レスリング世界カデット選手権 長女が 銅メダル

レスリング世界カデット選手権 長女が 銅メダル

レスリング世界カデット選手権 長女が 銅メダル

こんにちは。神奈川県川崎市向ヶ丘遊園登戸のねもと整体&ストレッチスタジオの院長の根本です。

私事で恐縮ですが、、、
今日は私の長女がレスリング世界選手権で銅メダルを獲得したのでブログでレスリングについて書かせていただきます。
娘は、小学校3年生からの弟と一緒に専修大学のキッズレスリングチームである「TEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.」でレスリングを始めました。
専修大学スポーツ研究所主催の地域スポーツ講座として、週に3回レスリングを通いました。
今でこそ毎年全国チャンピオンを輩出するチームになりましたが、立ち上げ当時でしたのでまだ積極的に試合に向けた練習はそこまで盛んではありませんでした。
私は自分が総合格闘技の経験者のため、はじめてみた専修大学のレスリング部の技術の高さに驚き、子供たちにも本物のレスリングを通して成長してもらいたいと考えました。
専修大学レスリング部は、コーチが素晴らしい先生方ばかり。
専修大学レスリング部ヘッドコーチソウルオリンピック金メダリスト佐藤満先生に、直接習ったOBが指導されているのです。
初めて2人がレスリングの試合に出た時を今でも思い出します。神奈川県大会と言う1番ローカルな大会でしたが二人とも初戦負けでした。
この大会の帰りの車中で娘が「私試合に全部出たい」と言ってくれたのが、ほくそ笑む自分を覚えています。
その後の流れは下記の東京新聞とタウンニュース多摩区にインタビューが掲載されていますのでご参考にしてください。

オリンピックレスリング除外の危機

2013年レスリングがオリンピックからの除外問題でありました。
国際オリンピック委員会(IOC)の理事会でレスリングが外される可能性がありました。
10歳の娘は、2分の1成人式で学校でこんな発表をしていました。
「私はレスリングを毎日練習しています。10年後の20歳になった私へ。私は20歳になっても毎日レスリングを練習しているよ」
このビデオを録画して20歳になったら、みんなで見ようという企画で私はこの動画をレスリングのコーチ達に見せました。
「レスリングが除外される可能性があるのに、星来ちゃんの言葉に感動しました。」
娘は、こんな温かいコーチの指導を受け、レスリングを続け、世界選手権のマットに上がるところまできました。

名門専修大学レスリング部と名門日本大学レスリング部の世界最先端の技術

実は15年ほど前から私は整体師・パーソナルトレーナーであり、日大レスリング部の合宿や寮で整体やストレッチなどトレーナーをしてきました。
関節ニュートラル整体の師匠及川雅登先生の技術を学びながら、レスリングの過酷な現場で選手のケアをしてきました。
娘と息子は、専修大学でレスリングを習っていました。星来は現在日大藤沢の高校生です。
つまり、レスリングの名門専修大学と日大レスリング部の両方のOBやコーチから優れたテクニックを学び続けています。

世界選手権カデットでの銅メダルまでの歩み

今回のトーナメントは、試合前日に発表になりました。
53㎏級の星来は、一回戦ブルガリア。
順々決勝に優勝候補中国。
準決勝 ロシア。
と予想しました。予想通り、一回戦は10-0で勝利。
順々決勝の中国がヤマでした。
星来は、中国選手に善戦。
結果は5-6で逆転負け。ラスト10秒前に自分から攻めて逆転負けでした。時間を見る余裕もなかったらしく、悔いが残る試合になってしまいました。
中国選手が決勝まで進出、 同じく中国選手に敗れたルーマニア選手と敗者復活戦を行い、勝てばロシア選手と3位決定戦に進出します。
娘は、ルーマニア選手は7-0と危なげなく勝利。
ロシア選手は、昨年も世界選手権銀メダリストと強敵でした。

前年の世界選手権銀メダリストロシア選手と3位決定戦

接戦でラスト10秒で逆転勝ち。
長女は銅メダルを獲得!
女子に関しては世界選手権カデットで6年連続総合優勝!
日本代表としてチームに貢献できました。
中国選手は、準決勝も決勝も30秒でフォール勝ち。
星来は、その中国選手とフルタイム戦い、10秒前までリードしていたことでかなり自信にもなるでしょう。
ジュニアの頃から指導された先生方、応援して頂いた皆さんには本当に感謝しております。
今回も、女子のメダリストは至学館系の強豪校ばかりでした。
長女は、スパーリング不足を補うため、私が小学生の頃から試行錯誤を重ねたパーソナルトレーニングも相まって世界3位のレベルになりました。
このスキルを地域のジュニアアスリートやアスリートにも提供し、さらに喜びを分かち合いたいと思います。
1回戦
根本 (日本) df. Mima Stoyanova TANEVA (ブルガリア)  by VSU, 10 – 0

準々決勝
Zhaojing SHI (中国) df. 根本 (日本)  by VPO1, 6 – 5
準々決勝
Zhaojing SHI (中国) df. 根本 (日本)  by VPO1, 6 – 5
敗者復活戦
根本 (日本) df. Ana Maria PUIU (ルーマニア)  by VPO, 7 – 0
3位決定戦
根本 (日本) df. Polina LUKINA (ロシア)  by VPO1, 4 – 3

世界チャンピオンに4秒の惜敗

長女は2回戦で世界チャンピオンになった中国選手に惜負けをしました。ラスト4秒前まで勝っていましたが、時間を見ている余裕がなく、自分からタックルにいき、失点してしまいました。その中国選手は準決勝・決勝と1分以内に圧勝する試合運びだったので悔やまれますが、力を出し切って銅べダルを獲得。ここまでジュニアから育てて頂いた専修大学の指導頂いた先生方や高校の先生方に感謝しております。

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