肩こり腰痛重症度 チェック方法を教えます。

肩こり腰痛重症度 チェック方法を教えます。

肩こり腰痛がひどくなると治らない病気とは?

腰や肩の痛みに悩んでいませんか?実は肩こりや腰痛は、放置すると深刻な健康問題に発展する可能性があります。本記事では、30年以上の臨床経験を持つ整体師が、自宅でできる簡単な重症度チェック方法と、その評価基準をわかりやすく解説します。痺れや麻痺に進行する前に、ぜひチェックしてください。

肩こりは、姿勢や疲労で血流が悪くなって、血流をよくすれば解消すると言われています。しかし温浴施設や整骨院・整形外科で温めても、良くなったという実感がない方も多いと思います。

肩こり腰痛は私が長年見てきた方で可動域チェックをすると問題がある方がほとんどです。単に血流の改善で予防できるというわけではありません。

日々、腰痛肩こり度をチェックし、肩の痛みや足の痛み、しびれまで進行していかないように予防する必要があります。

私が考える肩こり腰痛の重症度のチェックは、触って硬いなどといった基準ではなく、ましては骨盤の歪みなど不確実な評価方法ではありません。

肩こり腰痛も酷くなると、腕や足にしびれや痛みがある場合が重症度も高いです。

そこまで行くと整体・マッサージでも普通のやり方では、うまく処理できないと思います。

肩こり腰痛にならない為に、日々、これだけはチェックしよう!

私が考える肩こり腰痛にならないための重症度チェックは?首は動画のように首を前に屈曲させて胸骨に顎がつくか?前屈が指が床につくか?といった至ってシンプルです。

まずこの動画ができないことがなぜ?問題なのか?

「日常生活動作」ADLは食事・更衣移動といった基本動作に問題があると機械的な関節へのをストレスを受けることが多く、炎症(関節炎)が起こるのです。

肩こり腰痛で重症なのは、腕や足に痺れや痛みがある場合です

肩こり腰痛を放置しておくと次第に、手や足に痛みがおき、徐々に痺れや麻痺に陥る可能性があります。既に痛みや痺れがある方もご来院頂きますが、痺れまでいくと将来、よほど対策しないと大変になる可能性があります。

まず、脊椎の手術をした人で多くの方が手術したのに痺れが残ったというケースが多いです。

たまに痺れが出る程度なら改善の可能性ですが、半年痺れが続いていると既に重症化していると考える必要があります。

脊椎の手術では、圧迫された神経への圧力を取り除くことが目的です。

しかし、なぜ?脊椎を必要以上に動かし過ぎてしまうのか?ということは医療では全身の手技やリハビリがない為、対応できないケースも多いです。

私達整体師・トレーナーは、関節可動域の制限因子として考えられる靱帯・筋腱・神経・皮膚を触診して判断しています。
多くの方が単に筋肉を伸ばすということを考えてしまいます。

例えば、座位から、首を左手を背中に回し、首を右斜め後ろに傾け伸ばしましょう!ということが書かれています。

これは、首の伸展動作になり、頸椎に問題がある方はてきめんに首が悪くなります。

そのような指導が実はプロの整体でも行われています。

【実例】肩こり腰痛重症度の体験談|症状別・年代別の改善事例を徹底解説

慢性的な肩こり・腰痛から解放された3人の体験談
はじめに
肩こりや腰痛に悩む方は多いものの、なかなか根本的な改善に至らないケースが少なくありません。今回は、長年の痛みから解放された3人の方々の体験談をご紹介します。

伊藤さん(42歳・IT企業勤務)の場合
『デスクワークによる慢性的な首・肩の痛みが改善』
症状と困っていたこと
1日8時間以上のPC作業
常に首が凝って動きが悪い
休日も肩の痛みで趣味のテニスができない
市販の湿布や温めても一時的な改善のみ

