「骨盤を狭くする」の真実!

「骨盤を狭くする」の真実!

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大

川崎市登戸・向ヶ丘遊園の「ねもと整体&ストレッチスタジオ」院長 根本大。20年の臨床経験を持つ関節ニュートラル整体の施術者。健康運動指導士・米国ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。整体技術と運動指導の両面からのサポートしており、長年の経験をお伝えしています。

Specialist Column

骨盤を狭くするという
常識への疑問

骨盤のことで考えている女性

一般的には「骨盤が開く」「骨盤を狭くする」といったキーワードが飛び交っています。整体業界ではこれが常識になりつつありますが、私は以前からこの「骨盤を単に狭くする」という考え方に懐疑的でした。

医学を学べば、骨盤を広げたり狭くしたりするというのは科学的な根拠がありません。

なぜなら、仙腸関節、つまり骨盤自体が2〜3ミリしか動かないからです。2〜3ミリしか動かない骨盤を狭くしたり広げたりするというのは、どう考えても誇大表現にしか思えません。

Critical Column

整体業界の印象操作と
医学的根拠の乏しさ

骨盤のことを考えている30代の女性

さらに「足の長さが戻れば骨盤が戻った」といった、医学的にも根拠が乏しいことを印象操作させてしまっている整体業界自体もかなり問題があると思います。

骨盤すなわち仙腸関節は、がっちりした構造になっており、動いても2〜3ミリといった小さい動きです。

そこをどんなに圧縮しても、2ミリしか動かないということをまず認識していただければと思います。

その2ミリしか動かない骨盤が、実は動くか動かないかで大きな分かれ道になります。微細な動きだからこそ、その質が重要なのです。

Clinical Perspective

仙腸関節アプローチの
効果と限界

骨盤の骨模型

AKAという骨盤・仙腸関節にアプローチする医療があります。

これは実際に保険診療としても行われており、医師が骨盤を調整する施術が既に確立されています。仙腸関節のアプローチは私も以前から行ってきており、正しく学べば本当にものすごく効果があり、少ない力で腰痛を改善することすらできます。

ただし、長年私が行ってきて感じるのは、すべての方に対応できるわけではなく、約半分の人がこの仙腸関節の遊びがないことから起因する腰痛であるということです。

Expert Insight

一般の方が自分で
骨盤を動かすことの難しさ

胡座をかいている30代の女性

骨盤は仙骨と腸骨という骨と骨とが靭帯でつながっています。この2ミリの動きというのは、ストレッチで感じられるものではなく、多くが相当勉強した専門家が10年修行してやっとわかる世界と言われています。

つまり、一般の方が自分でストレッチして動かせる範囲というのは、実はほとんどできないと考えた方がいいと思います。それを「骨盤を動かす」「骨盤をストレッチする」といった思い込みで行ってしまうと、腰痛が逆に悪化する可能性があります。その悪化するケースをこれからお伝えします。

Stability Insight

仙腸関節が
緩くなってしまっているケース

尻もち付いた50代の女性

私が長年施術の勉強をさせていただいている協会の先生方と話しても、明らかに仙腸関節が緩くなってしまっている人がいらっしゃいます。このケースは、尻餅など外傷を受けた際に、おそらく仙腸関節が広くなってしまい、少し動かしただけでも腰痛が逆に発症してしまう可能性があります。

実際に当院にも、他施設で仙腸関節の施術を受けて逆に悪化したことがあるという方が何人かお見えになっています。実際に私も仙腸関節の施術を行った際に、逆に動きが変になったケースがあります。

Safety & Prevention

施術による悪化を
防ぐための知識

腰に手を当てている30代の女性

もちろん我々はそういった状態を戻す技術もあるので、すぐに戻すことができたのですが、これが戻せない、自分でやってしまった場合に大変なことになると考えた方が良いでしょう。

多くの情報にある「骨盤のストレッチ」というのは、実はタイトな骨盤の調整ではなく、かすかに動いているか動かないか程度の反応です。

もしくは全く骨盤のことが理解されていなくても、「骨盤」という言葉を使ってストレッチを掲載している記事もよく見ます。つまり、かなり自分では難しく、できたとしてもある程度限界があるということです。

Real Success Story

事例1:産後の骨盤の悩みを
抱えていた30代女性(中野島在住)

