
ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大
川崎市登戸・向ヶ丘遊園の「ねもと整体&ストレッチスタジオ」院長 根本大。20年の臨床経験を持つ関節ニュートラル整体の施術者。健康運動指導士・米国ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。整体技術と運動指導の両面からのサポートしており、長年の経験をお伝えしています。
突然首が動かなくなった経験はありませんか?

突然首が動かなくなった。こんな時にお困りの方は多いと思います。朝起きたら首が動かないというのは皆さんも経験があると思いますが、それが「寝違え」です。
今回ご紹介する「ぎっくり首」もほとんど同じ原因で、首の筋膜をオーバーストレッチにより損傷しているのがぎっくり首です。
寝ているときに寝返りで痛めてしまうのに比べて、ぎっくり首は何かやったわけでもないのに自然と痛めてしまう、もしくは急な動きに対して筋膜が損傷してしまう症状です。
よくある間違い:ストレッチで悪化させていませんか?

こんな時に肩こりのよくあるストレッチをやってしまうと、かえって悪化させる方が非常に多いです。
今回ご紹介するぎっくり首のケアは「ストレッチ」とイメージとして書いていますが、筋肉を伸ばすストレッチやマッサージではないので、ストレッチのような強い力で行ってしまうと危険です。
私のところで紹介させていただくのは、首の動きが筋肉という表面の組織ではなく、骨と骨を繋いでいる関節を少し軽い力で押すことで楽になる方法です。
なぜ首が痛いのに関節をアプローチするのか?

筋肉も骨に付着し、その骨と骨を繋いでいることから、関節の動きを良くすると、筋肉を刺激せず首の動きが楽になるという方法です。
関節というのは、主に頸椎と第1肋骨、第2肋骨、鎖骨といった首周りの関節です。
テクニックとしては一度覚えると効果的な方法ですが、通常のストレッチよりは高度になってきますので、しっかりとこの記事を見て無理ない範囲で真似をされると良いと思います。
実践!第1肋骨・第2肋骨の調整方法
【準備】最初に首の動きをチェック

効果があるかないかも検証していただくとわかりやすいように、最初に左右の首をひねってみてください
この時に痛みがあると思いますが、大体どれぐらい動くかということをチェックしていただくために、最初に検査をすると良いと思います。
【右側の調整】左手で右側の鎖骨上を押す

1番簡単なテクニックとして、鎖骨の上のあたりに第1肋骨と第2肋骨という骨があります。これを指で5秒程度押すという方法です。
手順:
左手で右側の鎖骨上の凹みをコンタクトし、ゆっくり5秒程度押してください
内側の方で凹んでいるところがありますよね。その辺を5秒ぐらい押して、1センチ程度の間隔で少しずつ外側にずらしていってください
このような感じで押していただくと、かすかに骨が当たるところがその第1肋骨です
さらに少し外側のほうにコンタクトし、こちらもまた5秒程度押しながら3点ほどずらして繰り返し持続圧をかけます
この第1肋骨・第2肋骨の調整は、これだけでOKです。
確認: 左右に首をひねってみて、若干左側に向きやすくなってないでしょうか。上手にできていると左側の方が向きやすくなり、首も少し楽になる可能性があります。
【左側の調整】右手で左側の鎖骨上を押す

同様に、反対側も同じように行います。
今度は右手で左側の鎖骨の上にコンタクトし、圧を加えていきます
同じように凹みを押す感じで、痛気持ち良い範囲で押してください
さらに外側に向かって徐々に鎖骨に沿ってずらして押していきます
5秒押して外にずらす、5秒押して外にずらすを繰り返していきます
確認: 終わったら首を右側に捻ってみてください。今度は右への回旋が少し右側にひねりやすくなっていればOKです。
重要なポイントと注意事項
強い力は使わない
強い力を使わないで効果を上げるということを考えると、1つは長く押し続けるということがポイントです。
やりすぎに注意

このような刺激で十分効果がありますが、ただし既に痛めている筋膜は回復まで1週間程度かかるのが普通です。
より効果を望むとしたら、やりすぎてしまう可能性があるので、やる前よりも少し動きが楽になっていれば良いと考えてください。
首の筋肉自体を押しているわけではないので、症状が悪化するリスクは極めて少ないです。
テクニックのコツ

さらにテクニック的なことを言うと、皮膚を手前に少し寄せていただくことで、筋肉や皮膚に負担をかけず骨にコンタクトすることができます。
実際の改善事例
【事例1】向ヶ丘遊園在住 Nさん(40代・会社員)

デスクワークをしていた時、後ろから名前を呼ばれて振り向いた瞬間に首に激痛が走りました。その場では何とか動けたのですが、時間が経つにつれて首がどんどん動かなくなり、夕方には左右を向くことすらできない状態に。翌朝も症状は変わらず、車の運転も困難で仕事にも支障が出てしまいました。
藁にもすがる思いで当スタジオに来院されたNさん。首の筋肉を直接触ると痛みが増すため、今回ご紹介した第1肋骨・第2肋骨への優しいアプローチを行いました。施術中も「こんなに軽い力で大丈夫ですか?」と驚かれていましたが、施術後には首の可動域が明らかに改善。左右への回旋が30度程度しかできなかったのが、60度近くまで動くようになりました。
「痛みが10だったのが3くらいまで下がりました」とその場で効果を実感していただけました。その後、セルフケアの方法もお伝えし、1週間後の再来院時にはほぼ通常の生活に戻れたとのことでした。
【事例2】宿河原在住 Kさん(30代・主婦)

