整形外科でもわからないことが多い腱板断裂

肩の痛みで悩んでいませんか?五十肩と思っていたら実は腱板損傷だった、というケースが意外に多いのをご存知ですか?
本記事では、整形外科医でも見逃しがちな五十肩と腱板損傷の違いを解説し、自己診断の方法や適切な対処法をお伝えします。
長引く肩の痛みに悩まされている方、早期回復を目指したい方必見の情報をお届けします。

五十肩と腱板断裂・腱板損傷の見極め方について書いてみます。
整形外科に肩の痛みで通い五十肩と診断されます。
しかし、1年・2年と痛みが変わらず、大きな病院で腱板断裂・腱板損傷と判明したという方も多いです。
その間にマッサージに行ったり、鍼灸に行ったり、整形外科で相談したり、良くならない。
ある時に大きな病院でMRIを撮ったら、実は腱板断裂・腱板損傷だったという方が多い印象です。
何処の医療機関や民間療法でも、長く通ってもらいたい為、「通えば良くなります」といってしまいがちです。
しかし、通う方にとっては、良くならないのに無駄足になりますよね?
そうならない為の知識として五十肩と腱板断裂・腱板損傷の違いを知ることが大切です。

YouTube動画で五十肩と腱板損傷の見分け方を解説しました。
素人でもわかる!五十肩と腱板損傷の見極め方

肩の症状で来院される患者さんで多いのは、「四十肩・五十肩」です。
四十肩・五十肩の40代・50代が多いと思いきや、60代女性が多いです。
1年くらいで自然に治るので保存療法が一般的です。
「鍼に行って1年くらいで治りました」という方が多いのですが、実は自然に治っているのはここだけの話。
五十肩と思っていても、意外に多いのが「腱板損傷」です。腱板とは腕の骨と肩甲骨を繋ぐ腱ですが、肩を打撲する、手をついたときに激痛で・・・と、簡単な外傷などで腱板断裂・腱板損傷が起こります。
過去に私のところで肩の痛みで整体をしながら、医療機関に紹介して腱板損傷と判明したことも多いです。
MRIで肩の専門医でないと町の整形外科でもわからないケースがほとんどです。
五十肩と腱板断裂の鑑別診断はレントゲンではわからず、MRIの鑑別で分かります。
私が五十肩と腱板損傷を判断するのは、施術しても肩が上がらない場合は五十肩、反対の手で持ち上げて肩が上がる場合は腱板損傷だとわかるケースが多いです。

自分でも五十肩と腱板損傷は確認できる

上記のように、整体をしている私は期間や経験から五十肩と腱板損傷をある程度判別して対応しています。
素人のあなたがもし肩の激痛で五十肩と腱板損傷を調べたかったら、自分で何とか腕が上がるか?確認してみてください。
五十肩では「痛いしどうやっても腕が上がらない」ことが多いですね。腱板損傷は同じように激痛なのに筋肉の損傷なので関節は動く。そのように判断して必要に応じて大きな病院やMRIのセンターを紹介して頂き、診断を仰ぐ必要があると思います。
そして、五十肩だったら時間で治るんだな!と思ってください。
1年から2年で自然と良くなります!
しかし、腱板損傷の場合はある程度までは良くなると思いますが、筋肉が骨から剥げれているわけですから、完治はしないかもしれません。
私の整体院ではそのような方でも、全身のケアをしながら、楽になるような対応をしております。
五十肩と腱板損傷でも意外に全身のケアが大事です

多くの整体院・接骨院がありますが、五十肩と腱板損傷でも肩中心の対応になると思います。
しかし、私はここは全身のケアが大事だと自信をもってお伝えしたいです。
五十肩に関しては前述したとおり時間で良くなるので肩以外のリハビリトレーニングが大事なことが分かると思います。
糖尿病の気がある人は五十肩になる確率が10倍。
運動習慣がないとまた逆に肩も五十肩になりやすいかもしれません。
腱板損傷もくれぐれも肩に負担がない運動をするべきです。
その考えると肩以外の運動をやるしかないです。
痛いのに無理をして痛いところを動かすような指導もあると思います。
しかし、トレーナビリティーは非常に低いです。
それよりも、やれば効果が高いところをどんどん行った方が精神的なストレスも少ないはずです。
肩の痛みを放置しないために

