脊椎管狭窄症でお困りの方

脊椎管狭窄症でお困りの方

40代から始める脊柱管狭窄症の予防・改善

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大

川崎市登戸・向ヶ丘遊園の「ねもと整体&ストレッチスタジオ」院長 根本大。20年の臨床経験を持つ関節ニュートラル整体の施術者。健康運動指導士・米国ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。整体技術と運動指導の両面からのサポートしており、長年の経験をお伝えしています。

歩けなくなる前に!40代から始める脊柱管狭窄症対策

脊椎管狭窄症で前かがみ姿勢になった中高年男性4人とねもと整体&ストレッチスタジオ登戸のロゴ

脊柱管狭窄症は50代から増えてくる、腰痛や足の痛みが特徴的な病気です。統計によると、60~70代で最も多く発症し、高齢化社会の進行とともに患者数は年々増加傾向にあります。この病気は、長年の生活習慣や姿勢の積み重ねによって徐々に進行するため、多くの方が「いつの間にか」症状を感じるようになります。

加齢による症状なので、歳だからと諦めてしまっている方も多いのですが、しっかり対応すれば重症化を防ぐことが可能です。実際に、適切な治療や生活習慣の改善により、症状の進行を遅らせたり、場合によっては改善させることができます。重要なのは「年齢のせい」と決めつけず、専門的なアプローチで対処することです。

一度症状が出てしまうと、生活にも大きな支障をきたすので、特性を知り、早めに予防することが重要です。歩行困難により外出が億劫になったり、趣味や社会活動を制限されたりすることで、身体機能の低下だけでなく、精神的な落ち込みやうつ状態を引き起こすこともあります。そのため、症状が軽いうちから適切な対策を講じることが、将来の生活の質を大きく左右します。

あなたの足が悲鳴をあげる前に!狭窄症の恐るべき正体

脊椎管狭窄症で前かがみ姿勢で歩く高齢男性のイラスト

脊柱管狭窄症は、背骨の中にある「脊柱管」という神経の通り道が狭くなる病気です。背骨は24個の椎骨が積み重なってできており、その中央には脊髄という重要な神経が通っています。

年齢とともに骨や靭帯が厚くなったり、椎間板が膨らんだりして、この通り道が狭くなってしまいます。特に黄色靭帯の肥厚や椎間関節の変形、椎間板の突出などが複合的に起こることで、神経が圧迫されて症状が現れます。

最も特徴的な症状は「間欠性跛行」です。歩いていると足にしびれや痛みが出てきて、少し休むと楽になり、また歩けるようになります。まるで信号待ちのような感覚で、「信号機症候群」とも呼ばれています。歩行できる距離は個人差がありますが、重症になると数十メートルも歩けなくなることもあります。

その他、腰痛、足の痛みやしびれ、筋力低下などがあり、症状は立っているときや歩いているときに強くなり、前かがみになったり座ったりすると軽減します。痛みは太ももからふくらはぎ、足先まで広がることが多く、ズキズキ、ジンジンとした電気が走るような感覚を伴います。

症状が進行すると、日常生活に深刻な影響を与えるようになります。買い物や散歩などの外出が困難になり、最終的には歩行不能に陥る可能性もあります。保存的治療(薬物療法、理学療法、神経ブロックなど)で改善しない場合は、手術治療(椎弓切除術や開窓術など)が必要になることもあり、できる限り早期の対策が重要となります。

メスを使わない奇跡!脊椎24個を蘇らせる整体術を。当院での取り組み

脊椎管狭窄症の症状進行を示す高齢男性の歩行姿勢3段階のイラスト

諦めていた趣味が復活!70代男性の3ヶ月間の軌跡をお伝えします。
当院でも50代から70代位の方が一定数、狭窄症の痛みでご来院されています。
脊椎の穴が加齢で狭くなることから、手術以外の選択肢として整体で脊椎24個の骨を一つ一つ弾力を回復させていくという治療を行っています。

施術では、うつぶせで関節が動きやすい状態まで緩和操作を行い、側臥位や仰向けでも手足の関節を調整します。脊椎を調整する前にまず手足の関節の動きも整えていきます。これにより脊椎が整ってきます。

