40代からはじまる膝痛 原因は何?70代になると70%変形

膝の痛みは40代から急増 - 2人に1人が経験する変形性膝関節症
2023年、整形外科学会は8年ぶりに診療ガイドラインを改定し、40歳以上の2人に1人が変形性膝関節症であること、そして18,000人もの予備軍がいることを明らかにしました。歩くだけで体重の2.6倍、階段を降りる時には3.5倍もの負担がかかる膝関節。血管のない軟骨は一度すり減ると修復が難しく、早期予防が重要です。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋先生との対談では、膝の痛みの多くは膝だけの問題ではないことが指摘されています。整体施術では膝への直接的なケアは全体の3割にとどまり、残り7割は足首や股関節など他の部位のケアが必要となります。特に足首が硬いとしゃがめない、股関節が固いと膝に負担がかかるなど、全身の使い方が膝の痛みに大きく影響します。
すでに変形性膝関節症の症状がある方、または予防に取り組みたい方に向けて、科学的な筋トレとストレッチ、そして全身の関節調整を含めた効果的なアプローチ方法をご紹介します。
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こんにちは。向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体です。
変形性膝関節症について、今日はお話ししたいと思います。
歩くときに違和感がある、膝が痛くて眠れない。そんな方は変形性膝関節症かもしれません。
2023年に整形外科学会は8年ぶりに診療ガイドラインを改定しました。40歳以上の2人に1人が変形性膝関節症で18,000人の予備軍がいるそうです
骨と骨がぶつかる変形性膝関節症。今でも2人に1人の子の膝の病気が高齢化社会でさらに増えるでしょう。
痛みがひどくなる前に予防することが大事になります。
軟骨と言うのは栄養を運ぶ血管がないので修復が難しいと言われています。加齢により軟骨細胞の働きが衰え、体が固いとストレスがかかり、膝の軟骨がすり減っていきますね。
膝の軟骨を守り、日常的にトレーニングと整体などの施術でメンテナンスを図ることが予防になります。
関節のひざで痛みで40代から多いのが膝の関節が擦り減り、変形していく関節炎。
動画対談している先生と、医療で行われていない膝痛の対策についてお話しています。
トップトレーナーとの対談動画もご覧ください。
日大レスリング部ヘッドトレーナー及川雅登先生の元、私も15年日大レスリング部の選手のコンディションングも担当させて頂きました。現在、引き継いで日大レスリング部ヘッドトレーナーの仮屋先生との対談は一般の方にも膝の痛みを解消できる一助になるでしょう。
整形外科でのリハビリを多くの方が行っておりますが、私達は全身の関節の調整をデフォルトとしています。ここの違いが重要なんです。
なぜなら?膝の痛みも膝以外からくるケースがほとんど。しかし、多くの整体や整骨院でも膝以外の足関節・股関節・脊椎まで流れるように全身調整することはないと思います。
足首一つでも動かないとしゃがめないですよね?
しゃがめないのに日常ではしゃがむような動作が多い。つまり、できない動作が多いといつの間にか?膝の負担が強くなってしまっています。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋先生との対談:膝の痛みが膝だけのケアでは良くならない理由
【冒頭の会話】
仮屋先生:「こんにちは。今日は膝の痛みをテーマに話していきたいと思います」
根本院長:「よろしくお願いします」
仮屋先生:「はい、膝の痛みの方はですね、まず私も整体の方によく変形性の膝の痛いかんって言って来られるんですが、やっぱり膝が痛い方は結構多くて」
根本院長:「なるほど」
仮屋先生:「本当に最悪の場合は、あの変形性膝関節症が進行すると、もう人工関節の手術になりますから。実際にその人工関節の手術をしてる方も来院されます」
根本院長:「膝って消耗品みたいな感じですね」
仮屋先生:「そうですね。だから早くケアをしておけば、回避できる部分もあります」
【膝痛の症状と進行】
初期症状
・違和感や軽い痛みから始まる
・多くの場合、荷重時(体重をかけた時)に痛みが出現
・「なんとなく痛くなった」という患者が多い
進行性の問題
・放置すると変形性膝関節症に進行
・症状が悪化すると人工関節手術が必要に
・実際に人工関節手術後の患者も来院
・膝は「消耗品」のような性質を持つ
【治療とケアの実際】
整体施術での特徴
・膝への直接的なケア:全体の3割
・その他の部位のケア:全体の7割
・関節ニュートラル整体では必ず全身をチェック
・見落としを防ぐため、総合的な評価を実施
重要な関連部位
・足首:前後の可動性が重要
・股関節:連動した動きの確保
・足の指:特に第2指を中心とした機能
・体重移動のメカニズムに注目
【足の機能と膝痛の関係性】
足指の重要性
・5本の指、特に第2指が重要
・親指が下がると他の指が反対に上がる仕組み
・この機能が低下すると体重移動が不適切に
・不適切な体重移動が膝への過度な負担を招く
歩行時の問題
・足の機能低下により外側や内側に体重が偏る
・偏った体重負荷が膝の痛みを引き起こす
・単純な原因ではなく、複合的な問題として捉える必要性
【一般的な対処法の限界】
よくある対処法
・足首回し→不十分な効果
・インソールの使用→一時的な効果
・グルグル回すだけの運動→効果が限定的
問題点
・インソールは劣化により効果が低下
・単純な運動では硬い部分だけが動く
・苦手な動きが改善されない
【推奨される対策】
運動療法
・体重をかけた状態での適切なエクササイズ
・椅子からの立ち上がり運動(スクワット)
・大腿四頭筋のトレーニング
総合的アプローチ
・足指、足首、股関節を含めた包括的なケア
・正しい歩行パターンの習得
・専門家による適切な指導
仮屋先生の重要なアドバイス:
「膝の痛みは、単に膝だけの問題として捉えるのではなく、体全体の使い方、特に足首から股関節までの連動した動きの改善が重要です。早期からの適切なケアと、総合的なアプローチが効果的な改善につながります」
※注意事項:
・症状の進行具合によって適切な対処法は異なります
・自己判断での過度な運動は避け、必要に応じて専門家に相談してください
・定期的なケアと予防的な取り組みが重要です

