実は肩こり放置は怖い?!
「肩こりは単なる不快感ではない」という事実をご存知ですか?
放置すると手の痺れや肩の痛みに発展し、日常生活に支障をきたす可能性があります。
本記事では、肩こりの危険性と予防法について、18年の臨床経験を持つ角療術院院長との対談を通じて
詳しく解説します。あなたの健康を守るために、肩こりと向き合う重要性をお伝えします。
肩こりはこり以外にも、肩が痛んだり、手のしびれまで徐々に来るようなヘルニアの症状が起こってきます。
「頭痛」「吐気」など肩こりは病気とまでは考えなくても、仕事の効率を低下させ、気分の低下も悪化します。
症状が強い場合は肩こり放置することは悪化の一途を辿る可能性すらあります。
今回は石川県の角療術院院長と YouTube Live を行いましたのでそちらをご覧ください。
角院長は私と同じ関節ニュートラル整体の仲間で開業から18年とベテランの先生です
肩こりを放置していると、手の痛みや肩の痛みが出てくる
首が凝る、首が痛い、手もしびれる……
「頸椎症」という病気かもしれません。
整形外科では、ストレートネックと言われます。
しかし、ストレートネックだからといって、あきらめる必要がありません。
私達関節ニュートラル整体は頚椎の骨を一つ一つ安全に動かせます。
大事なことは、肩こりの段階から予防することです。
関節ニュートラル整体の技術者は全国にいますが、まだまだ限られています。
一般的には、骨を動かす技術はまだ少ない施術者しかできないため、病院で牽引されています。
角先生とも話しましたが、肩こりから手のしびれ・腕のしびれを予防するには、タイミングが「大事」
このタイミングを逃すと、完全に改善できないことも少なくありません。
まず、手のしびれなどが時間がかかっているケースでは、痺れが完全に戻ってしまうことも多いということは、医師や治療家でも臨床経験が豊富な人ほど分かっています。
肩こりのセルフケアで考えると多くの方が、姿勢が悪いから・・・
肩への負担が増える 猫背の姿勢が問題
首が前方にまっすぐ突き出したストレートネックと整形外科で言われて気になる
このような考え方が多いのではないでしょうか?
角院長と話したように、肩こりで我々院長でお勧めするケアは全身のケア。
とりわけ、、、下半身の筋トレはお勧めしています。
実は下半身の筋肉は優先的に落ちていきます。
筋肉が落ちると姿勢が保てません。
この患部以外のところを診るというのは、医療ではなかなかないことです。
医療を否定する訳ではなく、現代医療の盲点は全身をみるということがないということです。
実はこの全身のエクササイズや日常で足腰を使うこと言うことが現代人に足りず、様々な問題を引き起こしてくるということをお伝えしたいと思います。
肩こり予防自宅では何をしたらいいの?
肩こりの方にも、下半身の筋肉をとにかく鍛えて下さいと私達も訴えていました。
コロナ自粛の影響で現在テレワークなどで、私のお客様も「1日1000歩も歩いていない」という方が結構多いです。
下半身の筋力や柔軟性が低下すると、明らかに肩こりや腰痛・頭痛などの不定愁訴が増えてきます。
そして、この3ヶ月で日本人の方の身体状況もかなり悪くなっています。
肩こりから、脊髄が圧迫されて肩の痛みからのしびれとそのような神経症状がある場合になるとかなり危険信号です。
単なるストレッチで肩こりが改善すると考えられがちですが、修理は自分では難しいと思います。
ブログでお伝えられることは限られていますが、まずコロナ自粛で身体活動も減っていることを認識してスクワットと下肢のストレッチから始めていきましょう。
動画では18分程度肩こりについて話しています。
肩こりから酷くなると、首が回らなくなり・・・
「頸椎カラー」を首に巻いてご来院される方もいます。
ブロック注射や、場合によってはチタン製ケージを首に手術される方もおり、注意が必要です。
具体例をいくつか詳しく説明いたします
頸椎症の症状進行例: 山田さん(45歳、会社員)は、数年前から肩こりに悩んでいましたが、忙しさを理由に放置していました。最初は軽い肩の張りだけでしたが、徐々に症状が悪化。首の動きが制限され、特に後ろを振り向くときに痛みを感じるようになりました。さらに、右手の親指と人差し指にしびれが出始め、キーボード入力に支障をきたすようになりました。整形外科を受診したところ、頸椎症と診断され、頸椎カラーの着用を指示されました。
テレワークによる症状悪化例: 佐藤さん(38歳、IT企業勤務)は、コロナ禍でテレワークが始まってから、肩こりが急激に悪化しました。自宅での作業環境が整っていないため、ソファやベッドで長時間パソコン作業をすることが増えました。その結果、姿勢が崩れ、首や肩に負担がかかり、慢性的な痛みに発展。さらに、運動不足から下半身の筋力が低下し、全身のバランスが崩れ、頭痛や腰痛も併発するようになりました。
手術に至った重症例: 木村さん(52歳、自営業)は、20代から肩こりに悩んでいましたが、マッサージや市販の湿布で対処していました。しかし、50歳を過ぎたころから、左腕全体のしびれと脱力感が顕著になり、物を持ち上げることが困難になりました。MRI検査の結果、頸椎ヘルニアによる脊髄圧迫が見つかり、保存療法では改善が見込めないと判断され、チタン製ケージを用いた頸椎前方固定術を受けることになりました。
全身症状への発展例: 田中さん(41歳、主婦)は、育児と家事の忙しさから肩こりを放置していました。徐々に首の痛みが増し、頭痛も頻繁に起こるようになりました。さらに、めまいや吐き気といった症状も現れ、日常生活に支障をきたすようになりました。整体院で診てもらったところ、首の歪みが全身のバランスを崩していることが判明。下半身の筋力低下も指摘され、全身的なアプローチによる治療と運動療法を開始しました。
仕事への影響例: 高橋さん(35歳、デザイナー)は、締め切りに追われる毎日で、長時間のデスクワークが続いていました。肩こりと首の痛みが慢性化し、集中力の低下や頭痛が頻繁に起こるようになりました。その結果、仕事の効率が落ち、ミスも増加。上司から注意を受けるようになり、精神的なストレスも重なって症状がさらに悪化。最終的に、1ヶ月の休職を取らざるを得なくなりました。
これらの例は、肩こりを放置することの危険性を示しています。早期の適切な対処と、全身的なアプローチによる予防が重要であることがわかります。
記事のまとめ
肩こりを放置すると危険: 頭痛や吐き気などの症状が現れる可能性がある
仕事の効率や気分に悪影響を及ぼす
手のしびれや肩の痛みなど、より深刻な症状に発展する恐れがある
頸椎症の可能性: 首の凝りや痛み、手のしびれは頸椎症の兆候かもしれない
ストレートネックと診断されることがあるが、適切な治療で改善の可能性がある
早期対処の重要性: 症状が進行すると完全な改善が難しくなる場合がある
予防と早期治療が鍵
全身ケアの重要性: 肩こりの原因は姿勢だけでなく、全身の状態に関係している
特に下半身の筋力トレーニングが推奨される
自宅でできる予防法: 下半身の筋力トレーニングとストレッチ
日常的な身体活動の維持(歩行など)
専門家による治療の必要性: 症状が悪化した場合、自己対処だけでは不十分
関節ニュートラル整体などの専門的な治療が効果的な場合がある
記事は、肩こりを単なる不快感として軽視せず、全身の健康と関連付けて考え、適切な対処と予防を行うことの重要性を強調しています。