【整体師直伝】ぎっくり首で起き上がれない時の対処法!寝方と起き方のコツ

【整体師直伝】ぎっくり首で起き上がれない時の対処法!寝方と起き方のコツ

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大

川崎市登戸・向ヶ丘遊園の「ねもと整体&ストレッチスタジオ」院長 根本大。20年の臨床経験を持つ関節ニュートラル整体の施術者。健康運動指導士・米国ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。整体技術と運動指導の両面からのサポートしており、長年の経験をお伝えしています。

はじめに:今まさに激痛でお困りのあなたへ

朝起きて首に手を当てている30代の男性

朝、目が覚めた瞬間に首を襲う激痛。「首が1ミリも回らない」「痛くて頭が持ち上がらない」「トイレに行きたいのに起き上がれない」……。
そんな絶望的な状況にいらっしゃるあなたへ。まずお伝えしたいのは、「その痛みには必ず終わりがある」ということです。パニックにならず、まずはこの記事を読み進めてください。

臨床20年、延べ4万人以上の身体を診てきた「動作改善のプロ」が、今のあなたがすべき最善の行動と、一刻も早く痛みを引かせるための全知識を詳しく解説します。この記事を読み終わる頃には、次に何をすべきかが明確になり、不安が少し軽くなっているはずです。

ぎっくり首の正体は「首の筋膜の損傷」

ボウリングの球を持っている男性

朝起きたら首が回らない「寝違え」。その重症版が「ぎっくり首」ですが、医学的には急性頸部筋膜炎(きゅうせいけいぶきんまくえん)、あるいは頸椎捻挫に近い状態を指します。
首の骨(頚椎)を支える複雑な筋肉群と、それらを包み込む「筋膜」が、急激な収縮や不自然な寝姿勢によって微細な断裂(肉離れのような状態)を起こしているのです。

なぜ「起き上がれない」ほどの激痛になるのか?

人間の頭は約5〜6kg、ボウリングの球ほどの重さがあります。起き上がるという動作は、この重りを傷ついた首の筋肉だけで持ち上げようとする行為です。筋肉に「傷(炎症)」がある状態でこの過度な負荷がかかると、脳は強力なプロテクト(防御反応)をかけます。

「これ以上動かしたら危険だ!」という脳からの警告が、あの身の毛もよだつ激痛の正体です。

病院のレントゲンで「異常なし」と言われる理由は?

病院のレントゲンは「骨の並び」や「形」を映すものであり、筋肉や筋膜の微細な損傷は写りません。お医者様が「異常なし」と言うのは「骨折や脱臼はないから、命に別状はないですよ」という意味です。

しかし、筋膜の損傷は立派な「ケガ」です。レントゲンに写らなくても痛みは本物。適切な処置をしなければ、1週間で治るはずの痛みが1ヶ月以上長引くこともあります。

首に手を当てている30代の男性

【救急】今すぐ実践!痛くない「正しい起き上がり方」

布団の中でタブレットを見ている30代の女性

今、布団の中でこの記事を読んでいるあなたへ。

無理やり起きようとするのは「傷口をさらに広げる」のと同じです。

以下の3ステップを、通常の10倍の時間をかけるつもりで、スローモーションで行ってください。首の力は10%も使いません。

回復を絶望的に遅らせる「やってはいけないNG行動」

ストレッチをしている男性

良かれと思ってやったセルフケアが、実は「傷口を広げている」ことがあります。以下の行動は絶対に避けてください。

① 自己流のマッサージとストレッチ
もっとも危険なのが、自分で揉んだり、無理に首を回して伸ばそうとすることです。炎症組織を揉むのは、ケガの傷口を指でこじ開ける行為と同じです。無理に伸ばすと、脳の防御反応でさらに筋肉が強く硬直します。

② 長風呂で温める
「血行を良くすれば治る」というのは慢性痛の話です。ぎっくり首の初期(24〜48時間)は炎症のピーク。温めることで炎症が加速し、痛み物質が増大します。お風呂上がりに激痛で動けなくなる方が続出しますので、初期はシャワー程度に留めましょう。