腰に手を当てている30代の女性

中野島在住の30代女性Kさんは、出産後に「骨盤が開いた」と感じ、インターネットで「骨盤を狭くするストレッチ」を検索して自己流で様々なストレッチを試していました。しかし、一向に改善せず、逆に腰痛が悪化してしまいました。産後の育児で忙しい中、抱っこや授乳の姿勢で腰への負担が増し、立ち上がる時や歩く時にも痛みを感じるようになってしまったのです。「骨盤ベルトも試したけれど、締め付けが苦しくて続かなかった」とおっしゃっていました。

Kさんの状態を詳しく確認したところ、仙腸関節の動きがほとんどなく、周辺の筋肉も非常に硬くなっていました。出産によって骨盤周りの筋肉バランスが崩れ、仙腸関節の微細な動きが失われていたのです。まずは仙腸関節に適切なアプローチを行い、2〜3ミリの微細な動きを取り戻すことから始めました。無理に「骨盤を狭くする」のではなく、骨盤が本来持っている機能を回復させることを目指しました。さらに、骨盤周りの筋肉をほぐし、正しい姿勢で日常生活を送れるようサポートしました。

施術を重ねるごとに、Kさんの腰痛は徐々に軽減していきました。「立ち上がる時の痛みがなくなり、抱っこも楽になった」と喜びの声をいただきました。骨盤の微細な動きが戻ったことで、体全体のバランスが整い、姿勢も改善されました。また、自宅でできる適切なストレッチ方法もお伝えし、無理のない範囲で継続していただいています。現在では定期的なメンテナンスで来院され、育児も以前より楽にこなせるようになったとのことです。「骨盤を狭くするのではなく、動かすことが大切だと実感しました」とおっしゃっていました。

Real Success Story

事例2:介護職の腰痛に悩んでいた
40代女性(向ヶ丘遊園在住)

利用者様の移乗介助や入浴介助をしている男女

向ヶ丘遊園在住の40代女性Nさんは、介護職として長年働く中で、慢性的な腰痛に悩まされていました。利用者様の移乗介助や入浴介助など、中腰姿勢が多い仕事のため、常に腰に負担がかかっていました。「骨盤が歪んでいるのではないか」と感じ、他の整体院で骨盤矯正を受けたこともありましたが、施術後は一時的に楽になるものの、すぐに元の痛みに戻ってしまう状態でした。さらに、ある施設で強めの骨盤調整を受けた後、逆に腰の不安定感が増してしまい、仕事に支障が出るようになってしまったのです。

Nさんを詳しく検査したところ、以前受けた強めの骨盤調整によって仙腸関節が緩くなってしまっている可能性がありました。このような場合、さらに動かすと悪化するため、まずは仙腸関節を安定させることが最優先です。骨盤周りの筋肉を適切に強化し、仙腸関節をサポートする施術を行いました。また、介護職特有の動作パターンを分析し、腰への負担を減らすための体の使い方もアドバイスしました。「骨盤を動かす」のではなく、「骨盤を安定させる」アプローチが必要なケースでした。

施術開始から数週間で、Nさんの腰の不安定感は大幅に改善しました。「仕事中の移乗介助でも以前のような不安がなくなった」と喜んでいただきました。骨盤が安定したことで、体幹の力も使えるようになり、介護動作が楽になったそうです。現在も月に一度メンテナンスで通院され、仕事を続けられています。「骨盤は狭くするものではなく、正しく機能させることが大切だとわかりました。体の使い方も変わり、仕事が本当に楽になりました」とおっしゃっていました。正しい知識と適切なアプローチが、長年の悩みを解決した事例です。

Q & A

骨盤を狭くするストレッチと
仙腸関節に関するよくある質問

Conclusion

まとめ:骨盤ストレッチの
正しい理解を

施術を受けている女性

「骨盤を狭くするストレッチ」をお探しの方に知っていただきたいのは、本当に大切なのは骨盤を微細に動かすことだということです。

骨盤が引っ掛かって動かない状態を改善することで、腰椎の代償動作は歩くなり、結果・・・腰痛が改善します。ねもと整体&ストレッチスタジオでは、一人ひとりの骨盤の状態に合わせた施術とストレッチ指導を行っています。骨盤の動きを取り戻し、健康で美しい体を手に入れたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。皆様のご来店をお待ちしております。

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