背骨の歪み矯正の真実 自分ではできない理由

背骨の歪み矯正の真実 自分ではできない理由

背骨の歪み矯正は、本当に歪みを戻しているの?

背骨と骨盤の歪みを説明する整体師のイラスト。正しい背骨と歪んだ背骨の比較を通じて姿勢改善の重要性を伝える

今回はよく聞かれる質問。「背骨の歪み」「骨盤の歪み」ついて、お話していこうと思います。皆さん そんなに簡単に骨がズレると思いますか?本当にズレたら、脊髄が損傷してしまいます。また「医療機関で骨が歪んでいます」とレントゲンを撮られても言われないと思います。整体院経営を20年と経験豊富な豊原先生をゲストに真実をお伝えしていきます。

ねもと整体&ストレッチスタジオの根本です。
先日、KUMAMOTO腰痛肩こりケアセンターの豊原院長とYouTube、Facebookライブを行いました。
豊原院長とYouTube、Facebookライブを行いました。

「背骨が歪んでいる?」
「骨盤が歪んでいる?」
「背骨がズレている?」

色々な整体院・カイロプラクティック・整骨院で言われたりされていると思います。
しかし、関節ニュートラル整体では、全く違う理由で成り立っているんです。

YouTubeをご覧頂くと整体のイメージが一新されるはずです。
胸椎がポイント!ここが硬いと首や腰に影響する

背骨は頭と骨盤との間に24個の骨が連なっています

背骨が硬いと、腰痛肩こりになりやすくなります。その場所は、上の画像の部分、胸椎です。
スポーツでもこの胸椎が自由に動けば、しなやかに動きやすくなります。
私達、関節ニュートラル整体でも調整するメインの部位と言ってもいいと思います。

全身の調整する関節ニュートラル整体 力を分散させる
背中の中心部に赤くハイライトされた背骨の弱点を示すイラスト。胸椎から腰椎にかけての負担や歪みを表現した後ろ姿の人体図

背骨の中で弱いところは?
これは、皆さんに知っておいて欲しい情報です。
なぜなら、このことを知らないばかりに多くの方が間違ったケアやエクササイズを行ってしまっているからです。
 

背骨のコンディショニングは自分ではできない

背中の痛みを自分で良くしようとする女性のイラスト。背骨を手で押す姿にバツ印が重なり、セルフコンディショニングの危険性を表現

今回対談した豊原先生も話していましたが「ストレッチポールは以前は使っていましたが現在は使っていません」

ストレッチポールは、背骨の下に置いて、背骨のコンディショニングになると思われています。

しかし、豊原先生が語っているように「柔らかい素材に背骨を当てても何も起こりません」

背骨を自分でコンディショニングするのは、時間の無駄?!

女性がフォームローラーで背骨をストレッチしている様子を男性が疑問そうに見つめるイラスト。セルフコンディショニングの効果に対する疑念を表現

背骨や骨盤を矯正するというストレッチポール
ストレッチポールは軟部組織(皮、皮下組織、筋肉)を緩めに為につかうグッズ。

決して、
骨盤矯正や姿勢矯正ができるグッズではありません。
自分の関節の中の調整を行うことは限界があります。

それよりも下半身のストレッチやスクワット・踵上げのカーフレイスが大切だと皆さんにお伝えしています。

自宅で最低限行った方がいいエクササイズは?

ストレッチを行う女性のイラスト。壁を使ったふくらはぎのストレッチ、ハムストリングスの前屈ストレッチ、正しい姿勢で立つポーズの3種類を紹介。柔軟性向上や姿勢改善、下半身の筋肉ケアに効果的な自宅エクササイズ

自分で骨盤や背骨を調整することは難しいです。
私がセミナーで指導して内容でしたら、少しできますが、ネットのエクササイズくらいではできません。
それより前回のテレワーク対策3選で紹介したようなカーフレイズや腿裏のストレッチ・シュラッグが大事。
記事を見て、毎日励行してください。その方が皆さんに何倍も利益になる情報ですよ。

