア 〜頸椎調整を含む根本改善〜

また、一般的にはあまり実施している施術院は少ないと思われますが、当院では頸椎の関節調整技術を用いて、首から来ている神経の圧迫による肘の違和感に対してもアプローチしております。

頸椎C5-C8から胸椎T1にかけての神経根が形成する腕神経叢の機能異常が、橈骨神経や正中神経の伝達障害を引き起こし、肘部での症状として現れることがあるため、必ず頸椎の調整も含めてセットで施術を行います。

この神経学的アプローチにより、末梢での症状改善だけでなく、中枢からの神経伝達の正常化を図ることで、より根本的で持続性のある施術効果を実現しております。局所的な肘の施術だけでは得られない、包括的な症状改善を目指しています。​​​​​​​​​​​​​​​​

テニス肘の関節アプローチに関するよくある質問

Q1. 何回くらいで効果を感じられますか?

ストレッチや生活習慣アドバイスを受け、肘の症状が改善して笑顔になる日本人女性と整体師のイラスト

A. 慢性化していない症状でしたら、数回の施術でも楽になっている方が多いです。

ただし、症状の程度や発症からの期間により個人差があります。

Q2. なぜ肘だけでなく他の部位も施術するのですか?

関節に負担をかけない優しい手技で肘を調整し、安心した表情の日本人女性を描いた整体施術イラスト

A. 肘がなぜ硬くなっているのかという根本原因を探るため、肩関節と手関節からのアプローチも行います。

運動連鎖の観点から、関連する関節の動きを改善することが重要です。

また、肘や首が原因でも、体全体を見ると主に下肢の筋肉が硬い方が多いです。その為、全身の関節へのアプローチが長持ちさせるにも必要です。

Q3. 関節を動かすと痛くなりませんか?

施術を受けて肘の動きが改善し、笑顔を見せる日本人女性と安心感を伝える整体師のイラスト

A. 当院では関節に負担をかけない優しい手技を用います。

わずか1ミリ程度の微細な動きで関節の遊びを回復させるため、痛みを感じることはほとんどありません。

臨床経験が豊富なのでご安心ください。

Q4. 頸椎の調整も必要なのはなぜですか?

頸椎から腕神経叢へ伸びる神経経路を示し、首の不調が肘の痛みにつながることを解説する日本人女性のイラスト

A. 肘の痛みの原因が首からの神経圧迫による場合があるためです。

腕神経叢の機能を正常化することで、より根本的な改善が期待できます。

Q5. 他にどのような症状に効果的ですか?

テニス肘・ゴルフ肘・手首痛・握力低下など肘周辺の多様な症状に対応していることを示す日本人女性と整体師のイラスト

A. テニス肘だけでなく、ゴルフ肘、肘の曲げ伸ばし時の痛み、握力低下、手首の動作時痛など、肘周辺の様々な症状に対応しています。

すべてのご症状で全身のケアを標準としている為、ご来院時に合わせて調整致します。

Q6. 施術後に気をつけることはありますか?

肘の施術後、関節の動きを確認しながら日常生活のアドバイスを行う施術家と日本人女性のイラスト

A. 施術後は関節の動きが改善されているため、急激な負荷は避け、徐々に日常動作を行うことをお勧めします。

適切なストレッチ指導、生活習慣のアドバイスも行っております。​​​​​​​​​​​​​​​​

施術前に全身の関節の動きを検査していきます

緑色のTシャツとグレーのパンツを着た女性が専門的な測定機器の前で様々なポーズを取っている。左上は前屈姿勢、右上は腰に手を当てた立位姿勢、左下は片腕を横に伸ばした姿勢、右下は自然な立位姿勢。背景には測定機器や医療施設の設備が見える。中央には地球のようなグラフィックアイコンが配置されている。画像上部に黄色い帯で「全身の関節の動きを検査していきます」という日本語テキストが大きく表示されている。

