肘周辺の調整に関節の調整によりパフォーマンスが向上しました。

ゴルフ肘(上腕骨外側上顆炎)とは?

ゴルフ肘は、肘の外側や内側に痛みが生じるスポーツ障害の一つです。正式には「上腕骨外側上顆炎」または「上腕骨内側上顆炎」と呼ばれ、ゴルフだけでなくテニスや野球などのスポーツでも発症します。
肘の内側が痛む場合をゴルフ肘、外側が痛む場合をテニス肘と一般的に呼びますが、どちらも前腕の筋肉の使いすぎや不適切なフォームが原因で発症することが多い疾患です。
特にゴルフでは、スイング時の肘への負担が大きく、プロゴルファーやアマチュアゴルファーを問わず、多くの方が悩まされています。
ゴルフ肘の主な症状

ゴルフ肘の典型的な症状には以下のようなものがあります:
スイング時の肘の痛み
グリップを握る時の痛み
物を持ち上げる時の肘の違和感
肘の曲げ伸ばしでの痛み
前腕の筋肉の張りや疲労感
練習後の肘の痛みや重だるさ
多くの場合、練習を休むと痛みが軽減しますが、再開するとまた痛みが戻ってしまうという特徴があります。これは根本的な原因が解決されていないためです。
症例紹介:30代プロゴルファー・後藤さんのケース

初診時の状態とお悩み
後藤さん(仮名・30代)は長年プロゴルファーやコーチとして活動している方で、ゴルフ肘の改善のためにご来院されました。
主な症状:
スイング時の肘の痛み
練習後の肘の重だるさ
休むと良くなるが再開すると再発
プロとしての活動に支障
パフォーマンスの低下
後藤さんの一番の悩みは、練習をしばらく休むと良くなるのですが、再開するとまた痛くなってしまうという点でした。
これはゴルフ肘に悩む多くの方が経験する典型的なパターンです。単に肘を休ませるだけでは根本的な解決にならず、なぜ肘に負担がかかるのかという原因を突き止める必要があります。
全身のモーションチェックで見えた原因

当院で全身のモーションチェックをさせていただいたところ、ゴルフ肘の原因を全身の連動した動きからチェックさせていただきました。
多くの方が盲点になっているのは、「なぜ肘の動きに負担になっているのか」ということです。
肘だけを見ていても、ゴルフ肘の根本原因は分かりません。全身の動きの連動性、特に下半身から上半身への力の伝達がうまくいっていないと、肘に過度な負担がかかってしまうのです。
ゴルフ肘の意外な原因:足首の硬さ

私が過去にも見てきたケースとして多いのが、足首の硬さがスイングの際の体重移動を妨げ、すなわち手打ちにつながり、肘の負担につながっていくというパターンです。
ゴルフスイングは下半身から上半身へと力を伝えていく全身運動です。足首が硬いと:
体重移動がスムーズにできない
下半身の力を上半身に伝えられない
手や腕の力だけでスイングする(手打ち)
肘や手首に過度な負担がかかる
ゴルフ肘やテニス肘を発症する
後藤さんの場合も、詳しくチェックすると足首の可動域が制限されており、それが体重移動を妨げ、結果として肘への負担を増やしていることが分かりました。
理想のご来院頻度

できれば症状があるうちは、間隔を開けない方が早く良くなるケースが多いです。
中長期的に時間がかかる足底筋膜炎と比べて、ゴルフ肘は多くの方が施術1〜2回で効果を感じられています。
しかし完全に再発予防まで考えると、連続して7回続けて受けていただいた方が理想です。さらに言うと、その期間が開かない方が、結果的に回数が少なくなり、経済的にも回数的にもご負担が少なくなってくると考えております。
当院ならではの関節整体アプローチ!
全身の関節調整と肘の細かなチェック

当院では、全身の関節の調整をしっかり行うのと同時に、肘に関しても細かく動きをチェックし調整していきます。
ゴルフ肘の施術では、肘だけでなく以下の部位を総合的に調整します:
調整する主な部位:
肘関節(橈骨と尺骨の動き)
手首の関節
肩関節と肩甲骨
胸椎(背骨の回旋)
股関節(内旋・外旋)
膝関節
足首の関節
ゴルフスイングに必要な肘の動き