背骨の歪みを起こしているのは下肢の筋群

猫背・骨盤後傾・ハムストリングスの硬さによる姿勢不良を解説する図解|前屈時の筋肉の緊張と腰痛の関係猫背・骨盤後傾・ハムストリングスの硬さによる姿勢不良を解説する図解|前屈時の筋肉の緊張と腰痛の関係

ハムストリングスの硬さによる背骨の歪み:専門的解説
背骨の歪みに対する誤解と真実
背骨の歪みと聞くと、多くの人は背骨単体の問題として捉え、「姿勢を意識すれば治る」と考えがちです。しかし、我々専門家の視点から言うと、ハムストリングスが硬いと骨盤が後傾し、背骨の歪みや姿勢不良が起こるというのは自明の理です。
人間の身体には「運動連鎖」という重要な概念があります。

これは、ある部位が歪むと別の部位が代償作用を起こすという現象です。この運動連鎖こそが、下肢の筋群である ハムストリングスが背骨の歪みに直接影響を与える理由なのです。

ハムストリングスの解剖学的特徴
ハムストリングスは以下の3つの筋肉から構成されています:
大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
半腱様筋(はんけんようきん)
半膜様筋(はんまくようきん)
これらの筋肉は坐骨結節から脛骨と腓骨に付着しており、この解剖学的特徴こそが骨盤を後方から引っ張り、背骨を曲げる原因となっています。

骨盤後傾のメカニズム
1. 牽引力による骨盤の変化
ハムストリングスが硬化すると、坐骨結節を下方に引っ張る力が増強されます。この継続的な牽引により、骨盤は後方に傾斜する「骨盤後傾」の状態になります。
2. 骨盤角度の変化
正常な骨盤前傾角度は約30度とされていますが、ハムストリングスの硬さによりこの角度が減少し、場合によっては完全に後傾してしまいます。
3. 脊柱への連鎖的影響

骨盤後傾により仙骨の角度が変化し、腰椎の生理的前弯が減少します。人体は直立姿勢を維持するため、この変化を胸椎や頸椎で代償しようとし、結果として脊柱全体の S字カーブが崩れてしまいます。

ハムストリングスの硬さの実態
簡単なセルフチェック方法
前屈テストによりハムストリングスの硬さを確認できます:
膝を伸ばした状態で前屈する
指が床につきづらい場合は、ハムストリングスが硬い証拠

現代人の宿命
手に比べて足は日常的に体重を支え、立位や歩行で酷使されます。現代の座位中心の生活様式により、ハムストリングスは常に短縮位にあり、柔軟性が低下しやすい環境にあります。これは現代人の宿命とも言えるでしょう。

ハムストリングスの硬さによる背骨の歪み:専門的解説

ハムストリングスの硬さによって骨盤が後傾し、背骨に歪みが生じるメカニズムを示す医療イラスト。前屈する女性と背骨のアライメント変化の比較図

背骨の歪みに対する誤解と真実
背骨の歪みと聞くと、多くの人は背骨単体の問題として捉え、「姿勢を意識すれば治る」と考えがちです。しかし、我々専門家の視点から言うと、ハムストリングスが硬いと骨盤が後傾し、背骨の歪みや姿勢不良が起こるというのは自明の理です。
人間の身体には「運動連鎖」という重要な概念があります。これは、ある部位が歪むと別の部位が代償作用を起こすという現象です。この運動連鎖こそが、下肢の筋群である ハムストリングスが背骨の歪みに直接影響を与える理由なのです。

ハムストリングスの解剖学的特徴
ハムストリングスは大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉から構成されています。これらの筋肉は坐骨結節から脛骨と腓骨に付着しており、この解剖学的特徴こそが骨盤を後方から引っ張り、背骨を曲げる原因となっています。

骨盤後傾により仙骨の角度が変化し、腰椎の生理的前弯が減少します。人体は直立姿勢を維持するため、この変化を胸椎や頸椎で代償しようとし、結果として脊柱全体の S字カーブが崩れてしまいます。

ハムストリングスの硬さの実態
簡単なセルフチェック方法
前屈テストによりハムストリングスの硬さを確認できます。膝を伸ばした状態で前屈し、指が床につきづらい場合は、ハムストリングスが硬い証拠です。

