股関節の痛みから変形性股関節症が深刻！50代主婦

歩行時の股関節の痛みにより外出が億劫に。関節の可動域改善と筋力強化により日常生活が楽になりました。

田中美咲様（仮名）50代主婦・コンビニエンスストアパート勤務
歩行時の股関節の痛みにより外出が億劫に。丁寧な施術により痛みが軽減し、散歩を楽しめるようになりました。

田中様の症状と来院のきっかけ

田中美咲様は、以前から股関節に違和感があり、体が硬いのが原因で気になっていました。コンビニでのパート勤務で立ち仕事が多く、夕方になると体が疲れて家に帰る時にも股関節の辺りに違和感が増していき、痛みを感じるようになっていました。

「最初は疲れのせいだと思っていたんです。でも、だんだん歩くのも辛くなって...」
気になって整形外科で検査を受けたところ、「変形性股関節症」という診断を受けました。通院で痛み止めや湿布を処方され、痛みをごまかしていましたが、ある日テレビで変形性股関節症の末期は手術になるということを知り、不安になったそうです。

「このまま悪化して、手術になったらどうしよう。何か予防できることはないかと必死でした」
予防の観点から何かできることはないかとインターネットで調べていたところ、当院を見つけていただき、ご来院されました。

変形性股関節症とは？

股関節に違和感があって徐々に痛みが増し、病院に行くと変形性股関節症と診断されるというケースは非常に多いです。
変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接ぶつかることで炎症や痛みが生じる疾患です。特に50代以降の女性に多く見られ、進行すると歩行困難や日常生活に大きな支障をきたします。

田中様も初診時、股関節の可動域が制限されており、特に歩き始めや階段の昇降時に痛みが強く出ていました。長時間立っていると股関節周辺が重だるくなり、外出するのも億劫になっていたそうです。

変形性股関節症になる原因

当院では、田中様に変形性股関節症になる主な原因を2つお伝えしました。
原因1：体脂肪過多と炎症体質
体脂肪が多く肥満気味の方は、体内で慢性的な炎症が起こりやすく、変形性関節症になりやすい傾向があります。田中様もBMI値がやや高めで、体脂肪率も標準より高い状態でした。

原因2：運動習慣の欠如と筋力低下
運動習慣がなく、食生活も不規則なところから筋肉量が少なく、関節が不安定になっているということも大きな要因です。
田中様の場合、問診と検査で以下のことが判明しました：

股関節の可動域が左右とも制限されている（特に外旋・内旋）
臀部の筋肉（大殿筋・中殿筋）が著しく弱っている
骨盤が前傾し、腰に負担がかかっている
太もも周りの筋肉バランスが崩れている
これらの問題が複合的に股関節に負担をかけていたのです。

当院の2つの特徴的なアプローチ

特徴1：関節の摩擦を減らす全身調整
まず、当院でできることとして関節の摩擦を減らすことを整体の施術で行っていきました。
股関節には6方向に動く動きがあり、どこかの方向に動きが悪いと、ドアノブが引っかかっているように股関節も自由に動かなくなってきます。

屈曲（太ももを前に上げる）
伸展（太ももを後ろに伸ばす）
外転（脚を外側に開く）
内転（脚を内側に閉じる）
外旋（つま先を外に向ける）
内旋（つま先を内に向ける）
これらの動きを検査し、制限されている方向を丁寧に調整していきます。これはすぐに施術で改善できることです。
田中様には、週1回の整体の施術をまず2ヶ月続けていただくことを提案させていただきました。


特徴2：専門的なパーソナルトレーニング
もう1つは、専門性が高いパーソナルトレーニングサービスを長年行っていることです。
変形性股関節症に効果があると認められている運動療法は筋力強化と体脂肪を落とすことです。しかし、これは一般的なスポーツクラブやヨガなどのフィットネスでは対応できません。

なぜ一般的な運動では対応できないのか？
すでに股関節の痛みが発症している方が余計に運動して痛くなるケースが多いからです。逆に、安静にしていると筋力低下が進んでしまい、さらに歩けなくなってしまいます。
そうならないためにも、股関節の負担が少ない状態で筋肉の維持をしていけるようなメニューが必要です。

田中様の改善経過

1回目（初回施術）
最初の1回目で痛みが楽になった感覚があったため、すぐに1週間後にご来院されました。
「こんなに軽くなるなんて思ってもいませんでした。歩くのが少し楽になって、希望が見えました」
3回目（3週間後）
痛みが半減していることを確認いたしました。歩き始めの痛みがほとんど気にならなくなり、立ち仕事中の股関節の重だるさも軽減。
5回目（5週間後）

8割から9割ぐらいの痛みが消失しているというご感想をいただきました。
「もう痛み止めを飲まなくても大丈夫になりました。こんなに早く良くなるなんて...」
同時に、自宅でも毎日10分のエクササイズを励行していただくように指導しました

変形性股関節症の進行について

変形性股関節症はこのように痛みを改善するのは整体が早いのですが、すでにすり減ってしまった軟骨は元に戻るわけではなく、また痛みが再発する可能性があるということもお伝えしました。

田中様は、「もう二度とこの痛みを味わいたくない」ということから、現在はパーソナルトレーニングの方にもご興味いただき、体験のパーソナルトレーニングを受けていただく流れになっています。

パーソナルトレーニングでの再発予防

パーソナルトレーニングを受けていただいて筋肉の量を増やしていくというのには3ヶ月から半年かかり、1年ぐらい見ていただく必要があります。

しかし、筋肉自体が増えることで：
股関節への将来の予防になる
今回原因になっていた肥満の方にもアプローチ
生活習慣病の予防になる
ということにもご興味いただいております。

田中様のトレーニングプラン
現在の取り組み： 週1回、整体とパーソナルトレーニングの30分コースをそれぞれ定期的に受けていただいています。
将来の目標： もともと学生時代に陸上をされていたことから、「いつかフルマラソンにもチャレンジしたい」という夢をお持ちです。
当院ではランニングフォームも指導できるので、股関節の施術を行いながら、将来的には運動で目標を持って再発予防に取り組むサポートをさせていただきたいと思っています。

田中様からのお声

「最初は本当に良くなるのか半信半疑でしたが、1回目の施術で痛みが軽くなって驚きました。先生が股関節だけでなく、全身のバランスを見てくださったのが良かったんだと思います。
病院では『年齢的なもの』と言われて、痛み止めをもらうだけでした。でも、こちらで丁寧に施術していただいて、自分でもエクササイズを続けたら、こんなに改善するなんて思ってもいませんでした。

今では近所への買い物も苦にならなくなり、休日には夫と散歩を楽しんでいます。『マラソン大会に出たい』なんて、半年前には考えられなかったことです。同じように悩んでいる方がいたら、是非根本先生に相談してみてほしいです。」

ねもと整体＆ストレッチスタジオの特徴

当院では50代の方でもご来院されやすい対応を心掛けております。まず、スタッフが複数の店舗と比べて、院長の私が施術を最初から最後まで行っているということです。
また、整体だけでなく、パーソナルトレーナー・健康運動指導士として有資格者で専門性が高いサービスができるという点です。
股関節に疾患があっても、ねもと整体＆ストレッチスタジオの施術を是非ご体験ください。
「もう年だから仕方ない」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたに合った最適なプランをご提案いたします。

• 症例ページはこちら！

症例一覧ページに関連する記事

肩こりが慢性的に辛い！長年の肩の辛さから解放

"若いから大丈夫腰痛は大丈夫"は危険なサイン！腰椎椎間板ヘルニアになるまで

膝の痛みから変形性膝関節症が深刻！60代主婦