肘の動きとしてスイングの際に回旋する動き、すなわち小指からひねりを入れるわけですが、肩から肘への対角線の動きが重要になってきます。
この動きがスムーズに行われないと、肘周辺の筋肉や腱に過度なストレスがかかり、ゴルフ肘を引き起こします。
当院では、この肘の回旋動作を細かくチェックし、制限がある場合は関節の調整を行います。
体重移動と股関節の動き

その際に体重移動も同時にチェックします。体重移動は股関節の内旋と外旋の動きということが1つ大きなヒントになります。
ゴルフスイングでは:
バックスイング時:右股関節の内旋(右利きの場合)
ダウンスイング時:左股関節の内旋と体重移動
フォロースルー:左股関節の外旋
この股関節の動きがスムーズでないと、上半身だけでスイングすることになり、肘への負担が増大します。
施術経過

3回で痛み消失、その後パフォーマンス向上へ
初回〜3回目:痛みの消失を最優先
後藤さんも3回程度の施術で、痛みはほとんど消失していきました。
この期間の施術内容:
肘関節の細かな調整
前腕の筋肉の緊張緩和
肩甲骨と肩関節の可動域改善
足首と股関節の調整
全身のバランス調整
3回までは肘の関節の調整を主に行い、現在の痛みを早く消失させることを最優先にしました。同時に、復帰から再発予防までを視野に入れた施術を行いました。
プロゴルファーにとって、練習やラウンドができない期間はキャリアに大きく影響します。そのため、できるだけ早期に痛みを取り除き、安全に復帰できる状態を目指しました。
4回目以降:再発予防とパフォーマンス向上
痛みが消失した後も、後藤さんはゴルフで再発しないために定期的に通われています。
痛みを改善するだけではなく、やはりゴルフのプレイヤーとしてパフォーマンスを向上させたいということをおっしゃっていました。
その鍵となるのが、先ほどからお伝えしている股関節や膝や足首の連動した使い方です。これを整体とトレーニングの両面から再構築していきました。
4回目から10回目:機能改善とコンディショニング
4回目から10回目は3ヶ月程度かけて以下の内容を徹底的に行いました:
施術・指導内容:
股関節の可動域を向上させる関節調整
自宅でも可動域を広げるケア体操の徹底指導
下半身の筋力強化トレーニング
体幹の安定性を高めるコンディショニング
ゴルフスイングの動作分析とアドバイス
筋トレと理想的な動作ができるコンディショニングを導入したことで、下半身から無理なく力を伝えられるバランスを獲得することができました。
現在:定期的なメンテナンス
現在は週1回程度、定期的にメンテナンスで通われています。
プロゴルファーとして最高のパフォーマンスを維持するため、そして二度と再発しないように、常に全身の関節の調整を行っていきます。
定期メンテナンスの内容:
全身の関節の動きチェック
疲労が蓄積している部位の調整
可動域の維持・向上
新しいトレーニングメニューの提案
スイング動作の確認
後藤さんからのご感想

「今まではどちらかというと練習で疲れた体をほぐしてもらったりする、リラクゼーションの整体が主でした。
こちらの機能改善からパフォーマンス向上まで一貫して対応できる、整体師とパーソナルトレーナーの実績がある根本先生の指導により、しなやかで力強い体作りができたと満足しております。
ゴルフ肘の痛みがなくなっただけでなく、飛距離も伸び、スイングの安定性も向上しました。体全体を使ったスイングができるようになったことで、肘への負担が減り、疲れにくくもなりました。
ゴルフ肘やテニス肘などのスポーツ障害でお悩みの方、またパフォーマンスを向上させたいアスリートの方には、ぜひご相談することをお勧めします。」
当院のゴルフ肘・スポーツ障害に対する整体の特徴
局所だけでなく全身からアプローチ

