膝痛 知られていない原因とアプローチ

こんにちは。神奈川県川崎市向ヶ丘遊園・登戸の根本です。
今日は膝の痛みの原因について書いてみたいと思います。
腰痛肩こりで多くご来院されていますが、膝痛は次いで多いお悩みです。
変形性膝関節症が多いですが、膝痛では医療機関では痛み止め内服薬や湿布、ヒアルロン酸の注射、大腿四頭筋の筋トレが多いですね。
根変形性膝関節症は、軟骨や骨がすり減ってしまい、再生できないため、痛みが出て病院に通院すると悪化していくケースが多いです。変形したものは治りませんが、動きを良くすることで違和感を緩和させたり、リハビリを行うことで進行を遅らせることができます

痛め止めに関しては痛みはすぐに楽になるケースがありますが、持続時間は6時間程度と聞きます。
さらに、服用後にも、徐々に効きづらくなる面もあり、それ以外のアプローチを探している方も多いと思います。
私達、関節ニュートラル整体では、一般的な整体とも全く違うアプローチを膝に対してでも行っています。

変形性膝関節症の原因になるのは、膝の曲げすぎによる関節炎です。
女性に多く、特に体重が多いと膝の負担が強くなり、ダイエットと筋肉をつけることが最も効果的な予防になると思います。
またあまり言われていないことですが、下半身全体の柔軟性が低いと膝の関節炎になりやすいです。予防としてはストレッチが効果的です。
そのため、筋肉をつけるには筋トレ、痩せるには有酸素運動、柔軟性を回復させるにはストレッチとフィットネスが予防になります。
ただし、少しでも膝の痛みが発症している方はなかなか運動すらできないので、自分で解決することは至難の技です。
実際にどのようなケースが膝にストレスになっているのかということをまず学ぶことが必要です。
こちらの記事では漫画も使いながらイメージがしやすく、膝痛のことがよくわかる内容になっています。また、超一流の整体の先生との対談動画も、通常では聞けないお話が聞けると思います。
整形外科などで行っている保存療法は皆さんもどこでも受けられると思いますが、実際に薬を使わない主義で膝痛を改善するということは技術が必要です。
その技術を20年使って膝痛を改善している貴重なお話です。

膝の曲げ過ぎ 変形性膝関節症になりやすい

膝を深く曲げると、膝蓋骨と大腿骨の接触面積が増加し、関節軟骨への圧力が通常の数倍になります。画像の女性のようにこの状態が長時間続くと、軟骨の栄養補給が阻害され、修復能力が低下。軟骨が摩耗すると骨同士が直接こすれ合い、関節内で炎症が発生します。
これが膝の痛み→動きの制限→痛いので動かせないで筋力低下という悪循環を引き起こし、変形性膝関節症へとつながっていきます。
太もも前面にある大腿四頭筋が加齢などで脂肪交雑(霜降り)になってしまうと、関節がぐらつき、膝痛が強くなります。逆に言うと、筋肉量が増えると、同じ太もも太さでも筋密度が高くなり、膝が安定します。
ウォーキングでも膝が痛くなる理由

ウォーキングは、体重の負荷が大きくかかるため、膝への負担も大きくなります。そのため、変形性膝関節症の方は、ウォーキングでも膝痛がひどくなる可能性もあります。 私がウォーキングをしている方に注意をしているのは、ウォーキングは体脂肪を落としたり体重管理にはすごくいいのですが、膝痛を改善するための柔軟性や筋力強化という意味ではあまり貢献していません。 むしろ2つの要因でウォーキングだけだとマイナスになることすらあります。
1つ目はウォーキングは脂肪を落とす運動として効率的ですが、筋肉も分解されてしまうので1時間以上ウォーキングしていると筋肉も減少傾向にあることです。 2つ目はウォーキングやランニングなどの有酸素運動しかしていない方は意外にも足の筋肉が一般の方より硬くなっているケースが多いです。
この2つの要因は実は膝痛に対してかなりマイナス面になっています。 ではどうしたらいいのかというと3つのことを少しでもいいのでバランスよく行うことです。 3つのことというのはウォーキングにプラス筋トレとストレッチです。
膝痛を改善するには筋肉も必要ですし痩せることも大切です。ただそれだけだと日常動作に必要な体のしなやかさというのは生まれてこないので、膝痛を改善するにはウォーキングと筋トレ、ストレッチを同時に行うことです。
日常の家事でも膝の負担がかかる

