ジュニアアスリートで、サッカー・野球・レスリング・空手・フィギアまでサポート
ジュニアアスリートの潜在能力を最大限に引き出すには、適切なトレーニング方法が不可欠です。本記事では、16年の実績を持つ整体院・パーソナルトレーニングジムの経営者が、自身の競技経験と科学的知識を基に、ジュニアアスリートのための効果的なトレーニング方法を解説します。
スピードとバランスの向上に焦点を当て、怪我のリスクを減らしながら競技力を高める方法をご紹介します。神奈川県を中心に活動する著者の豊富な指導経験から、ジュニアアスリートの育成に役立つ貴重な情報をお届けします。
弊社は16年続く、有限会社ディーエスシーエスという整体院・パーソナルトレーニングジム・アスリートのトレーニング指導を行う法人事業を神奈川県川崎市で行っております。
過去に、神奈川大学・関東学院大学・東京大学・競輪学校・国体育成選手の団体指導などでトレーナー業務として講師経験が多数あります。
現在も、県立高校と年間契約でトレーニング指導の契約やエニタイムフィットネスでのパーソナルトレーナー契約・トレーナー専門学校講師など地域のスポーツと関わらせて頂いております。
神奈川県のジュニアアスリートの実績ジュニアアスリートのトレーニングはスピード・バランス向上で変わります
私は大学は国際武道大学という体育大学出身です。高校から始めた少林寺拳法を大学で選手として学びたいと考え、体育大学に進学しました。
大学2年生の時に、少林寺拳法の千葉県で優勝して全国大会などで決勝まで残りました。毎日5時間の大会練習に明け暮れていました。
しかし、練習しても、怪我が増えていき、表彰を逃してしまった経験があります。
練習(プラクティス)とトレーニング
捻挫したり、柔道の授業での怪我もあり、完全にオーバートレーニングでした。
トレーニングをすることでスピードの向上ができた!
私が大学で少林寺拳法部として活動していた時は、1部練・2部練が普通でした。
2年生まででいくら練習をしても、関東学生大会団体で2年連続で2位でした。
私が幹部になって指揮をした年に、最優秀賞を獲得。
体育大学での運動生理学を学び、適切な休息とスピード強化のトレーニングを意識して、突き蹴りのスピードを向上できるメニューを作りことがいい経験になりました。
練習はやれば上手くなりますが、トレーニングは科学的に行わないと向上しないということが体験的に理解でき、自分が指導者になった現在でもこの両輪を回すことを行っています。
ジュニアアスリートの筋力・スピードアップは動的ストレッチ
あらゆるスポーツ競技において、スピードやパワーは大きなアドバンテージになるでしょう!
しかし、ジュニアアスリートの指導において、練習量が多いのに、フィジカルの科学的なトレーニングはまだまだ普及されていません。
小学生から股関節や足関節の柔らかい動きを取り入れることで、しゃがみやすくなったり、手を鞭のようにしならせる連動性が向上できます。
ジュニア期においては、マッチョな体を作りために筋トレをやらせる時期ではありません。
しかし、SNSなどの情報で断片的なメニューを取り入れても、トレーニングの専門職としての知識や技術を要した包括的トレーニング指導がないと、一番能力を伸ばせるゴールデンエイジの時期を逃してしまいます。
筋力というのはあくまでもベース 使いこなす制御する能力
自動車を運転する時には、ハンドルを精密に操作することで操舵装置を制御する能力が必要です。
いくらエンジンや部品が優れていても、このステアリングが上手くないと車も乗りこなせないと思います。
ねもと整体&ストレッチスタジオでは、子供の時期から一つの競技のみで勝つことだけの考えを改めました。
これは私自身も自分の子供を育ててきて、今子育てが終わる前に痛感しています。
ジュニアアスリートのトレーニングにおける「筋力を使いこなす制御能力」の具体例を説明します
筋力を使いこなす制御能力の具体例:
ボールコントロール(サッカー、バスケットボール): 単に足や手の筋力が強いだけでは、ボールを巧みに操ることはできません。繊細な筋肉の動きを制御する能力が必要です。例えば、サッカーでのドリブル時に、ボールを足の様々な部分で軽くタッチしながら進む技術。これには足首や足の指の細かな動きを正確にコントロールする能力が求められます。