多くの整体院や接骨院では、痛みのある肘だけを施術します。しかし、それでは根本的な改善にはなりません。
当院では、ゴルフ肘の原因を全身の動きの連動性から分析し、根本原因にアプローチします。
当院の特徴:
全身のモーションチェック
関節の動きを細かく分析
スポーツ動作の専門的な評価
整体とトレーニングの両面からサポート
再発予防まで徹底的にフォロー
アスリートのパフォーマンス向上をサポート
当院には、プロゴルファー、テニスプレーヤー、野球選手など、多くのアスリートが来院されています。
単に痛みを取るだけでなく、パフォーマンスの向上まで視野に入れた施術・指導を行うことで、アスリートとしての目標達成をサポートします。
パフォーマンス向上のポイント:
関節可動域の最適化
筋力バランスの改善
動作効率の向上
体幹の安定性強化
疲労回復の促進
整体師×パーソナルトレーナーの専門性

当院の院長は、整体師としての経験だけでなく、パーソナルトレーナーとしての実績もあります。
この両方の専門性を活かすことで、施術による体の調整と、トレーニングによる機能改善を同時に進めることができます。
ゴルフ肘でお悩みの方へ
ゴルフ肘は、適切な施術と全身のバランス改善により、比較的早期に改善が期待できる疾患です。
ただし、肘だけを見ていても根本的な改善にはなりません。なぜ肘に負担がかかっているのか、その原因を全身の動きから分析することが重要です。
こんなお悩みはありませんか?
スイング時に肘が痛い
練習を休むと良くなるが再開すると痛む
肘の痛みでゴルフが楽しめない
パフォーマンスが低下している
何ヶ月も肘の痛みが続いている
再発を繰り返している
当院では、ゴルフ肘に対する専門的な施術を提供しています。
全身の関節調整と動作分析により、根本的な改善とパフォーマンス向上を目指します。
ご予約方法について

当院は、様々なニーズに合わせてご予約を取りやすい体制を整えております。
お電話でのご予約
お電話は常にスマホに転送しており、移動中や施術中でない時でもご予約を承っております。
お気軽にお電話ください。
LINE公式アカウントでのご予約
多くの方がLINE公式アカウントに登録され、空き時間をタップしてご予約されております。
24時間いつでもご予約状況を確認でき、メッセージでのお問い合わせも可能です。
24時間ネット予約
LINEを使われていない方でも、ウェブサイトから予約時間をチェックし、同じようにネット予約ができるシステムを導入しております。
スマホやパソコンから、24時間いつでもご予約いただけます。
理想のご来院頻度について
早期改善のためのポイント
できれば症状があるうちは、間隔を開けない方が早く良くなるケースが多いです。
特にゴルフ肘の場合、早期に集中して施術を受けることで、改善スピードが大きく変わります。
ゴルフ肘の改善に必要な回数
中長期的に時間がかかる足底筋膜炎と比べて、ゴルフ肘は多くの方が施術1〜2回で効果を感じられています。
改善までの目安:
痛みの軽減:1〜3回
痛みの消失:3〜5回
再発予防:7〜10回
パフォーマンス向上:継続的なメンテナンス
しかし完全に再発予防まで考えると、連続して7回続けて受けていただいた方が理想です。
来院間隔の重要性

さらに言うと、その期間が開かない方が、結果的に回数が少なくなり、経済的にも回数的にもご負担が少なくなってくると考えております。
推奨来院間隔:
初回〜3回目:週2回
4回目〜7回目:週1回
その後:月1〜2回のメンテナンス
早期に集中して施術を受けることで、体の変化が定着しやすくなり、結果的に少ない回数で根本的な改善が可能になります。
まとめ:ゴルフ肘は全身から改善する

ゴルフ肘は、肘だけの問題ではありません。
足首、膝、股関節、体幹、肩甲骨など、全身の連動性が崩れることで肘に負担がかかり、痛みが発症します。
当院では、全身の関節調整と動作分析により、ゴルフ肘の根本原因にアプローチします。
痛みの改善だけでなく、パフォーマンスの向上、再発予防まで、一貫してサポートいたします。
ゴルフ肘でお悩みの方、スポーツ障害でパフォーマンスが低下している方は、ぜひ一度ご相談ください。
プロゴルファーから週末ゴルファーまで、あなたのゴルフライフをサポートいたします。
