猫背改善を改善させたい方

猫背改善を改善させたい方

猫背改善の本質:整体とストレッチの効果的な組み合わせ

猫背の定義としては、姿勢不良で背中が丸くなり、肩が前に巻き込まれる巻き肩とセットで猫が丸くなっている視線に行っていることから、猫背と言う名前の由来があります。
一般的には、デスクワークやスマートフォンの前の姿勢や不適切な立ち方や座り方の癖、重いものを肩側で持って重心のアンバランス、腹筋、背筋の筋力低下と認識されています。

ただし、猫背は単なる癖ではないというのが私の見解です。長年整体とパーソナルトレーニング行ってきており、どのような方が猫背になっているのか注意深く見てみると、下半身の柔軟性が低い方は座った途端に、背中が極端に悪くなる傾向にあります。
このような場合は、下半身の柔軟性を回復しなければ、猫背はまず解決しません。
一般的に言われている。猫背改善の情報だけでは解決しない。もっと根底にある柔軟性や筋力・バランス点からも猫背についてお伝えしていきたいと思います。

なぜ?筋力の問題だけで猫背は改善しないのか?

私は長年、アスリートの整体やパーソナルトレーニング指導も行ってきました。よく腹筋、背筋を鍛えれば、姿勢改善に良いなどといった情報も多いのですが、後、重量で瞬発力がものすごい高いアスリートでも、すごい猫背な選手はいっぱい見てきました。

という事は、、 単に筋肉をつければ、猫背が改善しないと言う事は誰にでもわかると思います。 筋力の問題だけではないと言うことを仮定しても、筋力も大事だと言うことも事実です。

ただ、それは筋力があるかないかと言う判別よりも、どこの筋肉が使っていないかと言うバランスの問題になるので、そちらの点もお伝えしていきたいと思います。

まず、猫背になりやすい特徴として、腿の後ろのハムストリングスが硬くなると、骨盤後傾が起こり、骨盤が後ろに寝てしまうので、結果的に猫背になってしまいます。 この骨盤後傾は、従来のストレッチでもなかなか改善しないので、専門家の指導が必要になってきます。

ただし、猫背の改善の専門家といっても、ほとんどの施設では、上半身だけの対応しかしていないと思うので、猫背の改善が現実的には難しいと思います。 そして前述のとおりの筋力の問題として、胸部の大胸筋の方を鍛えるだけだと逆に猫背になりやすいと言うこともお伝えしたいと思います。

例えば、中学校や高校の部活の筋トレと言うと、代表的なのが腕立て伏せです。 しかし、部活のトレーニングで、背中の筋トレを記憶はあるでしょうか? 多くの方が腕立て伏せと腹筋が中心ではないでしょうか?

これは筋トレが逆に、胸側の筋肉の緊張が強くなる。腕立て伏せを行っていながら、背中の筋肉のトレーニングはしていないことから、大胸筋が収縮し、背中側の筋肉が弱化することでアンバランスによる姿勢不良と言うケースです。 単に筋トレをすれば、猫背が改善するわけではないと言う一例です。

猫背が引き起こす重大な3つの問題 心理的・成長期・健康上の要因

ご意見をありがとうございます。猫背の影響について詳しく述べられていますね。いくつか誤字がありましたので、修正版をご提案します:
「猫背は見かけも良くなく、自信がないような心理的にも弱くなってしまう姿勢だと思います。逆に猫背が改善すれば姿勢が良くなり、筋肉の緊張も減るので、精神的にも余裕ができ、ストレスも減少します。

猫背は成長期の身長の伸びにおいてもマイナスになります。長年、悪い姿勢を定着させてしまうと、そのまま背骨も固まってしまいます。本来ならばまっすぐ脊柱が伸びるところを曲がったままになってしまうのは非常にもったいないです。

健康上の問題としては、腰痛や肩こりの元凶になってしまいます。猫背を長時間続けていると背骨の疾患につながります。腰椎椎間板ヘルニアや頸椎椎間板ヘルニアも腰を曲げすぎて、首や腰の背骨にストレスがかかっている状態です。また背骨が丸まって高齢者になって身長が縮んできてしまうと突然死が多いという報告もあります。

猫背は、単なる見かけの問題ではなく、肩こり、腰痛、頭痛やめまいなど多くの慢性的な健康問題になりやすい体質を自分で作ってしまいます。」

意外な猫背からくる健康問題

猫背がもたらす健康問題は、一般的に知られる肩こりや腰痛にとどまりません。実は消化器官や呼吸器の機能低下など、多岐にわたる影響があります。
猫背により背中が丸まると、胃が圧迫され、胃酸の逆流や消化不良を引き起こしやすくなります。さらに、腸の機能も低下し、便秘の原因となることが指摘されています。また、横隔膜の動きが制限されることで腹部に不快感が生じやすくなります。

私の臨床経験からも、猫背の方は呼吸に影響が出ることが多く、肺活量の減少につながります。この呼吸機能の低下は身体面だけでなく、メンタル面にも悪影響を及ぼし、ストレスレベルを高める傾向があります。

(猫背改善症例)(ねもと整体&ストレッチスタジオの整体での施術の流れ)