③ ネットの「即効で治す裏技」を真に受ける
SNSやYouTubeにある「一瞬で首の痛みが消える方法」の多くは、軽度の寝違え用です。起き上がれないレベルの重症期に行うと、不可逆的なダメージを負うリスクがあります。特に「首をボキボキ鳴らす」行為は絶対に避けてください。

完治までのスケジュール〜いつから普通に戻れるのか〜

首に手を当てている30代の男性

不安なあなたのために、私の臨床経験に基づいた回復の目安をまとめました。完治までの目標は「1週間」です。
発症当日〜2日目: 痛みのピークです。炎症が最も強いため、安静を第一に、「正しい起き方」を徹底してください。アイシング(冷やす)も効果的です。

3日目: 「転換期」です。 多くのケースで痛みが少しずつ引き始め、首を少しずつ動かせるようになります。

7日目(1週間後): 適切な処置と安静を保てば、日常生活にほぼ支障がない状態まで回復し、完治します。

もし1週間経っても痛みが全く変わらない、あるいは増している場合は、別の疾患を疑う必要があります。

注意!すぐに病院へ行くべき「危険な兆候」

ペットボトルのふたが開けられない40代の女性

何度もぎっくり首を繰り返している方は「また1週間で治る」と慣れてしまいがちですが、中には深刻な病気が隠れていることがあります。以下の症状がある場合は、すぐにMRI検査が可能な整形外科を受診してください。

激しいしびれ: 首だけでなく、肩から腕、特に指先までピリピリとした「しびれ」がある。
筋力低下: 手に力が入らず、ペットボトルの蓋が開けられない、箸が使いにくい、物をよく落とす。
感覚の鈍麻: 皮膚の感覚が麻痺しているような、触っても鈍い感じがする。
排尿・排便の異常: 尿が出にくい、便意が分からない(脊髄症状の疑いがある緊急事態です)。

これらは「頸椎椎間板ヘルニア」や「頚椎症」が原因で神経そのものが圧迫されているサインです。放置すると麻痺が残るリスクがあるため、自己判断は禁物です。

ねもと整体の「全身調整」へのこだわり

首に手を当てている40代の女性

当院で行っている整体は、首だけを見るものではありません。実は、全身の関節を一つひとつ細かく調整できる施設は非常に少ないのが現状です。

「首は被害者」という考え方とは?
ぎっくり首になる方の多くは、首そのものよりも、背骨(胸椎)、肩甲骨、股関節などの「全身の連動性」が失われています。本来、首が負担すべきではない負荷を、他の関節がサボっている分、首が無理をして補いすぎた結果、限界を超えて悲鳴を上げたのがぎっくり首です。

当院では、首だけを触ることはしません。動いていない関節にスイッチを入れ直し、全身の機能を回復させることで、首が頑張らなくていい環境を作ります。姿勢を良くし、理想的な運動機能まで回復させること。これが、再発させないための「本物の整備」です。

「首は被害者」という考え方

首に手を当てている30代の女性

ぎっくり首になる方の多くは、首そのものよりも、背骨(胸椎)、肩甲骨、股関節などの「全身の連動性」が失われています。本来、首が負担すべきではない負荷を、他の関節がサボっている分、首が無理をして補いすぎた結果、限界を超えて悲鳴を上げたのがぎっくり首です。

大切なことは首の痛みをすぐ取りたいという気持ちも分かりますが、それだけではなく、体全体の機能していない部分を常に手入れをして、姿勢を良くしていったり可動域を広く動けるようにして、首や腰を過剰に動かさない「理想的な運動機能」まで回復させることです。

これが、再発させないための「本物の整備」であり、20年間選ばれ続けてきた理由です。

よくある質問(Q&A)

未来の自分を守るために

腕を伸ばしている40代の女性

もちろん1週間で良くなるということは事実なのですが、何度もこれを繰り返していると、本当に頸椎椎間板ヘルニアや頚椎症などの重症化した症状になりやすいのも事実です。

そうならないためにも、常に体の中で動いていない部分、特に首に問題があっても首以外のところを機能改善していくことが大切です。

「痛みが取れればいい」という応急処置で終わらせず、一度ご自身の体全体を見直してみませんか?川崎市登戸で20年の実績に基づいたカウンセリングと施術で、あなたが再び笑顔で動けるまで全力でサポートします。

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