背骨の歪み矯正の真実 自分ではできない理由

背骨の歪み矯正の真実 自分ではできない理由

背骨の歪み矯正は、本当に歪みを戻しているの?

今回はよく聞かれる質問。「背骨の歪み」「骨盤の歪み」ついて、お話していこうと思います。皆さん そんなに簡単に骨がズレると思いますか?本当にズレたら、脊髄が損傷してしまいます。また「医療機関で骨が歪んでいます」とレントゲンを撮られても言われないと思います。整体院経営を17年と経験豊富な豊原先生をゲストに真実をお伝えしていきます。

ねもと整体&ストレッチスタジオの根本です。
先日、KUMAMOTO腰痛肩こりケアセンターの豊原院長とYouTube、Facebookライブを行いました。
豊原院長とYouTube、Facebookライブを行いました。
「背骨が歪んでいる?」
「骨盤が歪んでいる?」
「背骨がズレている?」
色々な整体院・カイロプラクティック・整骨院で言われたりされていると思います。
しかし、関節ニュートラル整体では、全く違う理由で成り立っているんです。
YouTubeをご覧頂くと整体のイメージが一新されるはずです。
胸椎がポイント!ここが硬いと首や腰に影響する

背骨が硬いと、腰痛肩こりになりやすくなります。その場所は、上の画像の部分、胸椎です。
スポーツでもこの胸椎が自由に動けば、しなやかに動きやすくなります。
私達、関節ニュートラル整体でも調整するメインの部位と言ってもいいと思います。

背骨の中で弱いところは?
これは、皆さんに知っておいて欲しい情報です。
なぜなら、このことを知らないばかりに多くの方が間違ったケアやエクササイズを行ってしまっているからです。
 

背骨のコンディショニングは自分ではできない

今回対談した豊原先生も話していましたが「ストレッチポールは以前は使っていましたが現在は使っていません」
ストレッチポールは、背骨の下に置いて、背骨のコンディショニングになると思われています。
しかし、豊原先生が語っているように「柔らかい素材に背骨を当てても何も起こりません」

背骨を自分でコンディショニングするのは、時間の無駄?!

背骨や骨盤を矯正するというストレッチポール
ストレッチポールは軟部組織(皮、皮下組織、筋肉)を緩めに為につかうグッズ。
決して、
骨盤矯正や姿勢矯正ができるグッズではありません。
自分の関節の中の調整を行うことは限界があります。
それよりも下半身のストレッチやスクワット・踵上げのカーフレイスが大切だと皆さんにお伝えしています。

自宅で最低限行った方がいいエクササイズは?

自分で骨盤や背骨を調整することは難しいです。
私がセミナーで指導して内容でしたら、少しできますが、ネットのエクササイズくらいではできません。
それより前回のテレワーク対策3選で紹介したようなカーフレイズや腿裏のストレッチ・シュラッグが大事。
記事を見て、毎日励行してください。その方が皆さんに何倍も利益になる情報ですよ。

具体例を紹介します


自己流の背骨矯正の問題点の具体例:
ストレッチポールで背中をゴロゴロと転がすだけでは、表面の筋肉が緩むだけで、深部の関節までは届きません
YouTubeで見た背骨矯正エクササイズを真似て、急激な動きで背中を反らすと、かえって負担がかかる可能性があります
自分で背中を捻ったり、壁に寄りかかって背骨を伸ばそうとしても、正確な力加減や角度が分からないため効果が限定的です

効果的な下半身トレーニングの具体例:
カーフレイズ(踵上げ)の正しい方法:
両足を肩幅に開いて立ちます
つま先立ちになるように、かかとをゆっくりと持ち上げます
2秒かけて上げ、1秒止め、2秒かけて下ろすテンポで行います
1セット15-20回を目安に、1日3セット実施します
慣れてきたら片足で行うことで負荷を上げることができます

腿裏のストレッチ:
床に座り、片足を前に伸ばします
もう片方の足は曲げて、太もも内側をつけます
背筋を伸ばしたまま、前に倒れていきます
痛みのない範囲で20-30秒キープします
左右の足で交互に3セットずつ行います

シュラッグ(肩すくめ運動):
肩をできるだけ耳に近づけるように上げます
2秒かけて上げ、1秒止め、2秒かけて下ろします
15-20回を1セットとして、1日3セット行います
慣れてきたら軽いダンベルやペットボトルを持って負荷を加えます

日常生活での姿勢改善の具体例:
デスクワーク時は30分おきに軽い首回しや肩回しを行う
椅子に座る際は、背もたれにしっかりと寄りかかり、足は床につける
スマートフォンの使用時は、目線が下がりすぎないよう、端末を上げて使用する
寝る際は横向きの場合、膝の間に薄い枕を挟む
仰向けで寝る場合は、膝の下に小さな枕やタオルを入れる

継続的なケアの重要性:
朝一番のストレッチを習慣化する(5-10分程度)
就寝前のリラックスストレッチを行う(10-15分程度)
週1-2回は専門家による適切なケアを受ける
日々の姿勢チェックを心がける
定期的な運動習慣を確立する

これらの運動やストレッチは、急激な効果を期待するのではなく、継続的に行うことで徐々に体の状態を改善していくことが重要です。特に下半身の筋力強化やストレッチは、上半身の姿勢改善にも大きく影響するため、毎日の習慣として取り入れることをお勧めします。

記事のまとめ

胸椎が重要なポイント:
胸椎の硬さは首や腰に影響を与える
スポーツのパフォーマンスにも関係する
関節ニュートラル整体での主な調整部位

自己矯正の限界:
ストレッチポールなどの道具による背骨の自己調整は効果が限定的
ストレッチポールは軟部組織を緩める道具であり、骨盤矯正や姿勢矯正の効果は期待できない
関節内部の調整を自分で行うことには限界がある

推奨される代替エクササイズ:
下半身のストレッチ
スクワット
カーフレイズ(踵上げ)
腿裏のストレッチ
シュラッグ

熟練者の先生との対談動画