全身の関節はあるところが硬いとその動きを代償することで違うところが相対的に硬くなってくる現象が起きます。つまりどのような順番で、最終的に全体の一番の要因である腰への負担を減らすかというところを戦略的に行っていきます。

腰を曲げて歩く脊椎管狭窄症の高齢男性のイラスト

最近1ヶ月前にご来院された70代男性の患者さんの事例

最近の登戸在住70代男性の患者さんの事例をご紹介します。

ご来院時は狭窄症の痛みが出始めてまだ1ヶ月目で、かなり痛みが強い状態でした。歩くと足が痛くなり休むと痛みが楽になるのですが、また歩かないわけにいかないので、歩いているうちにまた動けなくなるという症状で何とかご来院されていました。

1ヶ月目ということで急性期でしたが、痛みは少し楽になり、回数を重ねることで今硬くなっている全身の関節の動きがスムーズになるので、狭窄症の症状も楽になるというお話をさせていただきました。

その後、2ヶ月目からは症状が楽になり、外出しても痛みが半減しているとおっしゃっていました。整体院には週2回ほど集中的にご来院されています。
このままの状態でも痛みが楽になっていくと思われましたが、再発予防のために完全に痛みが改善するまで通院し、リハビリも習得したいということで熱心に通院されました。

そして3ヶ月目に入るとほとんど痛みが回復し、趣味のゴルフも再開できるようになりました。
その後もメンテナンスで月に1度ご来院されて、以前よりも整体で関節可動域が広くなったことから、ゴルフのパフォーマンスも向上し、痛みの再発もなく元気に過ごされています。

ゴルフコースでスイングする男性ゴルファーのイラスト

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予防の重要性
この男性のケースでは、3ヶ月で痛みがほぼなくなりました。すでに脊柱管狭窄症の痛みが発症してからご来院されていましたが、このケースよりも早く通院されていれば、この3ヶ月の辛い経験も予防できたと思います。

可動域を正常化しておくことが、このような脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアの予防になります。40代から正しい姿勢の維持、適度な運動、筋力強化、柔軟性の維持、体重管理を心がけることで、将来的な問題を予防できます。症状が出る前からの予防的なアプローチが、最も効果的な対策となります。

脊椎管狭窄症では、加齢により神経の通り道が狭くなって症状が現れますが、前屈動作によってこの通り道が広がることで、圧迫されていた神経が楽になります。

つまり、前屈動作がスムーズにできるということは、背骨全体が柔軟性を保っており、神経の圧迫が起きにくい状態を維持できているということなのです。

前屈ができるようになると脊椎管狭窄症も予防できる

前屈で心も軽やか!未来を守る優しい習慣

前屈ができるようになると脊椎管狭窄症も予防できる理由
脊椎管狭窄症の予防において、前屈動作の改善は非常に重要な要素です。これは単純な柔軟性の問題ではなく、脊椎全体の機能的な動きと密接に関連しています。脊椎管狭窄症の患者さんは、腰椎の自然な前弯(反り)により脊柱管が狭くなるため、腰を曲げる(前屈)ことで脊柱管が広がり症状が改善していきます。

しかし、膝を伸ばしても前屈が十分できない人は加齢による靭帯の肥厚や椎間関節の変形により、通常の立位姿勢でも脊柱管が狭くなってしまうので、予防としては早めに前屈の動きを胸椎屈曲ができるように整体で調整していきます。

前屈動作と脊椎の関係性
前屈動作と脊椎管狭窄症の関係を分かりやすく説明
前屈動作は、私たちが日常的に行う動作の中でも特に重要な複合動作です。物を拾う時や靴を履く時など、無意識に行っているこの動作は、実は股関節、腰椎、胸椎の3つの部位が連携して行われています。

まず主役となるのは股関節です。太ももがお腹に近づくように曲がることで、前屈動作の大部分を担います。同時に腰椎は軽くカーブを描くように丸くなり、背中上部の胸椎も協力して全体のバランスを取ります。この3つの関節がスムーズに連携できるということは、脊椎の各部分が適切に機能できるように整体で調整可能です。

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