1歳のお子さんを抱っこしながら床に落ちたおもちゃを拾おうとした瞬間、首に違和感を覚えたKさん。最初は「ちょっと寝違えたかな」程度に思っていたそうですが、夜になって授乳の姿勢を取ろうとすると激痛で首が動かせなくなってしまいました。育児は待ってくれないため、痛みを我慢しながら2日間過ごしたものの、症状は悪化する一方でした。
来院時は首を少し動かすだけで顔をしかめるほどの痛みで、「このまま育児ができなくなったらどうしよう」と不安を抱えていらっしゃいました。Kさんの場合も筋肉への直接的な刺激は避け、関節へのソフトなアプローチを実施。特に育児で負担がかかりやすい右側を重点的にケアしました。
施術後、「首を回せるようになった!」と笑顔が戻り、抱っこの姿勢も取りやすくなったと喜んでいただけました。自宅でできるセルフケアもお伝えし、「育児の合間に自分でケアできるのが助かります」と好評でした。1週間後には痛みもほぼ消失し、安心して育児に専念できるようになったそうです。
よくある質問(Q&A)
Q1. ぎっくり首と寝違えの違いは何ですか?

ぎっくり首と寝違えは症状が似ていますが、発症のタイミングが異なります。
寝違えは睡眠中の不自然な姿勢が原因で、朝起きた時に痛みに気づくことが多いです。
一方、ぎっくり首は日中の何気ない動作(振り向く、下を向くなど)で突然発症します。
どちらも首の筋膜が損傷している状態ですが、ぎっくり首の方がより急激な動きによって起こることが特徴です。治療方法は基本的に同じで、今回ご紹介した関節へのアプローチが効果的です。
Q2. ぎっくり首になったら冷やすべき?温めるべき?

ぎっくり首の発症直後(24〜48時間)は患部が炎症を起こしているため、冷やすことをおすすめします。
保冷剤をタオルで包んで15〜20分程度冷やしましょう。ただし、冷やしすぎは血行不良を招くので注意が必要です。
2〜3日経過して急性期を過ぎたら、温めて血行を促進することで回復を早めることができます。
温めは蒸しタオルや温湿布が効果的です。痛みの程度や症状によって判断が難しい場合は、無理に冷やしたり温めたりせず、専門家にご相談ください。
Q3. この方法は誰でもできますか?妊娠中でも大丈夫?

今回ご紹介した第1肋骨・第2肋骨へのアプローチは、強い力を使わない安全な方法なので、基本的には多くの方に試していただけます。ただし、妊娠中の方は体が敏感になっているため、必ず医師に相談してから行ってください。
また、骨粗鬆症の方、首に外傷や手術歴のある方、激しい痛みや痺れがある方は、自己判断でのケアは避け、必ず医療機関を受診してください。高齢者の方も慎重に、ごく軽い力から始めることをおすすめします。
Q4. 1日に何回やっても良いですか?

基本的には1日2〜3回程度が目安です。やりすぎは逆効果になる可能性があります。
大切なのは「やる前より少し楽になった」という程度の改善を目指すことです。筋膜の損傷は1週間程度で回復するのが通常なので、焦らずじっくりケアを続けることが重要です。
もし1回のケアで全く変化を感じない場合は、押す位置や圧のかけ方を見直してみてください。
それでも効果が感じられない場合は、別の原因が考えられるため、専門家の診察を受けることをおすすめします。
Q5. どのくらいで治りますか?仕事は休むべき?

ぎっくり首の回復期間は症状の程度により異なりますが、軽度であれば3〜5日、中等度で1週間程度が目安です。
重度の場合は2週間以上かかることもあります。仕事については、デスクワークであれば無理のない範囲で続けられることが多いですが、重労働や首に負担がかかる作業は数日休むことをおすすめします。
運転時は首を動かせないと安全確認ができないため、症状が軽くなるまで控えましょう。痛み止めに頼りすぎず、体の声を聞きながら無理せず過ごすことが早期回復のカギです。
Q6. ぎっくり首を予防するにはどうすれば良いですか?

ぎっくり首の予防には日頃からの首周りのケアが重要です。長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回は首をゆっくり動かすようにしましょう。デスクワークの方はモニターの高さを目線に合わせ、スマホを見る時は下を向きすぎないよう注意してください。
また、枕の高さも重要で、首に負担のかからない適切な高さを選びましょう。急な動作を避け、振り向く時は首だけでなく体ごと向きを変える習慣をつけると良いでしょう。
日常的に軽いストレッチや今回紹介した関節ケアを取り入れることで、予防効果が高まります。
まとめ

ぎっくり首は筋肉ではなく関節にアプローチすることで、安全に症状を和らげることができます。強い力は使わず、優しく持続的に圧をかけることがポイントです。
無理のない範囲で試してみてください。症状が改善しない場合や悪化する場合は、専門家にご相談ください。
お気軽にご相談ください
お身体の不調でお悩みの方、一人で抱え込まずに専門家にご相談ください。
向ヶ丘遊園・登戸ねもと整体&ストレッチスタジオのご予約はこちらです
📞 電話予約 044-922-9881 📱 LINE予約はこちら 🌐 ネット予約(LINE不要)当日予約可・24時間LINE自動予約・24時間ネット予約
登戸ねもと整体&ストレッチスタジオの「当院のご症状・お悩みメニューまとめ」と「お困り別コラムまとめ」は下記になります。腰痛(坐骨神経痛・ぎっくり腰・分離症・すべり症・腰椎椎間板ヘルニア)肩こり(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・巻き肩・ストレートネック)膝痛・腱鞘炎など症状・お悩みの個別ページに飛ぶことができます。