1.猫背や姿勢不良の問題をチェックしていきます。

以下の筋肉の拘縮や緊張が猫背に影響します:胸筋(大胸筋・小胸筋): 胸の筋肉が縮こまると肩が前に引っ張られ、猫背の姿勢になりやすいです。

2.整体でないとできないのが、胸椎へのアプローチ

猫背の調整で、手技としては、胸椎の調整と肋骨の調整が1番重要です。同じように押していても筋肉をしているのではなく、中の関節に引くように弾力をつけていきます。

胸椎が固い方は加齢で徐々に固まってしまい、硬直してしまうと改善が難しいです。そのため、整体によってこの大きいが固まるのを予防しことが調整の核になります。

3.猫背といえども下肢の柔軟性が硬いと姿勢不良になりやすい

施術中でも、何度も可動域がどう変わったか?チェックしていきます。
特に後ろへの伸展動作ができるようになると猫背の円背と逆の動きがつき始め、次第に姿勢も良くなっていきます。

また、下肢の柔軟性が猫背の改善には必要です。一般的な猫背矯正では施術で対応されていない下肢の関節へのアプローチが姿勢を楽に保つようにする為に必要です。

4.見た目の歪みに捉われず、動きをチェックしましょう。

施術終了後には、可能域のチェックを行います。見た目の歪み?などはまずは考えなくて大丈夫です。

それより、前屈や後ろに反る動作ができれば変わっていきます。全身の可動域が変わってくれば、次第に同じ姿勢が楽にとれるようになります。

当院のよくある質問

猫背が良くならないと肩こり頭痛も良くならないですか?

猫背は万病の元と言えるほど首や腰への負担になっています。逆にいうと猫背さえ良くなれば、無駄な力も使わないで姿勢が保てるので肩こりや腰痛にもなりづらくなります。そして、姿勢を良くする為には?と常に考えて頂くと猫背矯正に必要な体の使い方を運動しながら体にストレスの少ない背骨の位置をインプットさせることが腰痛肩こりのゴールになります。

猫背を改善しないと肩こり腰痛が良くならないというより、猫背を改善できれば、肩こり腰痛の方も、圧倒的にコンディションが保ちやすいということも是非ご体験頂きたいと考えております。

スポーツをしている子供が姿勢が悪いです。競技能力と姿勢は関係しますか?

姿勢が悪いと力が発揮できずにもったいないですね。スポーツにおいても正しい姿勢の維持はバランスや身のこなしに大きい部分だと思います。よくスポーツ指導者の方に姿勢を注意されるのは多いと思いますが、姿勢を自然に良くしていくには別のアプローチとして我々のような施術を通して関節一つ一つの問題を解決できるようにしていく必要があります。

私は高校男子バスケットボール部、大学レスリング部、空手部、ボクシング部のフィジカルトレーナーとしても長年関わってきています。一流の選手は姿勢がよく、怪我をしないで競技生活ができていると感じています。その為、指導に関わる子供達にも姿勢維持を一つのテーマとして力を注いでおります。

高齢者で背中が曲がっています。良くなりますか?

高齢者の方で猫背が多いのは、実際に腰が曲がって固まった硬直した状態です。硬直は何をやっても回復は難しいと思います。できるだけ改善の余地があるうちに対応させて頂いた方が間違いありません。

そのため できるだけ早く どの段階でもできることを行った方がいいと思います。 猫背で背中が曲がり 腰が曲がっている高齢者の方が多いのですが、 内臓圧迫されたり、身長が縮んで突然死につながっていたりと高齢者の猫背を実は 健康被害にかなり影響することがわかっています。

 完全に元に戻らなくても少しでも進行を止めるという意味でもご高齢の方にも 猫背の対策を おすすめしております。

子供の姿勢をいつも注意しています。なかなか良くなりません。

猫背は、柔軟性や筋力など様々な要素から今の姿勢が楽になっています。その為、日常の姿勢の注意はあまり効果が望めず、それよりも運動習慣や整体によって原因を改善した方が間違いないと思います。

まず姿勢を改善していくためには、どの筋肉がバランスが崩れているのかということを認識することが重要です。上半身でも下半身でも同じですが、表側と裏側の筋肉でどちらかが硬いとシーソーのように傾いてしまうのが骨盤です。その中心になる骨盤が前に倒れたり後ろに倒れたりすると体が自然と歪んできてしまうのが猫背です。
多くの猫背改善のサービスやプログラムの盲点がこの筋肉のバランスを無視して矯正用のグッズやエクササイズを提供していることです。

体のバランスを変えていくというのは 外的な矯正されたフィードバックではなく、 内的な感覚まで変えていかないとすぐ元の木阿弥に戻ってしまうのと、効果が持続しないということが明白です。

代表根本大(DAI NEMOTO)

2007年からねもと整体&ストレッチスタジオを登戸に開業。関節ニュートラル整体で最上位のランク。自由診療とパーソナルトレーニングに対応。従来の整体やカイロプラクティックを発展させた技術が関節ニュートラル整体です。猫背や姿勢改善に対して独自のコンセプトと実績を挙げております。


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整体を受ける理想的な頻度を治療業界の先生に聞いてみました

関節ニュートラル整体普及協会の会長及川雅登先生(治療歴48年)に整体を受ける理想的な頻度の質問しています。
開業から20年のKUMAMOTO腰痛肩こりケアセンター豊原先生との対談動画です。腰痛肩こりを改善するのにどのようなペースで通われているか?インタビューをしました。