現代人の宿命
手に比べて足は日常的に体重を支え、立位や歩行で酷使されます。現代の座位中心の生活様式により、ハムストリングスは常に短縮位にあり、柔軟性が低下しやすい環境にあります。これは現代人の宿命とも言えるでしょう。

早期介入の重要性として、ハムストリングスの柔軟性低下は進行性の問題であり、できるだけ早く柔軟性を回復することが脊椎の歪みの予防と改善に直結します。

生活習慣の見直しとしては、長時間座位の回避、定期的な運動習慣の確立、デスクワーク環境の改善が挙げられます。

運動連鎖による複合的な影響
生理的カーブの減少による多面的な問題
下半身が硬くなり、骨盤が後傾してくると仙骨の角度が変化し、腰椎の前弯が減少します。この生理的カーブが減少すると、以下のような多面的な問題が発生します:

この生理的カーブの減少は、腰痛の発症リスクを増加させるだけでなく、肩こりや首の痛みの発生、全身の筋肉バランスの崩れを引き起こします。さらに、姿勢の悪化による見た目の問題、自信の低下、格好悪い姿勢による社会的な影響など、美容・心理的な側面においても深刻な問題となります。

代償メカニズムの複雑性
骨盤後傾を何とか代償しようとすると、今度は首や胸椎が疲れたり痛くなってきます。このように運動連鎖というのは、問題が起きているところだけではなく、その引き金になっているのがどの筋肉なのか、どこがかばって症状が起きているのかということを追求する必要があります。

現代人の生活様式による影響
現代人はデスクワーク中心の生活様式により、座っている時間が長時間に及びます。そのためハムストリングスが硬くなってくると骨盤後傾が起こりますが、それだけでなく全身の連鎖反応により複合的な症状が現れます。

従来のアプローチの限界と新たな視点
よくある誤解
ハムストリングスの柔軟性の改善には、筋膜リリースやストレッチングをやろうかなと考えられがちですが、ここが大きな落とし穴なのです。
単一アプローチの限界
ハムストリングスの柔軟性を回復させるには、単なるストレッチ、単なる筋膜リリースでは大きな効果を望むことは不可能です。なぜなら、ハムストリングスの硬さは単独の問題ではなく、身体の生理的な機能を維持するための複合的な問題だからです。

包括的なアプローチの必要性
自然と柔軟性を回復させるような運動プログラムが必要です。これには身体全体の協調性を考慮したエクササイズ、段階的な筋力向上プログラム、日常生活動作の改善指導、継続可能なセルフケア方法などの要素が含まれます。

臨床経験に基づく改善戦略
自然な構造への回復
そうならないためにも、自然な形で骨盤後傾が起こりづらい身体の構造にしなければいけません。それには下半身の柔軟性を回復することが最優先であると考えています。

長期的な視点での改善
当院では、長年この問題に取り組み、多くの方が私のリハビリテーションを実践し、自然な形で姿勢不良も改善しています。整体院としては、痛みを楽にすることが目的になりますが、そのために実は自宅で行う日々のセルフケアというのが最も重要と感じています。

セルフケアの重要性
症状の根本的な改善には、継続可能なエクササイズプログラム、正しい姿勢の習慣化、生活習慣の見直しといった日常的な取り組みが不可欠です。同時に、個人の状態に応じたプログラム設計、段階的な改善計画の立案、定期的な評価とプログラムの調整という専門的な指導も重要な要素となります。

専門家としての結論
ハムストリングスの硬さによる背骨の歪みは、単独の問題ではなく、全身の運動連鎖の結果として現れる複合的な問題です。従来の単一アプローチでは限界があり、身体の生理的な機能を総合的に考慮した包括的なアプローチが必要です。

特に重要なのは、痛みの軽減だけでなく、自然な身体の構造を回復させることです。そのためには、専門的な知識に基づいた適切なプログラムと、日々の継続的なセルフケアが不可欠となります。現代社会の生活様式による影響を理解し、予防的な観点から取り組むことが、長期的な健康維持の鍵となります。

熟練者の先生との対談動画