肩関節が生まれつき緩い方もいます
神奈川県川崎市多摩区の向ヶ丘遊園・登戸の整体院「ねもと整体＆ストレッチスタジオ」のブログです。
肩の動きをチェックするスクラッチテスト。
９５％の方は、写真と同じような左を上げる動作が硬いです。
右利きの方は、右手で上げるのがやりやすい。
ボールを投げる動作のテイクバックの動きになります。
左右同じようにすることは難しいですね。
同じにはなりませんが、苦手な肩甲骨の動きを良くすることで肩こりや首の痛みも改善します。
肩関節は生まれつき 肩の関節がルーズという方が肩関節不安定症と言われています。肩の関節を動かすと抜けるような感じがして ゆるいと表現されます。
肩関節不安定症はストレッチや 回復期の筋トレ などの機能回復や整体での関節の可動域の向上など対応できることが 色々あります。
テストとしては 肩関節の外旋 つまり 肘を90度に曲げて腕相撲の逆の方に曲げた時のテストや不安定な感じが強い場合は陽性となります。
よく 右手と左手を後ろで手を組むようなテストありますよね？ これは左右均等ではなく左右非対称 が正常なので 勘違いしないようにしてください。
アプリヘンジョンテスト肩関節不安定症を診断するための整形外科的テスト
肩の関節のテストとして関節の可動域を外転、方向に検査することでどの筋肉が損傷しているか？ 推察することができます。
プリヘンションテストと言いますが 医師・理学療法士のもとで、 卓球するような方向で肩関節を動かすことで不安定な痛みが誘発されるかチェックしています。
肩関節不安定症の日常生活への影響
肩関節不安定症は、生まれつきの関節の緩さに加えて、日常生活の動作パターンや姿勢の影響で症状が悪化することがあります。
例えば、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、肩甲骨周りの筋肉が固まり、本来の肩の動きをサポートする力が低下します。その結果、もともと緩い肩関節がさらに不安定になり、違和感や痛みが生じやすくなるのです。
また、スマートフォンやパソコンの使用で前かがみの姿勢が続くと、肩が前方に巻き込む「巻き肩」の状態になります。この姿勢では肩関節が正常な位置から外れ、不安定症の症状が出やすくなります。
肩関節不安定症と肩こりの深い関係
肩関節が不安定だと、身体は無意識のうちに肩周りの筋肉を過剰に緊張させて関節を守ろうとします。これが慢性的な肩こりの原因となるのです。
特に注目すべきは、肩甲骨の動きです。肩甲骨は「前後」「上下」「回転」など、8方向に動く必要があります。この動きが制限されると、肩関節への負担が増加し、不安定症の症状が悪化します。
当院の「Joint Neutral Seitai」では、この肩甲骨の8方向の動きを評価し、制限されている方向の可動域を改善することで、肩関節の安定性を高めていきます。
整体でできる具体的なアプローチ
1. 全身からの評価が重要
肩の問題だけを見るのではなく、全身のバランスを評価することが大切です。例えば、骨盤の傾きや股関節の硬さが、肩の動きに影響を与えていることも少なくありません。
当院では、下半身の可動域から評価を始めることで、肩の不調の根本原因を見つけ出します。実際に、股関節の動きを改善しただけで肩の不安定感が軽減するケースも多くあります。
2. 肩甲骨の機能回復
肩甲骨周りの筋肉（僧帽筋、前鋸筋、菱形筋など）のバランスを整えることで、肩関節をしっかりサポートできる状態を作ります。
特に前鋸筋という筋肉は、肩甲骨を肋骨に安定させる重要な役割があります。この筋肉が弱いと、肩関節の不安定性が増してしまいます。
3. インナーマッスルの強化指導
ローテーターカフ（回旋筋腱板）と呼ばれる4つの小さな筋肉は、肩関節を安定させる重要な役割を担っています。これらの筋肉を適切に使えるようにトレーニングすることで、不安定感を改善できます。
肩甲骨の動きを改善するエクササイズ
肩甲骨寄せ運動：背筋を伸ばして座り、肩甲骨を背骨に向けて寄せる動作を10回繰り返します
肩回し運動：肘を曲げた状態で、肩を大きくゆっくりと回します（前回し・後ろ回し各10回）
壁を使った前鋸筋トレーニング：壁に両手をついて、肩甲骨を前に押し出すように体重をかけます
日常生活での注意点
デスクワーク中は1時間に1回は肩を動かす
スマートフォンを見る時は目の高さまで持ち上げる
重い荷物は片方の肩だけでなく、両肩でバランスよく持つ
寝る時の枕の高さを適切に調整する
当院の特徴
ねもと整体＆ストレッチスタジオでは、約20年の臨床経験をもとに、肩関節不安定症に対して以下のようなアプローチを行っています：
個別評価：お一人お一人の身体の状態に合わせた詳細な評価
段階的アプローチ：急性期から回復期まで、段階に応じた施術とトレーニング指導
再発防止：根本原因を改善し、症状が戻らない身体づくりをサポート
肩関節不安定症でお困りの方は、我慢せずにお早めにご相談ください。適切な施術とトレーニングで、日常生活の質を大きく改善できます。
熟練者の先生との対談動画
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