ルーズネステスト で分かることは?
関節が柔らかすぎることは、必ずしも良いことではありません。
むしろ、過度な柔軟性は肩や関節の痛みを引き起こす原因となり得ます。
本記事では、ルーズネステストを通じて関節の状態を正しく理解し、適切なケア方法を見つける方法についてご説明します。柔軟性と安定性のバランスが、健康な関節を維持する鍵となるのです
神奈川県川崎市 登戸・向ヶ丘遊園 ねもと整体&ストレッチスタジオです。
ルーズネステストといって各関節の可動性をみて、4か所以上柔らかすぎる条件がそろうと、関節を痛める危険性が高いとみなされます。
関節周辺の靭帯が緩い方で、障害の原因にもなります。
ルーズな関節の方は、締めることも必要になります。
関節ニュートラル整体では、モビリティーだけでなく、リハビリでスタビリティーをつけることも可能です。
ルーズな関節は締め、制動要素の強い筋肉で、ガードしなくてはいけません
関節がルーズだと動きすぎて金属疲労を起こしてしまいます。
例えば後ろ手を組むスクラッチテストというのがありますが、これが両手で組めるというのはかえって関節が弱いと判断した方がいいかもしれません。
ある程度筋肉がある方は、そこまで上がらないのですが、女性などでは両方を組めるかたがいます。
この関節のテストでは左右均等ということはほとんどありません。
こういった情報も一般的には均等でなければいけないようなシンメトリーの発想が多いと思います。
遺伝的に関節の硬さというのは決まっている部分もあります。
では関節がルーズな人はどうしたらいいのか?
一番現実的に可能なのは、筋肉をつけることです。
筋肉は一番支持が強い組織です。
それもできれば肩だったり肘だったりと、小さい筋肉ではなく、スクワットなど大きい筋肉をつけて体の全体の力をつけて行った方が賢いトレーニングになります。
骨盤について書いてみます。
骨盤も実はズレたり、戻ったりするのではなく、 数ミリしか動かないところです。
医学的にはほとんど動かないと言われている背骨。
一般的な整体や整骨院などでも、骨がずれていますね?、 手足の長さが左右差がある!など専門家にも言われる方も多いと思います。
しかし我々関節ニュートラル整体ではこれらを全く見ることはありません。
正直申し上げて痛みや不具合とは全く関係ないと考えたほうがいいと思います。
人間の体というのは骨と骨とをつなぐ靭帯で構成されています。
これが走ったりジャンプしたりしてもほとんどずれない・・
ましてや歩いてるだけでずれたり戻ったり・・・
足を組んでずれたりするようでは生活の中で大変なことになってしまいます。
痛みが腰や膝にある方でも実際の動きでそんなに脱臼するような関節のズレはほとんどないと考えてください。
YouTube 動画でお話ししていただいている先生は、20年間全国のマッサージや鍼灸、整骨院などの先生を指導されている講師です。
これを見ると関節のネットの情報ではなかなか知り得ない本物の情報を得ることができます。
具体例を紹介します
スクラッチテスト(肩関節の柔軟性テスト)
片方の手を頭の上から背中へ
もう片方の手を腰から上へ伸ばし
両手の指が触れるかを確認
両手が簡単に組めてしまう場合は、肩関節が過度に柔軟である可能性を示唆
肘の過伸展テスト
腕をまっすぐ伸ばした時に
肘が10度以上反り返る
特に女性に多く見られる
日常生活での肘の使い過ぎによる痛みのリスクが高まる
膝の反張テスト
立位で膝を伸ばした時に
膝が後ろに反り返る
正常な膝は約5度程度の反張
10度以上の反張がある場合は要注意
ジャンプや着地の際に膝を痛めやすい
手首の過度な可動性テスト
手のひらを上に向けて
もう片方の手で指を後ろに曲げる
手首が90度以上曲がる場合は過度に柔軟
キーボード作業や手首を使う動作で痛みが出やすい
親指の過伸展テスト
親指を反対の手で後ろに曲げる
90度以上曲がる場合は過度に柔軟
スマートフォンの使用時に腱鞘炎のリスクが高まる
足首の柔軟性テスト
座位で足を前に伸ばす
足首を上下に動かす
通常の可動域を超えて動く場合は注意
捻挫のリスクが高くなる
股関節の可動性テスト
仰向けに寝て
膝を曲げずに脚を上げる
120度以上上がる場合は過度に柔軟
ダンスや体操で怪我のリスクが高まる
これらのテストで4箇所以上が過度に柔軟である場合、全身性の関節弛緩症の可能性があります。
その場合の対策として
筋力トレーニング
大きな筋群を中心に
スクワット
デッドリフト
プランクなどの全身運動を取り入れる
関節の安定性を高める運動
バランストレーニング
プロプリオセプション(固有受容感覚)訓練
コアトレーニング
日常生活での注意点
過度な柔軟運動を避ける
関節の過伸展を意識的に避ける
適切な姿勢を保つ
疲労時は特に注意
スポーツ活動での配慮
ウォーミングアップを丁寧に
関節サポーターの使用を検討
急激な動きを避ける
適度な休息を取る
記事のまとめ
診断基準
4か所以上の関節が過度に柔らかい場合、関節障害のリスクが高いとされる
関節が柔らかすぎる(ルーズ)状態は、むしろ問題となる可能性がある
対処方法
ルーズな関節は「締める」必要がある
筋力トレーニングが最も現実的な解決方法
特に大きな筋群(スクワットなど)を鍛えることが推奨される
一般的な誤解の指摘
左右対称である必要はない
関節の柔軟性には遺伝的要因がある
骨盤や背骨のズレは実際にはほとんど起こらない
日常生活での「骨のズレ」は、実際の症状とはあまり関係がない
医学的な見解
人体は靭帯で骨同士がしっかりと接合されている
通常の動作で簡単に脱臼するようなズレは起こりにくい
関節ニュートラル整体では、従来の「ズレ」の概念とは異なるアプローチを取る
この記事は、一般的な整体やマッサージで言われる「ズレ」の概念に疑問を投げかけ、より科学的な視点から関節の問題を捉え直すことを提案しています。
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