「何科に行ったらいのか?」そんな腰痛の経験はありませんか?
Director
川崎市登戸・向ヶ丘遊園 ねもと整体&ストレッチスタジオ
根本 大
Nemoto Dai
20年の臨床経験を持つ関節ニュートラル整体の施術者。整体技術と運動指導の両面から患者さまをサポートし、長年の経験で培った知識と技術をお伝えしています。
最終更新日 2026年3月29日
何科に行っても
治らない腰痛には
理由がある
病院で「異常なし」と言われても痛みが続く…
その原因と、自分でできる本当の解決策をお伝えします。


整形外科に行ってレントゲンを撮ったけれど「異常なし」と言われ、湿布だけ渡されて帰ってきた。痛みは続いているのに、病院でできることは何もないと告げられた。そんな方が、ねもと整体&ストレッチスタジオには多く来院されています。
実は、何科に行っても治らない腰痛には、明確な理由があります。今回はその真実をお伝えし、あなたの腰痛を改善するためのヒントをお届けします。
腰痛の85%は「原因不明」という医学的な真実

まず知っておいていただきたいのは、医学的に原因が特定できる腰痛は、全体のわずか**15%**に過ぎないという事実です。
残りの85%は複合的な要因が絡み合っており、原因を一つに特定することができないとされています。この15%の中には、悪性腫瘍・骨折・内臓疾患など、いわゆる「病気や怪我」として明確に診断できるものが含まれますが、それ自体の割合は非常に少ないものです。
つまり、腰痛で病院に行く多くの方は、最初から医療が得意とする領域の腰痛ではない可能性が高いのです。
医療が力を発揮するのは、画像診断や検査で「はっきり原因が特定できたもの」に対してのアプローチです。逆に言えば、画像に映らない筋肉の問題や、姿勢・動作習慣から来る機能的な腰痛は、病院では「異常なし」と判断されるケースが非常に多くなります。
「どこも悪くないと言われたのに、ずっと痛い」という方は、まさにこの85%に該当している可能性が高いといえます。
日本人特有の「病院依存」という落とし穴

腰が痛くなったとき、日本人がまず向かうのは整形外科です。しかしこれは、世界的に見ると必ずしも当たり前のことではありません。
諸外国では、腰痛があっても病院に行かないケースが多く、薬局で痛み止めを購入したり、自分でストレッチや筋トレを行って対処するのが一般的と聞きます。
日本は世界に誇る医療制度を持っています。それ自体は素晴らしいことです。しかしその反面、「体の不調は病院で治してもらうもの」という意識が強く根付いてしまい、自分で体を管理する意識が育ちにくい環境になっているとも言えます。
病院に行けば何とかしてもらえる、という思考停止の状態が、慢性腰痛をさらに長引かせている一因になっているかもしれません。
すべての腰痛が「病院案件」ではない 代替医療にも

ねもと整体によく来院されるケースの一つが、ぎっくり腰です。
立ち上がれないほどの激しい痛み。一見すると重篤な状態に見えますが、実はぎっくり腰の多くは1〜2週間で自然に回復することがわかっています。
来院される方の中には、「病院に行ってレントゲンを撮ったら異常なしと言われ、湿布を渡されて、疲れから来ていると説明されただけで終わった」というケースが非常に多くあります。
なぜそうなるかというと、レントゲンでは筋肉の微小な損傷は映らないからです。筋肉レベルの損傷はMRIや精密検査で初めて確認できるものであり、町の整形外科での一般的な検査では判断がつかないことがほとんどです。
急性の腰痛であれば、無理に動かさず安静にしながら時間をかけて自然回復を待つことが、実は最善の選択であるケースも多いのです。
それでも病院に行くべき腰痛の見極め方

とはいえ、すべての腰痛を「様子見でいい」と判断するのは危険です。病院に行くべき腰痛かどうかを見極めるポイントは、大きく2つあります。
① 痛みが非常に強い場合
動けないほどの激痛、または安静にしていても痛みが引かない場合は、まず医療機関を受診してください。
② 足への痛み・しびれ・麻痺感がある場合
腰の痛みと同時に、足にしびれや痛みが出ている場合は注意が必要です。これは坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症といった疾患の可能性があります。この場合も整形外科を受診してください。ただし、町の整形外科のレントゲンだけでは判断がつかないことが多く、MRI検査で初めて診断がつくケースが多いため、必要に応じてMRIを撮ることをお勧めします。
逆に言えば、この2つに該当しない腰痛は、時間で回復するものか、あるいは自分で運動習慣を見直すことで改善できるものである可能性が高いといえます。
【実例紹介】ヘルニアと診断されても手術せずに改善した30代男性