バットスイング(野球、ソフトボール): 強い筋力だけでなく、タイミングよくバットを振り抜く制御能力が重要です。腕の筋力を適切なタイミングで発揮し、さらにバットの角度を微調整する能力。これにより、打球の方向や高さを調整できます。
体操競技での着地: 跳馬や平均台での演技後の着地では、強い脚力と同時に、着地時の衝撃を吸収するための繊細な筋肉コントロールが必要です。足首、膝、腰の筋肉を瞬時に調整して、ぶれない着地を実現します。
水泳のストローク: 腕の筋力だけでなく、水中での腕の動きを細かく制御する能力が重要です。例えば、クロールのストロークで、水をつかむ感覚や、プル(引く)動作の強さを調整する能力。これにより、効率的な泳ぎが可能になります。
テニスのサーブ: 強いサーブを打つには肩や腕の筋力も必要ですが、それ以上に重要なのは、ラケットの角度や接点を正確にコントロールする能力です。わずかな角度の違いでサーブの方向や回転が変わるため、筋力の繊細なコントロールが求められます。
柔道の投げ技: 相手を投げるには確かに筋力も必要ですが、それ以上に重要なのは、相手の動きに合わせて自分の体重移動や力の入れ具合を瞬時に調整する能力です。例えば、大外刈りでは、相手の重心の位置を感じ取り、適切なタイミングと力加減で足を払う必要があります。
フィギュアスケートのジャンプ: 高く跳ぶための脚力も重要ですが、空中での回転数を調整したり、着氷時の姿勢を制御したりする能力がより重要です。腕や脚の筋肉を細かくコントロールし、回転速度を調整したり、バランスを保ったりします。
アーチェリーの矢筋: 弓を引く腕の筋力も必要ですが、それ以上に重要なのは、狙いを定めて矢を放つ瞬間の微細な筋肉コントロールです。呼吸を整え、手の震えを抑え、リリース時の指の動きを正確にコントロールする能力が求められます。
陸上競技のハードル: ハードル走では、単に速く走る能力だけでなく、ハードルを越える瞬間の体の使い方が重要です。リードレッグ(前に出す足)とトレイルレッグ(後ろの足)の動きを正確にコントロールし、空中でのバランスを保つ能力が必要です。
ゴルフのスイング: 強い飛距離を出すためのパワーも必要ですが、それ以上に重要なのは、クラブヘッドの軌道や当たる角度を正確にコントロールする能力です。体の各部位の動きを協調させ、一連のスイング動作を滑らかに行う制御能力が求められます。
これらの例が示すように、ジュニアアスリートにとって重要なのは、単に筋力を増強することではなく、その筋力を適切に制御し、競技に必要な動きに結びつける能力を養うことです。このような制御能力は、適切な指導の下で多様な運動経験を積むことで培われていきます。
ジュニアアスリートの可能性を引き出す - スピードとバランスを重視した科学的トレーニングアプローチ
神奈川県川崎市にある有限会社ディーエスシーエスが、整体院・パーソナルトレーニングジム・アスリートのトレーニング指導を16年間行っています。
執筆者は体育大学出身で、少林寺拳法の選手として経験を積み、適切な休息とスピード強化のトレーニングの重要性を学びました。
ジュニアアスリートのトレーニングでは、スピードとバランスの向上が重要です。
動的ストレッチを取り入れることで、ジュニアアスリートの筋力とスピードアップが可能です。
ジュニア期は筋肉を大きくするための筋トレよりも、柔軟性や連動性を向上させるトレーニングが適しています。
専門的な知識と技術を持つ包括的なトレーニング指導が、ゴールデンエイジ期の能力向上には不可欠です。
筋力はベースであり、それを制御する能力を育てることが重要です。
ねもと整体&ストレッチスタジオでは、一つの競技だけでなく、子供の総合的な成長を重視しています。
このブログ記事は、ジュニアアスリートのトレーニングにおける科学的アプローチの重要性と、バランスの取れた成長の必要性を強調しています。
ジュニアアスリートのバランス能力・スピードアップ・怪我の予防
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