仙腸関節は僅か3ミリ 巷の仙腸関節大丈夫？
テニスボールをコロコロするだけで、腰痛が良くなる？美容にいいと信じて、仙腸関節へのアプローチをしていている方が多いです。そもそも、、、仙腸関節って何？医学的にそんなにズレたりするはずがない仙腸関節がなぜ？専門家の中で誇張されていることもあり、解説したいと思います。
登戸・向ヶ丘遊園で肩こり腰痛専門の整体院ねもと整体です。
皆さん骨盤は歪むと思いますか?
多くの方が仙腸関節と言う骨盤がずれたり歪んだりしてると思うと思いますが、、、
仙腸関節の動きというのはわずか3ミリ程度と言われています。
こちらの動画をご覧いただくとどの程度、仙腸関節が動くのかイメージがつきます。
これを知らないと…
足を組むと骨盤がずれる
足の長さをそろえると骨盤の歪みが解消できる
実は足の長さの左右差も、骨盤の歪みも、腰痛にはほとんど関係ありません
なぜなら、人間の体は左右もともと対象にはできていないからです。
例えば顔も右と左で見比べてみると違いますよね?
見比べてみると左右違うのが普通です。左足の方が長い方がほとんどです。
左足が長いことで左足に体重が乗りやすいのが、普通なんです。
普通なんです。
また見た目の左右差ですら、正確ではない可能性があります。
骨から骨。例えば大転子と言う骨から、内顆といううちくるぶしまで測ってみるなら分かりますが、、
骨盤自体も仙腸関節はほとんど数ミリしか動かない関節なので、歪むといっても…と考えた方が良いでしょう
そのように骨盤のメカニズムを知ることで、仙腸関節の効果やまたストレッチの方法も変わってきます
仙腸関節は腰痛の原因に？
仙腸関節が引っかかっていると、その上の腰痛の部分である腰椎あたりに痛みが生じます
普段皆さんが痛いと思う腰よりも下のお尻のあたり。
よく瓶のコーラを飲みながら腰に手を当てるお尻の辺りです
この仙骨と顴骨の骨を別々に動かす。
動かすといってもたった3ミリ。
3ミリずれて3ミリ戻る。
そんな微細な調整しかできない仙腸関節の調整が腰痛に劇的に効果があることが多いので、様々な都市伝説として骨盤が歪むなどのネットやメディアの間違った情報が増えてしまいます
仙腸関節を調整できる数少ない整体です
実際に仙腸関節を正確に調整できる整体と言うのはかなり少ないと思います。
仙骨に対して寛骨動かす
寛骨に対して仙骨動かす
このイメージができないようでは仙腸関節の調整と言うのはまずできません。
巷の骨盤調整のようにゆらゆら腰を動かしているだけでは、仙腸関節の調整にはならないのです。
仙腸関節の調整と言うのは、ものすごい効果があるというのはわかったと思います。
しかし仙腸関節を調整する整体や整骨院でもリスクがあるのが、仙腸関節のゆるいタイプの人です。
最近はほとんどいなくなりましたが仙腸関節を調整すると明らかに動きがおかしくなる方がいます。
3ミリのわずかな調整なのでおかしいなと思ってもすぐに戻る、戻せるのが関節ニュートラル整体です。
股関節と連動してるのが仙腸関節です。
同じようなストレッチの写真を見ても一般の方はどれが仙腸関節に効いてるのか?
どれが股関節のストレッチになっているのか区別がつかないと思います。
全身の関節には８方向に僅かに動くような構造になっております。
まるでタワーマンションのようですね？
仙腸関節も、体の中心です。
全身の整体の後に最後に仙腸関節の調整することで仕上がります。
骨盤の悩みより、ストレッチの方が遥かに効果があります。
仙腸関節の動かし方で悩んでいる方が、このページをご覧いただいていると思います。
下記の動画をご覧ください。
股関節のストレッチのように見えますが、仙腸関節も実は微細に動いています。
テニスボールを使った仙腸関節の調整よりも、ストレッチの方が効果があります。。
ポイントは3段階で行うことです。そして内転、外転、外旋、内旋方向に動かしていると言うことです。
動かしていると言うことです。
無理のない範囲で行えば腰痛に効果的です
可動域が狭いことで腰が変わってしまうその原因になっている股関節と股関節と連動している仙腸関節。
その仙腸関節の調整を自分で行うとしたら、股関節ストレッチを入れながら最後に少しだけテンションを骨盤にかけると言うことがポイントになってきます
骨盤調整は、美尻・美脚に効果は難しい理由
「骨盤矯正は骨盤の歪みを整え・・・」こういった内容の記事をよく見ます。
皆さんの筋肉がどれくらいでつくのか？知っていますか？
筋トレを行っている人ですら、６～８週間経ってから、筋肉が肥大し始めると言います。
ということは、整体の骨盤矯正で、ヒップアップしたりというのが難しいのが分かります。
もちろん、姿勢に影響するのですが、インスタの美尻や美脚の画像など見ると、お尻に力を入れて撮影したりと、条件を変えていることが多いのが分かります。
しっかりしたヒップアップはやはり、お尻に効くエクササイズが必要になりますね。。。
自分で骨盤矯正を行うより、下肢の柔軟性を回復させることが大切です。
具体的に言うと、腿裏のハムストリングスという筋群です。
ここが硬い方が、骨盤後傾して腰痛になっているので、まずはここをしっかりセルフケアしましょう。上の動画でも、根本が紹介しています。
・前屈が指が床につかない
・前後開脚が１５０°も開かない
このような方は、ほぼ、このハムストリングスの拘縮が原因で腰が過剰に曲がってしまいます。
５分でハムストリングスが改善できるストレッチも紹介致します。
是非、こちらも参考にしてみてください。