激しい腰痛に悩まれていたこの方は、大きな病院でMRI検査を受け、椎間板ヘルニアと診断されました。担当医師からは「このまま痛みが変わらなければ、手術が必要になる可能性が高い」と説明されたそうです。
手術という言葉に不安を感じながらも、当院にも定期的にご来院いただき、施術とセルフケアを続けていただきました。すると3ヶ月後には痛みが大幅に緩和。
その後、再度病院でMRIを撮って診ていただいたところ、ヘルニア自体の形状はそれほど変化していませんでした。しかし担当医師からは「痛みがないのなら様子を見ましょう」という診断が出たのです。
これはとても重要なことを示しています。ヘルニアという形状の問題があっても、痛みが改善されれば手術は必要ないということです。画像に映る「形」だけが問題ではなく、実際に感じる痛みが緩和されることの方が、生活の質という意味では本質的な改善といえます。
「ヘルニアと診断されたから手術しかない」と思い込まず、まずできることを試してみることが大切です。
医療に依存するマインドが腰痛を悪化させる

「病院に行けば治してもらえる」というマインドのまま腰痛と向き合っていると、残念ながら症状が慢性化・悪化してしまう可能性があります。
特に、原因が運動機能にある85%の腰痛においては、医療に頼るだけでは根本的な解決にはなりません。痛み止めや湿布で症状を抑えながら、同じ生活習慣・動作習慣を続けていれば、また同じ痛みが繰り返されます。
大切なのは、「自分の体を自分でケアする」という意識への転換です。
整体師が考える、腰痛を自分で改善するためのアプローチ

腰痛は人生の中で非常に多くの方が経験する症状です。進行性の深刻な疾患でない限り、自分で改善できるケースは決して少なくありません。
そこでよく「ウォーキングをしています」とおっしゃる方がいますが、腰痛改善という観点では、歩くだけでは明らかに不十分です。
多くの腰痛を抱えている方に共通しているのは、可動域が狭くなっていること、そして特定の方向にばかり腰を動かしてしまい、それが痛みを悪化させているということです。
まず自分の腰がどの方向に硬くなっているのか、どこに問題があるのかをしっかりとリサーチすること。そのうえで、可動域を広げるストレッチと必要な筋力を回復させる筋トレを取り入れていくことが、腰痛緩和への近道になります。
歩けないほどの状態でなければ、ぜひ1日10分の筋トレ・ストレッチ習慣から始めてみてください。体の自然回復力と運動習慣を組み合わせることで、多くの方が腰痛を自分でコントロールできるようになっていきます。
よくあるご質問 Q&A
Q1. 慢性的な腰痛でも病院に行く必要はありますか?

A. 腰痛の種類によっては、病院での診断を受けた方が良いケースがあります。特に注意が必要なのは、症状が徐々に悪化しているケースと、足に痛みやしびれが出ているケースです。
これらは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気が進行している可能性もあるため、一度医療機関で診断を受けることをお勧めします。
Q2. 最初から大きい病院に行った方がいいですか?

A. 症状の強さによります。すでに症状がかなり進行していて、手術の可能性が考えられる状態であれば、手術経験が豊富な専門医に早めに対応してもらった方が良いケースもあります。一方で、軽度〜中程度の腰痛であれば、まずは近くの整形外科で診てもらい、必要に応じて紹介状をもらって大きな病院へというステップが現実的です
Q3. 整体などの民間療法は併用した方がいいですか?

A. 整体・カイロプラクティック・鍼灸などの代替医療は、医療とは異なるアプローチで体に働きかけるものです。医療と並行して活用することで、改善が早まるケースも多くあります。ただし、民間療法は施術者によって技術や経験に大きな差があります。受ける際は口コミや先生のプロフィールをしっかり確認し、経験豊富な施術者を選ぶことをお勧めします。
まとめ
登戸ねもと整体&ストレッチスタジオの「当院のご症状・お悩みメニューまとめ」と「お困り別コラムまとめ」は下記になります。腰痛(坐骨神経痛・ぎっくり腰・分離症・すべり症・腰椎椎間板ヘルニア)肩こり(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・巻き肩・ストレートネック)膝痛・腱鞘炎など症状・お悩みの個別ページに飛ぶことができます。
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