当院ではご来院時に全身の関節可動域測定を実施し、機能障害部位を特定した上で、個別の施術プログラムを策定いたします。

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長による関節調整の様子を示す4枚の写真で構成された画像。白衣を着た男性理学療法士が、緑色のベッドに横たわった患者に対して手技療法を行っている場面が複数角度から撮影されている。左上と左下は患者の脚部への施術、右上は患者の背部への施術、右下は患者の首・頭部への施術を行っている様子。背景には医療機器や施設の設備が見える。中央上部には骨盤の解剖図イラストが配置されている。画像中央に黄色い帯で「200あまりの関節をすべて調整可能です」という日本語テキストが大きく表示されている。画像下部には足の骨格を示すイラストも含まれている。

当院では主訴部位に関わらず、必ず全身の関節調整を実施しております。全身調整を標榜する治療院は多数存在しますが、人体の関節200個を体系的に調整する施術を提供している施設は稀であると考えております。

テニス肘改善のための専門的セルフケア指導 〜関節可動域の正常化アプローチ〜

テニス肘改善のために前腕ストレッチを行う日本人女性と、それを指導する整体師のイラスト。肘の柔軟性回復や再発予防のセルフケアを解説する場面

当院で指導するテニス肘のセルフケアについて
肘の関節は屈曲150度、伸展0度の可動域を持ち、回内70度、回外80度の回旋運動も行います。捻りの動作にも適切な遊びをつけておくことが、テニス肘の改善につながりますので、セルフケアの実践をお勧めしています。
肘と手首は運動連鎖により連動しているため、肘のストレッチを行う際には手首のストレッチも同時に実施しましょう。手首の可動域は伸展70度、屈曲80度ですが、テニス肘の方はこの伸展70度の動きがさらに制限され、負担となりやすい傾向があります。

当院推奨のセルフケア方法
肘を伸ばすと痛みを感じる方には、単純に肘を伸ばすだけでなく、まず肘を十分に曲げてから伸ばすことで関節に遊びをつける方法を指導しています。この動作により関節包内運動が促進され、可動域の正常化が図られます。
可動域を正常に維持できるよう、個々の症状に応じた具体的なストレッチ方法とその頻度について、施術時に詳しくご説明いたします。継続的なセルフケアが症状改善と再発防止の鍵となります。​​​​​​​​​​​​​​​​

テニス肘の根本改善と再発予防 〜痛みのない生活への包括的アプローチ〜

テニス肘改善のための段階的セルフケアとリハビリを行う日本人女性のイラスト。関節可動域の回復やストレッチ、日常生活・スポーツへの復帰までをわかりやすく表現

テニス肘が解消されると、手を使う作業や趣味、またスポーツに打ち込めるようになります。他の部位も同様ですが、痛いところが肘であっても痛みが続くと精神的にも衛生的に良くないので、肘に痛みがあっても全身の連動性を高めたトレーニングや運動を行ってください。

当院ではまず痛みを解消するために整体施術を受けていただいておりますが、痛みが改善したら再発予防のストレッチ指導やパーソナルトレーニングでしっかりとサポートさせていただいております。

やはり肘が痛いだけでも好きなテニスができなくなったり、お料理の時に効率が悪くなったり、また今までやってきた動作ができなくなるという不安から、精神的にも大きな負担になってしまいます。

段階的アプローチの重要性
疼痛の慢性化は運動機能の低下だけでなく、QOL(生活の質)の著しい低下を招きます。当院では、急性期の疼痛管理から機能回復、そして再発予防まで、包括的なプログラムを提供しております。症状改善後のパーソナルトレーニングでは、個々の生活様式に応じた動作パターンの習得と、全身の協調性向上を目指した指導を行っています。​​​​​​​​​​​​​​​​

登戸ねもと整体&ストレッチスタジオの「当院のご症状・お悩みメニューまとめ」と「お困り別コラムまとめ」は下記になります。腰痛(坐骨神経痛・ぎっくり腰・分離症・すべり症・腰椎椎間板ヘルニア)肩こり(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・巻き肩・ストレートネック)膝痛・腱鞘炎など症状・お悩みの個別ページに飛ぶことができます。

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有限会社ディーエスシーエス 代表取締役根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大。
・米国NSCA‐CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・健康運動指導士

向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体&ストレッチスタジオ