ねもと整体&ストレッチスタジオ根本院長。
整体技術と運動指導の両面からサポート!
最終更新日 2026年5月3日
はじめに

こんにちは。当院では長年にわたり、関節の調整を専門に行っています。20年近く日々、慢性的な痛みに悩む患者様と向き合ってきた中で、一定数の方が「顎が痛い」「口がうまく開かない」というお悩みでご来院されます。
顎の痛みは、歯の痛みや肩こりとは異なり、放置すると日常生活全体に大きな影響を与える深刻な症状です。
食事がしにくい、会話が辛い、朝起きると顎がこわばっている――そんな毎日を送っている方に向けて、私のこれまでの経験から、気をつけていただきたいことをできるだけ丁寧にお伝えしていきます。
まず自分でチェック!指3本テスト

顎関節症かどうかを簡単に確認できるセルフチェックをご紹介します。
やり方:人差し指・中指・薬指の3本を縦に並べ、口の中に入れてみてください。
✅ 3本入る → 開口量は正常範囲です
⚠️ 2本しか入らない → 顎の関節が引っかかっている可能性があります
❌ 1本程度しか入らない → 早めに専門家への相談をおすすめします
2本しか入らないケースでは、顎関節の動きが制限されている状態です。このような場合、経験豊富な整体師や施術の専門家に顎の調整を直接行ってもらうことで、口が開けやすくなる可能性があります。
当院でも、長年にわたり顎が開かなかった方に数回の施術を行った結果、「口が開くようになった」「痛みが楽になった」と喜びの声をいただいております。
逆に「開きすぎる」ケースは整体では対応が難しい

一方で、3本以上しっかり開く場合でも顎に痛みを感じる方がいます。このケースは、整体での対応が非常に難しくなります。
なぜかというと、開きすぎる場合は関節がルーズになりすぎている、つまり**関節が動きすぎる状態(弛緩性)**が原因であることが多いからです。整体による調整は「動きを引き出す」アプローチが中心となるため、すでに動きすぎている関節に対しては逆効果になることもあります。
このような場合は、大学病院や専門医療機関での精密検査を受けることを強くおすすめします。
実際の症例:20代大学生の顎関節症

開業してまもない頃、ひとりの大学生が来院されました。顎が全く開かず、日常生活にも支障が出ている状態でした。
当院では、顎の症状がある場合でも、まず全身のバランス調整を行うことを基本方針としています。なぜなら、体全体に不具合があると、筋肉が全体的に硬くなり、歯ぎしりや食いしばりのような力が顎にも集中してしまうことが多いからです。
しかし当時、経験が浅かった私はその方針をうまく伝えきれず、大学生に「なぜ顎だけを診てくれないのか」と疑問を持たれてしまったことを今でも覚えています。それでも何とか全身の調整を行ったところ、「体全体が楽になった」と喜んでいただきました。
ところがその後、お母様から連絡があり、「大学病院で検査した結果、すぐに手術が必要と診断された」とのことでした。この経験から、顎関節症の症状が末期に近い状態まで進行しているケースがあることを、改めて深く学びました。
整体で改善が見られない場合は迷わず専門医へ

整体や手技療法で顎の調整を受けることで、数回の施術で改善されるケースは確かにあります。しかし、1回施術を受けて反応が乏しい場合は、大学病院や専門の医療機関を受診することを強くおすすめします。
私が信頼する歯科医師の先生も、「手術が必要なレベルになる前の段階で、大学病院に紹介するようにしている」とおっしゃっていました。整体はあくまでも、症状が進行しすぎていない段階でこそ効果を発揮します。
もし整体を試してみたいとお考えであれば、顎関節の調整ができる施術者かどうかを事前にしっかりリサーチしてから予約されることをおすすめします。
近くに対応できる施設がない場合は、画像検査(レントゲンやMRI)が受けられる医療機関で診てもらう方が確実です。自己判断で様子を見るよりも、早めに専門機関で診てもらうことが、症状の悪化を防ぐ一番の近道です。
顎の痛みと精神的な影響の関係

