ねもと整体&ストレッチスタジオ根本院長。
整体技術と運動指導の両面からサポート!
最終更新日 2026年7月30日
「うちの子、最近よく膝が痛いって言うんです」「肩が痛くて腕が上がらないみたい」小学生や中学生のお子さんを持つ保護者の方から、こうした相談をよく受けます。
サッカーをしている子は膝、野球やテニスをしている子は肩というように、競技によって痛みの出る場所が変わるのもスポーツ障害の特徴で、多くの保護者の方が「成長痛だから大丈夫」という言葉では片付けられず、整形外科や整骨院、整体などに相談しながら、少しでも痛みが楽になる方法を探しておられます。
しかし実は成長痛と、オスグッド病やリトルリーグ肩といったスポーツ障害はまったく別のものであり、原因もケアの方法も異なります。この記事では、成長痛とスポーツ障害の違い、痛みの特徴から見分けるポイント、自宅でできるケア、そして病院や専門家に相談すべきサインまで、体の専門家の立場から分かりやすく解説していきます。
子供の膝や肩の痛み、こんな症状に心当たりありませんか?

サッカーやバスケットボール、バレーボールなど、走る・跳ぶ動作の多いスポーツをしている小学生や中学生は膝を痛がることが多く、野球やソフトボールのように投球動作を繰り返すスポーツをしている子は肩を痛がる傾向があります。
テニスのようにサーブやスマッシュで腕を大きく振りかぶる動作を繰り返す競技でも、同じように肩の痛みを訴えるケースが見られます。競技特性によって痛む場所がある程度決まってくるのが、成長期のスポーツ障害の特徴のひとつです
成長痛は夜間・就寝時に多いのが特徴

成長痛の典型的な特徴は、日中は元気に走り回っているのに、夕方から夜にかけて、特に就寝時に脚の痛みを訴えることです。
痛みの場所は両脚のすね、ふくらはぎ、太もも、膝の裏側あたりで、関節そのものではなく筋肉に近い部分に感じることが多く、明確な場所を一点で指し示せないのも特徴です。翌朝にはケロッとして痛みを忘れていることも珍しくありません。
スポーツ障害は運動中・運動後に悪化する

一方、スポーツ障害による痛みは性質が異なります。サッカーをしている子が膝のお皿の下、骨が出っ張っている部分をピンポイントで痛がる場合はオスグッド病の可能性があり、野球で投球をしている子やテニスでサーブを打つ子が肩の付け根を痛がる場合はリトルリーグ肩と呼ばれる成長期特有の障害が疑われます。
これらは運動中や運動直後に悪化し、押すと痛い場所がはっきりしている、腫れや熱感を伴うことがある、という特徴があります
なぜ起こる?成長痛とスポーツ障害の原因の違い

一般的に成長痛とは、骨が著しく成長する際に周辺の軟部組織が引っ張られ、その牽引による圧力で症状が発症するケースが多いと考えられています。
ただし原因が完全に解明されているわけではなく、痛みのピークとなる年齢が骨の成長が最も早い時期と一致しないという報告もあり、名前ほど単純な話ではないというのが実情です。
運動量の多い日や疲労がたまった日に悪化しやすいことから、日中の活動による筋肉の疲労や、夜間に分泌が高まる成長ホルモンが痛みの感じ方に影響しているのではないかという説も有力視されています
スポーツ障害は牽引性骨端症という構造的な問題

これに対して、スポーツ障害としての膝や肩の痛みには、骨の成長段階特有のはっきりとした構造的な原因があります。
子供の骨の端には骨端線という、大人にはない柔らかい成長軟骨があり、ここに腱が繰り返し引っ張られる力が加わることで炎症が起きます。これを牽引性骨端症と呼びます。
オスグッド病のメカニズム

膝で言えばオスグッド病がその代表で、太もも前面の筋肉から膝のお皿を通ってすねの骨に付着する腱が、ジャンプやダッシュを繰り返すたびに骨の出っ張り部分を引っ張り続けることで炎症を起こします。
リトルリーグ肩のメカニズム