膝痛がかかる家事についてお伝えすると床掃除や拭き掃除はかなり膝に負担がかかりますよね? 洗濯物の取り扱いやお布団を上げ下ろしするのも膝が痛い人にとってはかなりの負担でしょう。このような日常動作もちょっとした体の使い方で負担を減らすことができます。
例えば拭き掃除を掃除機に変える、高さの高い作業台を使う、スクワットのようにしゃがむことで膝の曲げすぎを防ぐ。ポイントはスクワットのように前傾したり膝をできるだけ曲げないようにするということです。
スポーツ選手のような一気に痛める膝痛とは違い、繰り返し膝が炎症を起こしてしまうような膝の使い方は、少しのことにこだわることで負担を減らすことができます。
膝の痛み 高齢者が気を付けること
高齢者は加齢で軟骨や膝がすり減り、多くの方が変形性関節症に見舞われるので、若い人よりもより管理していく必要があります。
1つは体重管理でサルコペニア、すなわち筋肉が減弱すると膝痛の負担が強くなります。
筋トレをすることも重要ですが、多くの方がそこまでの意識はないと思うので、次のことを気をつけるだけでも違うと思います。
まず朝食を食べるということが筋肉を維持するのに必要になってきます。朝食の欠食は体脂肪を増やすことと、筋肉を分解し増やしづらくしてしまうという2つのマイナス点があります。
過度な体重は膝にもちろん良くないのですが、痩せすぎも良くないので高齢者になる方は筋肉を維持するような食生活や運動習慣が重要になってきます。
またちょっと太ったなと思った時に急激なダイエットは避けてください。
高齢者の場合は脂肪も落とすのと同時に筋肉も落ちてしまうと筋肉をつけるのがかなり大変です。筋肉が落ちると膝や股関節の変形性関節症の負担も強くなるので、食生活のバランスは常に気を使ってください。
キャリア20年以上の先生との対談 ひざ痛の原因 膝は3割、残り7割は?

膝の痛みを改善するには、全身を見ないといけません。
膝の骨は2つに対して、足関節両足は56個あります。
さらにいうと全身で成人は206個あります。
車両で考えると前のブレーキだけ車検で点検することはあり得ません・・・
しかし、一般的な膝のアプローチは痛い膝の見ることが普通だと思います。
少なくとも、足関節の56個だけでも、完璧に調整する必要があると思います。