顎の痛みを抱える患者様に共通する傾向として、私が長年の経験から感じていることがあります。それは、顎に慢性的な痛みがある方は、精神的にも不安定になりやすいということです。
同業の整体師の先生方と話をしても、同じような意見をいただくことがあります。顎は脳に非常に近い場所に位置しており、慢性的な痛みや機能不全を放置すると、精神的な不調やストレス過多につながる可能性があると考えられています。実際に、顎の痛みを抱える方が、些細なことでイライラしたり、突然キャンセルをされるというケースも少なくありません。
これは決して性格の問題ではなく、慢性的な痛みが心身に影響を与えているサインかもしれません。
だからこそ、顎の痛みは「たいしたことない」と放置せず、早めに向き合うことが大切です。
顎関節症の予防に大切なこと:全身のバランスを整える

顎の問題は、顎だけの問題ではありません。体全体の姿勢や筋肉のバランスが崩れることで、顎への負担が増大することが多くあります。
特に「姿勢不良」は、首周りの筋肉の過緊張に直結します。スマートフォンの長時間使用や、デスクワークによる前傾姿勢が続くと、首・肩・顎へと負担が連鎖していきます。
予防のためには、日頃から全身の筋肉が硬くならないよう、体の機能性を高める習慣を持つことが重要です。運動習慣を少しずつ取り入れることで、体全体のバランスが整い、顎への負担も軽減されていきます。
私がおすすめする3つのエクササイズ
顎の健康を守るために、全身のバランスを整える運動として、私が特におすすめするのが以下の3つです。特別な器具は一切不要で、毎日の生活にすぐ取り入れられます。
1. スクワット
全身の筋肉のうち、約7割が下半身に集中しています。下半身の筋力が低下すると、正しい姿勢を維持することができなくなります。スクワットは器具不要で、自宅でいつでもできる全身運動の代表格です。まずは1日10回から始めてみてください。
1. スクワット

全身の筋肉のうち、約7割が下半身に集中しています。下半身の筋力が低下すると、正しい姿勢を維持することができなくなります。
スクワットは器具不要で、自宅でいつでもできる全身運動の代表格です。まずは1日10回から始めてみてください。
2. 肩甲骨エクササイズ

姿勢を正しく保つためには、背中の筋肉の感覚を鍛えることが非常に重要です。ペットボトルなど軽い重りを両手に持ち、背中で弾くようなイメージで肩甲骨を寄せるトレーニングをおすすめします。
背中の筋肉が活性化することで、猫背や前傾姿勢の改善につながります。
3. カーフレイズ(ふくらはぎの上下運動)

一見すると顎とは無関係に思えますが、足首の柔軟性と顎の緊張には深い関係があります。
私の経験上、かかと重心で立つ方や、足首がうまく使えない方は、首前部の筋肉が緊張しやすい傾向があります。
足首がうまく機能しないと体が前傾し、首・顎への負担が増します。カーフレイズでふくらはぎと足首の機能を高めることで、全身のバランスが整い、結果的に顎への負担も軽減されます。
まとめ:顎の痛みと向き合うための3つのポイント
- 口が指1本程度しか開かない
- 整体を1回受けても反応がほとんどない
- 顎の痛みとともに発熱・腫れがある
- 痛みが日に日に強くなっている
- 精神的な不調も同時に感じている
顎の痛みや口が開かないという悩みは、決して珍しいことではありません。
しかし放置すれば症状が悪化し、手術が必要なレベルになることもあります。
最後に3つのポイントを押さえておきましょう。
まず指3本テストでセルフチェックをする
2本しか入らない場合は関節の引っかかりが疑われます。症状が軽いうちに、顎関節の調整ができる経験豊富な整体師や専門家に相談しましょう。
整体で改善がなければ迷わず専門医へ
1回の施術で反応が乏しい場合は、大学病院や口腔外科など専門医療機関での精密検査(レントゲン・MRI)を受けることが症状悪化を防ぐ一番の近道です。
スクワット・肩甲骨・カーフレイズで全身を整える
顎の健康は全身のバランスと姿勢に直結しています。器具不要の3つのエクササイズを毎日の習慣にすることが、顎を守る最大の予防策です。
痛みに慣れてしまうこと、誰かに話してもなかなか理解されないこと——それ自体がすでに辛いことです。
でも、あなたの体はずっとサインを送り続けています。
セルフチェックをする。信頼できる専門家を探す。毎日少しだけ体を動かす。
それだけで、あなたの毎日は少しずつ変わっていきます。
自分の体の声を、どうか無視しないでください。
あなたが健康で、笑顔で毎日を過ごせることが、何より大切なことです。
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