変形性膝関節症になりたくないなら、早めに科学的な筋トレ・ストレッチを!

日常動作でも歩くだけで、体重の2.6倍、階段降りるときは、さらに3.5倍の負担がかかると言われています。ランニングなどもかなりの膝の負担になるということがわかります。ダイエットによっても、膝の負担が減るので、シェイプアップを行うことも非常に効果的だと思います。
痩せる方法として、食事制限は筋肉が落ちてしまうので、体重を落とすことよりも体脂肪落とすことを考えた方がいいと思います。
新しいガイドラインにも運動の効果が記載されているようです。適度な運動は筋肉のを強化することができ、可動行きを向上させることもできます。
安定してよく言われているように、大体四頭筋をトレーニングする。骨盤の中臀筋も骨盤が安定するので、膝の負担を減らすことにつながります。
膝痛も最悪の状態までいくと人工関節になります。
予防は関節がキーワードです。
ただ、、、
医療と我々の関節ニュートラル整体は着眼点が違います。
私達は薬も使えないし、手術もできません。
ですが、全身の関節をチェックし、調整しています。
膝痛だけど、全身の関節を調整する

軟骨がすり減る前にスクワットを行うことが重要だと改めて感じています。なぜなら、膝が痛くなってしまうと、効果的なスクワットの動作すらできなくなってしまうからです。
また筋トレをすることで、肥満を防ぎ、体重型の予防にもなります。
自分で膝痛の変形性膝関節症の予防としては、筋トレ+ストレッチがオススメですね。
ただし、すでに膝の痛みが強くなってしまった方は、整体や整形外科などを上手に利用する必要があります。
しゃがむ動作はスクワットのように、両足で、股関節・膝関節・足関節を動かしてしゃがみます。
私は日々ストレッチをして、体が柔らかい方なので、フルスクワットができますが、足首や股関節が硬い方は、膝を過剰に曲げたり、腰を屈めてしまうようになります。
これは運動機能の問題です。
関節内注射で、ヒアルロン酸の注入をしても、残念ながら効果は短期的なことも多いです。
例えば、画像のようにしゃがみやすくなれば、痛みがやわらぐ可能性があります。

40代・50代 変形性膝関節症になりやすい方は?

ハムストリングスが硬い方は変形性膝関節症になりやすいと思います。この腿の裏側のハムストリングスはストレッチではなかなか伸びず、やり方があります。
ねもと整体&ストレッチスタジオでは整体と併用して、パーソナルトレーニングのコースで個別にあった筋トレやストレッチをマンツーマン指導しております。
自己流の筋トレで逆に膝を痛める方も多いと思います。世界的なエビデンスが方法をパーソナルトレーニングの上級ライセンスを複数取得している根本が個人指導しております。
【まとめ】40代からの膝の痛み:全身ケアで予防・改善を!

変形性膝関節症は40歳以上の2人に1人が経験する一般的な症状です。2023年に改定された整形外科学会の診療ガイドラインでは、18,000人もの予備軍が存在することが明らかになりました。
医療機関でのリハビリと異なり、関節ニュートラル整体では全身の関節調整をデフォルトとしています。この違いが重要な理由は:
膝への負担の実態
歩行時:体重の2.6倍
階段降り時:体重の3.5倍
血管のない軟骨は修復が困難
膝痛改善の新しいアプローチ
膝のケア:全体の3割
その他の部位のケア:全体の7割
足首・股関節など全身の連動を重視
効果的な予防・改善策
科学的な筋トレとストレッチの組み合わせ
体脂肪の適正化(単なる体重減少ではない)
全身の関節調整による予防
予防が特に重要な理由は、軟骨が一度すり減ってしまうと修復が難しいためです。適切なケアを怠ると、最悪の場合は人工関節手術が必要になることもあります。早期からの予防的なケアと、必要に応じて整体や整形外科などの専門家に相談することをお勧めします。
有限会社ディーエスシーエス 代表取締役根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大。
・米国NSCA‐CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・健康運動指導士
向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体&ストレッチスタジオ
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