肩の場合は、野球の投球動作やテニスのサーブ動作のように、腕を大きく振りかぶって投げる、あるいは打つ動きを繰り返す中で、肩の骨の成長軟骨部分にねじれの力が集中し、リトルリーグ肩と呼ばれる状態を引き起こします。
これは特定のスポーツで酷使される部位に起こりやすく、成長期特有の骨の柔らかさが背景にあるという点で、成長痛とは根本的にメカニズムが異なります。
成長痛と診断されても、改善できる可能性があります

医師でも成長痛と判断するのは難しいケースがあります。
捻挫や肉離れ、骨折といった他のケガと違い、実際には医師であっても成長痛だとはっきり見分けられるケースは限られてきます。
レントゲンなどの検査で明確な異常が見つからないことから、消去法的に成長痛と説明されることも少なくありません。
柔軟性や体の使い方を工夫すると痛みが変わることも

だからこそ知っておいていただきたいのは、成長痛と診断されたとしても、柔軟性を上げたり体の使い方を工夫したりすることで、痛みが軽減したり解消したりする可能性があるということです。
今通っている整形外科や整骨院の先生から「成長期だから仕方がない」と言われたとしても、可動域が変わった途端に痛みが全く出なくなるということも実際によくあります。
整体や整骨院、整形外科といった施設は、限られた時間の中で専門家として相談に乗ったり治療にあたったりすることができますが、お子さんと接する時間が一番長いのは保護者の方です。
ご家庭で一緒にストレッチやエクササイズに取り組む中で、痛みが楽になっていくということはよくあります。
【まとめ】

子どもの膝や肩の痛みは、「成長痛」と「スポーツ障害」をしっかり区別することが大切です。成長痛は夕方から就寝時にかけてぼんやり痛み、翌朝には忘れていることが多いのが特徴です。一方スポーツ障害は、運動中や運動直後に悪化し、押すと痛む場所がはっきりしていて腫れや熱感を伴うこともあります。成長痛と診断されても諦める必要はありません。
子どものスポーツ障害を理解するためのポイント
- 走る・跳ぶ動作の多いスポーツ(サッカー・バスケ)では膝に、腕を振る動作の多いスポーツ(野球・テニス)では肩に痛みが出やすい
- 子どもの骨の端にある成長軟骨(骨端線)に腱が繰り返し引っ張られることで炎症が起きる(牽引性骨端症)
- 膝の代表例はオスグッド病(太もも前面の腱が膝下を引っ張る)、肩の代表例はリトルリーグ肩(投球のねじれが成長軟骨に集中する)
- 検査で異常が見つからず消去法的に「成長痛」と説明されるケースも多いが、柔軟性を高めることで痛みが軽減・解消することは実際によくある
- 可動域が変わった途端に痛みが消えるケースもあり、体の使い方の工夫が大きな改善につながる
「成長痛だから仕方ない」と諦めず、体の使い方や柔軟性へのアプローチを続けることで、お子さんが思い切りスポーツを楽しめる体を取り戻すことができます。お悩みの方は、ぜひねもと整体&ストレッチスタジオへお気軽にご相談ください。
お気軽にご相談ください
お身体の不調でお悩みの方、一人で抱え込まずに専門家にご相談ください。
向ヶ丘遊園・登戸ねもと整体&ストレッチスタジオのご予約はこちらです
📞 電話予約 044-922-9881 📱 LINE予約はこちら 🌐 ネット予約(LINE不要)当日予約可・24時間LINE自動予約・24時間ネット予約
登戸ねもと整体&ストレッチスタジオの「当院のご症状・お悩みメニューまとめ」と「お困り別コラムまとめ」は下記になります。腰痛(坐骨神経痛・ぎっくり腰・分離症・すべり症・腰椎椎間板ヘルニア)肩こり(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・巻き肩・ストレートネック)膝痛・腱鞘炎など症状・お悩みの個別ページに飛ぶことができます。