~五十肩と似た症状に隠れているかもしれない本当の原因~
肩の痛みを感じたとき、「五十肩だろう」「年齢のせいかな」と軽く考えてしまうことはありませんか?
しかし、肩の痛みにはいくつか異なる原因があり、正しく見極めることがとても大切です。
一般的に知られている五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の関節周囲の炎症による痛みと可動域制限を指します。
自然に回復するケースもありますが、痛みが長期間続く場合は注意が必要です。
たとえば、肩の深部にある「腱板」という筋肉と腱の集合体に損傷があると、五十肩とよく似た症状が現れます。
腱板損傷は自然回復しにくく放置すると悪化するリスクが高まるため、早期の見極めが重要です。
自分で判断するのは難しいですが、腕を自力では上げにくいのに反対の手で支えると上げられる場合や
夜中に痛みで目が覚める場合は、単なる五十肩ではない可能性を考えるべきです。
また、肩の痛みが起きているとき、問題は肩だけに限らないこともあります。
足首や股関節の硬さ、背骨の動きの悪さが肩への負担を増やしているケースは珍しくありません。
体全体の柔軟性やバランスを整えることが、結果として肩の負担を減らし、回復を早めるポイントになります。
違和感や痛みは、体が出してくれる大切なサインです。
「そのうち良くなる」と放置せず、小さな変化に気づき、体と向き合うことが、今後の健康を守る大きな一歩につながります。
肩の痛みを感じたら

~五十肩と思い込まず、体のサインを見極める~
年齢を重ねると、肩に違和感や痛みを感じることは珍しくありません。
「五十肩だろう」「年齢のせいかな」と思って、ついそのままにしてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、肩の痛みにはさまざまな原因が隠れている場合があり、単なる加齢現象とは限りません。
特に、腱板(けんばん)と呼ばれる肩の深部にある筋肉や腱に負担がかかっているケースも見逃せません。
五十肩と腱板損傷の違いを知る
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩周辺の炎症によって起こる痛みや可動域の制限を指します。
一方、腱板損傷は、肩を安定させる役割を持つ腱板に小さな断裂や傷が生じることで、似たような痛みを引き起こすことがあります。
見た目の症状が似ているため、自己判断が難しく、適切な見極めが重要になります。
特に、夜間に痛みが強まる、腕を自力で上げにくいが反対の手で支えると動かせるといった特徴がある場合は、慎重な対応が必要です。
体は全身でつながっている
肩の痛みがあると
「肩そのもの」に原因を求めがちですが
実際には足首、股関節、骨盤、背骨といった体全体の動きや柔軟性が影響している場合もあります。
たとえば、足首や股関節の可動域が狭くなると、上半身のバランスが崩れ、結果として肩に余計な負担がかかりやすくなることもあります。
体を支える土台部分がしなやかに動いているかを確認し、バランスを整えていくことが、肩の負担を減らすための大切なポイントになります。
早めの気づきが未来の体を守る
肩に違和感を覚えたら、無理を重ねず、早めに体の状態を見直すことが大切です。
痛みは体からのサインであり、放置すればさらに負担が積み重なることも考えられます。
普段の生活の中で感じる小さな変化、たとえば肩の動かしづらさや疲れやすさに気づいたら、
体全体のバランスを意識してみてください。
体は、丁寧に向き合えば少しずつ変わっていきます。
無理なく続けられるケアを取り入れながら、自分の体を守る習慣を育てていきましょう。

関節の摩擦を減らせば楽になることもある

五十肩は2年以内に良くなる症状ですが、そこまで悠長に待っていられないと思うので、経験豊富な整体を受けることもおすすめしております。それは急性期には痛みがすっきり取れないことが多いのが五十肩や軽度損傷ですが、9割から慢性期に入ると施術をして楽になるという方が増えてきます。当然体の手入れはどのタイミングでもやらないよりやった方がいいのですが、せっかく整体を受けるなら少しでも楽になるタイミングがベストだと思います。
逆に痛みが完全に取れてしまうと当然メンテナンスを忘れてしまう方が多いと思います。痛みが9割でひどいのが施術で少し楽になるなら、メンテナンスとして痛い時に受けておけば痛みが半減するということです。
当院のお客様でも五十肩の急性期は痛すぎて睡眠もゆっくり取れないと悩まれてる方が非常に多いです。その原因が五十肩で片側が激痛になり、寝る方向が一方になってしまうので寝返りが打てず、首や腰が痛くなってしまう。これが施術で楽になるだけで精神的にも肉体的にも痛みがかなり楽になると思います。

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