五十肩施術の実績
ゴールが見える
統計的目安

五十肩の夜間痛について書いていきたいと思います。五十肩の夜間痛がどれくらいの期間続くのかということを知っていると、症状が強い方はゴールが見えてくると思います。
夜間の激しい肩の痛みで眠れない日々が続くと、「この痛みはいつまで続くのだろう」「本当に治るのだろうか」と不安になりますよね。しかし安心してください。五十肩の夜間痛には明確な終わりがあります。
この記事では、川崎市登戸で19年間、多くの五十肩患者様を見てきた整体師として、夜間痛がいつまで続くのか、どう対処すればいいのかを詳しく解説していきます。
五十肩の3つの回復段階を理解する

五十肩は3つの段階を経て回復していきます。それぞれの段階で症状が異なり、適切な対処法も変わってきます。
第1段階:炎症期(急性期)|発症~3~6ヶ月
主な症状:激しい痛み、特に夜間痛が強い、寝返りで痛みが走る、肩を動かすと激痛
第2段階:拘縮期(慢性期)|6ヶ月~1年
主な症状:夜間痛は徐々に軽減、肩が上がらない、後ろに回せないなど可動域制限が顕著
第3段階:回復期|1年~2年
主な症状:痛みはほぼ消失、可動域が少しずつ改善
五十肩は1~2年で自然に治る医学的事実

まず五十肩は1年から2年で自然に治ります。これは医学的にも確立された事実です。五十肩と診断されても、この期間に全く変わらない方は五十肩ではなく、実は肩の筋肉の損傷、腱板断裂の可能性もあります。整形外科で五十肩と診断されても、MRIは撮らないですよね。本当に五十肩かどうかというのは、実はMRIまで見ないとわからないケースが多いです。
(出典:NCBI - 五十肩の自然経過と回復期間に関する研究)五十肩と糖尿病の深い関係

五十肩になる方は糖尿病の方が非常に多いと聞きます。その糖尿病の予防としてやはり運動が大切です。実は、糖尿病患者は一般の人と比べて五十肩を発症するリスクが約5倍高いという研究結果があります。高血糖状態が続くことで、肩関節の組織に悪影響を及ぼし、炎症や拘縮を引き起こしやすくなるのです。
(出典:PubMed - 五十肩と糖尿病の関連性についての研究)下半身トレーニングで糖尿病予防

治る期間が6ヶ月程度とわかれば、いかにその期間の痛みをやり過ごすのと同時に自分ができる運動をすることをお勧めします。それはウォーキングでもいいですし、スクワットやランジなどの全身、特に下半身のトレーニングを行った方が糖尿病の原因になる血糖値の問題を予防できると思います。
下半身の筋肉は体の中で最も大きな筋肉群です。これらを鍛えることで、基礎代謝が上がり、血糖値のコントロールが改善し、インスリン感受性が向上します。そして糖尿病の予防・改善につながり、将来の五十肩再発リスクも低下します。肩が痛いからといって全く運動しないのではなく、肩を使わない下半身トレーニングを積極的に行いましょう。
急性期に絶対やってはいけないこと

- 無理に肩を動かすストレッチ 非常に危険です。無理に動かない肩を動かしたときに、痛みが強くなる可能性もあります。急性期に無理に肩を動かすと、炎症がさらに悪化し、回復が遅れる可能性があります。
- 「痛いけど我慢して動かせば治る」という考え 五十肩の急性期には当てはまりません。医療機関では少しずつ動かしていきましょうという指導も多いと思います。確かにこれは正しくありますが、急性期の方は行うべきではありません。
- 肩を冷やしすぎる 炎症期でも過度な冷却は血流を悪化させ、回復を遅らせる可能性があります。急性期の強い炎症時は適度なアイシングが有効ですが、慢性期に入ったら温めた方が良い場合が多いです。
拘縮期以降:インナーマッスルのリハビリ

慢性期に入り、少しずつ動かしていくのはいいと思いますが、劇的に可動域が広がることはなかなかないと思いますので、痛みと様子を見ながら行っていきましょう。五十肩で肩を直接動かせるようになってきたら行っていただきたいのは、肩のインナーマッスルのトレーニングです。
インナーマッスルというのは、肩を支える4つの筋肉(ローテーターカフ)のリハビリテーションと、関節の動きを錆びつかせないようにするための運動療法です。これを行うことで、可動域を少しずつ回復することができます。ただし、インナーマッスルの筋肉というのは面積が小さいので、筋肉がつくというところではありません。あくまでも関節の動きを広げるという意味で、筋トレではなく、リハビリテーションとして捉えてください。
夜間痛を和らげる寝方のアドバイス

夜間痛を和らげるための寝方として、私がアドバイスできるのは同じ姿勢を取り続けないということにつきます。仰向けが良いのか横向きがいいのかという質問が多いのですが、どの姿勢でも長い時間1つの姿勢を取り続けると体に負担になります。ですから、寝方に関してはあまり気にすることがありません。一晩で何十回も寝返りを打つのが一般的と言われています。
睡眠環境の改善ポイント
- 痛い方の肩を上にして横向きに寝る場合、腕の下にクッションや枕を置くことで、肩への負担を軽減できます
- 抱き枕を使って腕を支えるのも効果的です
- 寝る前に軽い運動を行うことで関節に余裕ができ、寝返りによる夜中の痛みは少し軽減する可能性があります
就寝前にストレッチをすることで肩の負担の軽減

五十肩は時間がかかります。寝返りで痛みが強いと睡眠障害など精神疾患にもつながるような、つらい症状の方がよくお見えになります。
そのような方にも少しでもこの期間の辛さを解消するために私がおすすめすることがあります。それは肩以外のストレッチを行ってからお休みになるということです。なぜなら他の関節の動きも寝返りに関係しており、寝返りが打てないこの期間に首が痛くなったり腰が痛くなる可能性もあるからです。
辛くなってから対応するよりもこの期間はよりメンテナンスに目を向けて、肩以外の股関節や足首などのストレッチも多く行うことで、痛みを緩和することもできます。
医療機関への専門家への相談が必要な症状

下記のような症状がある場合は、民間療法だけよりも医療機関にまず受診した方がいいと思います。病理的なものも含まれるため、ケースによっては薬の服用や注射などで痛みを軽減させて、期間をしのぐ必要があると思います。
- ●発症から6ヶ月以上経っても夜間痛が全く改善しない
- ●痛みが徐々に強くなっている
- ●睡眠障害が深刻で日常生活に支障が出ている
- ●肩だけでなく腕や手にしびれがある
- ●発熱や強い炎症反応がある
五十肩の夜間痛|重要なポイントまとめ

- 夜間痛の期間について 夜間痛が最も辛い期間は発症後3~6ヶ月の急性期で、軽減し始めるのは拘縮期への移行時、全体の回復期間は1~2年です。
- 対処法の段階別アプローチ 急性期では無理に動かさず、医療機関の活用や整体での全身調整を行います。拘縮期以降ではリハビリや下半身トレーニングを行います。
- 全身の健康という広い視点 五十肩は肩だけの問題ではありません。全身の健康、特に糖尿病予防という観点から、下半身トレーニングやウォーキングを継続することが重要です。
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