改善までの道のり
「最初は湿布を貼って様子を見ていましたが、どんどん症状が悪化していきました。特に右肩が上がりにくく、洗髪も痛いほどでした。」と伊藤さん。
「整形外科で検査を受けましたが、異常なしと言われ、原因がわからないまま痛み止めだけもらっている状態でした。そんな時、同僚から紹介されたのが、日々の姿勢チェックと専門的なストレッチでした。」

改善のポイント
毎朝の可動域チェック
デスクワーク時の正しい姿勢指導
家でできるストレッチメニューの実践

定期的なメンテナンス施術
「今では首の可動域が格段に良くなり、趣味のテニスも楽しめるようになりました。」

加藤さん(35歳・専業主婦)の場合
『育児による腰痛から解放され、子育ても楽に』
症状と困っていたこと
出産後からの慢性的な腰痛
子どもを抱っこすると激痛
長時間の立ち仕事が困難
夜間の痛みで睡眠不足

改善までの道のり
「2歳の子どもの育児で、抱っこやおむつ替えの度に腰に激痛が走っていました。整体に行っても、その場は楽になるものの、すぐに元に戻ってしまい、育児に支障が出る日々が続きました。」と加藤さん。
「友人の紹介で、筋力トレーニングと骨盤の安定化が重要だと知り、毎日の簡単なエクササイズを始めました。」
改善のポイント
骨盤周りの筋力強化

抱っこの正しい姿勢指導
睡眠時の寝返り方の改善
ストレッチポールの活用
「今では子どもと公園で遊ぶことも苦にならなくなり、家事も楽にこなせるようになりました。」

井上さん(58歳・自営業)の場合
『長年の腰痛としびれが改善し、仕事に集中できるように』
症状と困っていたこと
20年来の腰痛
右足のしびれ
長時間の立ち仕事が困難
階段の上り下りがつらい

改善までの道のり
「自営業を始めて20年、立ち仕事が多く、腰痛は職業病だと諦めていました。特に右足のしびれが出始めてからは、仕事に集中できない日々が続きました。」と井上さん。

「医師からは手術を勧められましたが、休業期間が取れないため、まずは保存療法を試してみることにしました。」

改善のポイント
毎日の柔軟性チェック
作業環境の改善
インソールによる足の安定
職場でできる簡単なストレッチ
「しびれは完全には消えていませんが、仕事中の痛みは大幅に減り、休憩を取る回数も減りました。」

それぞれの改善に共通するポイント
1. 早めのチェックと対策
症状が重症化する前の予防的なケア
毎日の可動域チェック
痛みが出たらすぐに対処

2. 生活習慣の見直し
仕事の姿勢改善
休憩時間の確保
睡眠環境の整備

3. 継続的なケア
自宅でのストレッチ
定期的なメンテナンス
予防的な運動習慣

まとめ
3人の体験談から分かることは、以下の点です:
症状の早期発見と対策が重要
専門家による適切な指導が必要
日常生活での予防的な取り組みが効果的
継続的なケアで再発を防止

痛みやしびれは我慢せず、早めに専門家に相談することで、多くの場合改善の可能性があります。特に日々のちょっとした習慣の改善が、大きな効果をもたらすことが分かりました。

肩こり腰痛重症度チェック完全ガイド

肩こり・腰痛のチェックと重症度について:
重要なチェックポイント
首の前屈(顎が胸骨につくか)
前屈(指が床につくか)
これらの基本的な動作ができないことが問題の兆候
重症度の判断基準
単なる「触って硬い」や「骨盤の歪み」は不確実な評価方法
腕や足のしびれ・痛みがある場合は重症
痺れが半年以上続く場合は特に要注意
予防と治療について
血流改善だけでは不十分
日常生活動作(ADL)の問題が関節炎を引き起こす可能性
適切な治療には全身の手技とリハビリが重要
注意点
不適切なストレッチ(例:首の伸展動作)は症状を悪化させる可能性
手術しても痺れが残るケースが多い
早期発見・予防が重要