「腰が痛いのは骨盤が歪んでいるから」「整体に行けば骨がボキボキ矯正される」――そんなイメージを持っていませんか?
実は、これらの多くは誤解です。背骨や骨盤は、日常生活で簡単にズレるような構造にはなっていません。腰痛・首痛・姿勢の崩れといったお悩みの本当の原因は、骨の位置ではなく、関節の「動きのアンバランス」にあることがほとんどです。
このページでは、当院によくいただく「体の歪み」に関するご質問を10項目にまとめました。
「病院でレントゲンを撮っても異常なしと言われた」「自分でストレッチしているのになかなか改善しない」といったお悩みをお持ちの方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
ねもと整体では、関節一つひとつの可動域をミリ単位で評価する「関節ニュートラル整体」を通じて、動きを回復させることを施術の柱としています。骨を強い刺激で「矯正」するのではなく、関節の動きを「回復」させる――その考え方の根拠と具体的なアプローチを、わかりやすくお伝えします。
目次
- よくある質問
- Q1. 骨盤がズレるとよくないですか?
- Q2. 整体で「骨盤を矯正する」とよく聞きますが何をしているのですか?
- Q3. 「体の歪み」とは具体的にどういう状態ですか?
- Q4. 腰痛や首痛の本当の原因は何ですか?
- Q5. 整体に行くと「骨がボキボキずれていた」と言われましたが、本当ですか?
- Q6. 自分で「体の歪み」を改善しようとストレッチしていますが、なかなか変わりません。なぜですか?
- Q7. 病院でレントゲンを撮っても「異常なし」と言われましたが、なぜ痛いのですか?
- Q8. ねもと整体の「関節ニュートラル整体」とは何ですか?
- Q9. 可動域が改善されると、痛みはどう変わりますか?
- Q10. 施術を受けたあと、どうすれば改善した状態を維持できますか?
よくある質問
Q1. 骨盤がズレるとよくないですか?

A1 「歪みが原因で骨がズレて痛くなる」というイメージをお持ちの方が多いですが、これは正確ではありません。背骨や骨盤はそう簡単にズレる構造にはなっていません。
腰や首の痛みの多くは、関節の動きが狭くなった(可動域が低下した)ことで特定の部位に負担が集中して起こります。整体で「歪みを整える」とは、骨を元の位置に戻すことではなく、関節の動きを回復させることです。
Q2. 整体で「骨盤を矯正する」とよく聞きますが何をしているのですか?

A2 「骨盤矯正」という言葉はよく使われますが、骨盤の骨そのものを動かしているわけではありません。骨盤まわりの関節(仙腸関節・股関節など)の可動域を改善し、動きの偏りを整えることが実際の施術内容です。
ねもと整体では「関節ニュートラル整体」として、どの関節がどの方向に動きにくくなっているかをミリ単位で評価し、必要な方向の動きを引き出すアプローチをとっています。
Q3. 「体の歪み」とは具体的にどういう状態ですか?

A3 一般的に「歪み」と呼ばれている状態は、骨がズレているのではなく、関節の可動域が左右・前後で不均等になっている状態です。
たとえば股関節の内旋(内側への回転)が右だけ極端に狭いと、歩くたびに腰や膝に余分な負担がかかります。この「動きのアンバランス」が積み重なって痛みや姿勢の崩れとして現れるため、骨の位置より関節の動きを評価することが重要です。
Q4. 腰痛や首痛の本当の原因は何ですか?

A4 骨盤は背骨の土台となる部位です。骨盤が前傾・後傾・左右の傾きなどを起こすと、その上に乗る腰椎(腰の骨)のカーブも変化し、腰周辺の筋肉や椎間板への負担が増します。
たとえば骨盤が過度に前傾すると腰が反り過ぎの状態になり、腰椎の後ろ側に圧力が集中して腰痛につながりやすくなります。骨盤の位置を整えることが腰痛改善の基本の一つとされているのはこのためです。
Q5. 整体に行くと「骨がボキボキずれていた」と言われましたが、本当ですか?

A5 骨が日常的にズレて、施術で元に戻る、ということは解剖学的にほぼ起こりません。施術時の「ボキッ」という音は関節内の気泡がはじける音(キャビテーション)であり、骨が動いた音ではありません。
「ずれていた」という説明は患者さんにわかりやすく伝えるための表現であることがほとんどです。大切なのは骨の位置より関節がどの方向に動きにくくなっているかを正確に評価することです。
Q6. 自分で「体の歪み」を改善しようとストレッチしていますが、なかなか変わりません。なぜですか?

A6 ストレッチで筋肉を伸ばしても、関節の可動域の問題が解決されていないと根本的な改善にはつながりにくいことがあります。
たとえば股関節の動きの制限は筋肉だけでなく関節包(関節を包む組織)の硬さが原因になっていることが多く、ストレッチだけでは届かない部分です。まずどの関節のどの方向の動きが制限されているかを特定し、そこに直接アプローチすることが近道です。
Q7. 病院でレントゲンを撮っても「異常なし」と言われましたが、なぜ痛いのですか?

A7 レントゲンは骨の形や位置を確認する検査です。関節の動きの制限や筋肉・関節包の硬さはレントゲンには写りません。「骨に異常なし=問題なし」ではなく、「骨には異常がないが関節の機能に問題がある」というケースが腰痛・首痛には非常に多くあります。
こうした機能的な問題は動作検査や触診によって初めて評価できるため、整体や理学療法士による動作分析が有効なことがあります。
Q8. ねもと整体の「関節ニュートラル整体」とは何ですか?

A8 関節ニュートラル整体とは、各関節が本来持つべき可動域を取り戻すことを目的とした施術アプローチです。「ニュートラル」とは骨格を特定の位置に固定するのではなく、関節がどの方向にも均等に動ける状態のことを指します。
施術では関節一つひとつの動きをミリ単位で評価し、制限されている方向の動きを丁寧に引き出します。骨を「矯正」するのではなく、動きを「回復」させることが目標です。
Q9. 可動域が改善されると、痛みはどう変わりますか?

A9 関節の動きが回復すると、一か所に集中していた負担が分散されるため、痛みが軽減されやすくなります。また体全体の動きがスムーズになることで、日常動作での疲れにくさや姿勢の安定感を実感される方も多いです。
ただし長年の動きのクセや筋力の低下が背景にある場合は、可動域の改善と並行して筋力トレーニングも組み合わせることで、より持続した効果が期待できます。
Q10. 施術を受けたあと、どうすれば改善した状態を維持できますか?

A10 関節の可動域が回復しても、日常の動作や姿勢のクセが変わらないと再び動きが制限されやすくなります。維持のために重要なのは、回復した可動域を「使える筋力」で支えることです。
特に体幹・股関節まわりの筋力が不足していると、関節は正しい動きを保ちにくくなります。ねもと整体ではパーソナルトレーニングと整体を組み合わせ、動きを回復させるだけでなく、その状態を日常生活の中で維持できる体づくりを目指しています。
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