膝の痛みを感じている方が最近増えています。最悪の場合は、変形性膝関節症が進行すると人工関節の手術になります。
まあ、すごく単純な考え方としてですね、このサスペンションパッドで負荷を軽減することもできますね。軽く引っ張ってあげると、その場で痛みが取れるケースというのがあります。
今日は膝痛をテーマにお話ししたいと思います。よろしくお願いします。
はい、膝痛の方ですね。まず私も整体の方によく来られるんですが、変形性膝関節症になったら、やはり膝痛の方は結構多くてですね。まずは変形性膝関節症というふうに診断されてしまうという傾向があります。もしくは膝の病院に行ってないんだけど、
なんかわからないけど膝が痛くなっちゃったんだけどという方もいらっしゃいます。最悪の場合は、変形性膝関節症が進行すると人工関節の手術になりますから。実際にその人工関節の手術をしている方も来ていませんね。
ああ、なるほど。膝は消耗品みたいな感じですね。そうですね。だから早くケアをしておけば回復も可能です。
膝自体に対してというのはですね、ほとんどのケースが構造的に膝が痛いということになりますので、まあすごく単純な考え方としてですね、このサスペンションがなくなっていると、
(02:19) 体重で押しつぶされた時に痛みが出るということを考えていただきまして。この関節の動きはちょっと難しいかもしれませんが、軽く引っ張ってあげるともうその場で痛みが取れるケースというのがあります。
本日の関節ニュートラル整体でその関節を調整する際も、それ以外にもいろいろな方向に動かしたりするんですが、この上下の動きと、それから膝の関節がこう引き剥がされる動きを使って施術をしていますので、もし自分でできるのであれば、膝裏ですね。だいたい膝を使って太ももから膝裏を軽く押したり引いたりしてもらうと、大体痛みが取れるかもしれません。
膝の模型を持ってきたんですけど、こういう状態で、
(03:25) そうですね。一番ありきたりの原因というのは、変形しているから痛いのではなくて、体重負荷がかかった時にですね、やはり衝撃を吸収する機能が来なくなっているというケースが最も多い、ありきたりな原因になりますので。
まあそれを回復するというのがすごく重要になってきます。なるほど。はい、今膝の患者さんで、歩いている時にこの関節が疲れたり、痛みを感じたりする可能性はありますね。
(04:33) ですから、やはり膝が痛い人に運動で歩いてねと言ってもなかなか難しいところがありますから、一番簡単にできるエクササイズとしては、椅子に座って立ち上がるようなスクワットですね。負担なくしていただくのが一番よろしいのではないかなと思います。
ジムやスポーツセンターなどでできる筋力トレーニングというと、座って大腿四頭筋を鍛えましょうというのが多いですね。
膝の痛みでも実は膝だけの問題ではないということが、皆さんも分かっていると思うんですけど、今から詳しく見ていこうと思います。
(05:46) まず膝以外の部分についてですが、実際に施術をしている時、膝を治療したくても他の全体的な調整の方が重要で、膝は例えば3割ぐらいで、他のところが7割ぐらいの重要性が本当はあるのかなと思います。
もちろん、他の先生方もそうだと思うんですけど、関節ニュートラル整体というのも基本的に、どの部分に症状が出ていても、膝であっても全体のチェックを必ずしますので、見落とすということもほとんどないんですけど。
(06:53) 体というのは200個以上の骨でできているわけですよ。となると、やはり歩いた時とかいろいろな局面で体を使うわけですけども、他のところの影響が膝に及んでいるということを考えると、膝の近くである足首の可動性もそうですし、あとは膝の上の股関節、この二つの要素というのは膝の痛みを解消するにあたって非常に重要な部分になるだろうと思います。
(07:57) はい、まあ大雑把にですね、足首の前後の動きというのは、底屈と背屈という動きがありますけど、これは後にします。
その足の5本の指がありまして、足の中心では第2中足骨になるんですね。ここを基準に親指が下がる。ちょっと模型だと分かりにくいかもしれませんが、親指が下に下がった時は必ずこの第2中足骨を中心にして他の3つの指が反対側に上がるようになっているんですよ。
親指が下がった時は小指側の骨が上がり、親指が上がると小指側が下がるというふうになりますので。
(09:06) この機能が固定化すると、体重がうまく分散できないために、外側にかかってしまったりとか。立っている時とか歩行時にですね、そういうことになりますと、足がもう内側に入りまして、重心に反してですね、力が片側にかかっているものには注意ですけども、外側にかかりすぎても内側にかかりすぎても、体重のかかっている箇所が偏っていきますから。
そういうことによってだんだんと膝痛になるということですね。膝痛の方の多くは、直接的な原因があるわけじゃなくて、なんだかわからないけど痛くなっちゃったという方が非常に多いんですけども。
(10:13) そういう場合、単純な原因ではなくてですね、あなたの体の使い方がちょっとまずいために、今も申し上げたように、重心が、体重の移動がうまくいってないために、膝に影響が出ているという方が非常に多く見られます。
そのため、膝痛の場合ですね、膝の調整もすごく重要ではあるんですけど、それ以外にも前後の関節を調整することによって膝の痛みが取れるということもあります。
まあ、足の甲によくインソールを入れたりとかもするんですけど、ちょっとした足のアライメント(配列)という角度を変えるだけでも改善する部分もありますけど、実際に足の骨を動かす方が効果が高いですね。足そのものの動きが良くなるに越したことはないですから。
(11:21) 何かを使って安定させても、本当にいいインソールであっても、最初は改善するんですけど、インソールそのものも劣化してきますから。そうすると「以前は良かったんだけど」ということも結構あるんですね。
だから出来ることならば、この足そのものの組み、そのものの動きをやはりきちんと使えるようになることがすごい重要になります。
よく聞くのが、「朝、なんか足を振るとか足首回してるんですよね」って言われるんですけど、それだけでは不十分というか、あまり効果がないですね。"


足関節が動かないと捻挫の方向に曲がりやすくなってしまいます。
動画で話しているように自分では足関節の調整は難しいです。
ご自身でできるケアとしては股関節のストレッチ。
胡坐の方向と女座りの方向に行うといいと思います。
治療歴48年で私の師匠である及川先生とのインタビュー動画も紹介します。股関節や膝の変形性股関節症、変形性膝関節症の貴重な情報を聞くことができます

変形性膝関節症は年齢とともにほとんどの方が軟骨や膝の問題に直面します。最近では平均寿命が90近く女性は長生きしますが、元気な高齢者は運動器がしっかりして自分で歩いていける人が多いです。
そういった意味でも予防をどれだけ早く行うかということが寿命や健康寿命に大きく関わります。
同時に膝だけではなく股関節の関節炎や腰の腰椎椎間板ヘルニアなど膝の問題というのは全身にかかってくるので、すでに痛くなっている方は、どのようにして痛みを和らげていくかということを考えていく必要があります。
多摩区の膝痛対策の事例:
45歳で肥満気味の女性が変形性膝関節症になってきていると相談がありました。年齢的にまだそこまで手術をするほどではないが、病院では対応できることが限られているという医師の診断でした。
弊社ではこのような時にも淡々と常に全身の調整を図っています。
これから高齢者がどんどん増えて現役世代が支えきれなくなると、今使える高額医療制度での人工関節の手術が同じような保険で使えるとは限りません。
むしろこれからは予防の時代です。
痛くなる前に痛くなることを予測して整えておくということが我々整体の仕事でも大きいと思います。

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