筋トレジムは高いか安いか パーソナルトレーニングの仕組み

筋トレジムは高いか安いか パーソナルトレーニングの仕組み

筋トレパーソナルトレーニングジムの利用の仕方

パーソナルトレーニングジムの料金が高額すぎる」と感じていませんか?
実は、業界標準の25万円という価格設定の背景には、様々な要因があります。

本記事では、17年の指導実績を持つ健康運動指導士が、パーソナルトレーニングの本質的な価値と、効果的な利用方法について解説します。

高額料金の仕組みから、適切な体重減少のペース、そして本当に価値のあるサービスの選び方まで、徹底的に解説していきます。

「パーソナルトレーニングジムの料金っていくらが相場なの?」
「たった2カ月でなぜ?40万円もかかるの?」
パーソナルトレーニングに興味がある方でも、高い過ぎて手が出ない!そう考える方が多いと思います。
パーソナルジムの料金相場は25万円と言われています。
しかし、なぜ?そのような高額なのに多くの人が利用しているのでしょうか?

パーソナルトレーニングのサービスを17年行っているねもと整体&ストレッチスタジオ根本が業界の仕組みをお伝えします。

1ヵ月で体重が落ちるのはダイエットの開始直後は、体内の水分が減るからです。
体の60%を占めると言われる水分が失われたたですが、脂肪はそう簡単には落ちません。

フィットネスクラブで一人ではダイエットができなからパーソナルトレーニングジムで7~8kgから痩せるから相場の25万という金額で契約してしまう人が後を絶たないと思いますが、その急激な体重の減少のほとんどが水分が減っているだけで意味がないことを知ると筋トレパーソナルジムへの見方も変わると思います。

1ヵ月で体重が落としても3㎏がいいところだと思います。それ以上無理なダイエットをするとに健康に害を及ぼすことも・・・

特に女性は生理不順等よく聞きます。いいところ一月に1,2㎏で十分です。それでも2ヵ月ほどで周りからチラホラ「痩せたね」と言われてきます。

食事指導に関しては、管理栄養士のような知見はありません。

私は保健医療関係者と連携しつつ、個々人の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動プログラムを対応できる健康運動指導士です。

健康運動指導士のガイドラインとしても、糖質制限のような偏った栄養指導はされていません。

パーソナルトレーニングの目的は一般の人々の健康増進・維持、アスリートの疾病予防と競技力向上を目指したサポートです。

現在、新規参入が増えているパーソナルトレーニング業界の実情をお伝えしました。筋トレは時間が短くても効果が高く、これから日本でももっと普及させるべきメソッドです。

しかし、過渡期として単に高額でビジネスとして認知されていくといつの間にか?世間一般から、飽きられてしまうことが危惧されますね。

元々、キャリア10年ぐらいのトレーナーも1セッション8,000円くらいのサービスを、企業がマーケティングを駆使して高額にされた経緯があります。付加価値はそれぞれの店舗・サービスは違いますが、パーソナルトレーニングはやり方次第でコストパフォーマンスが高く自己流トレーニングでは得られない効果があります。

ねもと整体&ストレッチスタジオでは、パーソナルトレーニング指導歴17年の根本が皆様に、常に最新情報を忌憚なくお伝えしていきます。

具体例を紹介します

パーソナルトレーニングの料金システムと実態の具体例
一般的なパーソナルジムの料金体系
2ヶ月集中コース:40万円(週2回×8週間=16回)
1回あたりの単価:約25,000円
3ヶ月コース:60万円(週2回×12週間=24回)
入会金:30,000円〜50,000円
オプション(食事指導、サプリメント販売):月額10,000円〜

体重減少の実例と解説
初月の極端な減量例:
開始時体重:65kg
1週間後:63.5kg(-1.5kg、主に水分)
2週間後:62kg(-3kg、水分+若干の脂肪)
1ヶ月後:60kg(-5kg、うち実質的な脂肪減少は1-2kg程度)

健康的な減量ペースの具体例
1ヶ月目:
1週目:-0.5kg(適切な水分管理)
2週目:-0.5kg(食習慣の改善)
3週目:-0.3kg(筋力トレーニング効果)
4週目:-0.4kg(持続可能なペース確立)
合計:-1.7kg

トレーニング内容の実例
ウォームアップ(10分):
ストレッチ
軽いエアロビクス
関節モビリティ運動
メインメニュー(40分):
スクワット 3セット×12回
デッドリフト 3セット×10回
ベンチプレス 3セット×12回
ダンベルロウ 3セット×15回
クールダウン(10分):
ストレッチング
リラクゼーション

一般的なコースの進行例
第1-2週:
基礎体力評価
正しいフォームの習得
基本的な栄養知識の習得

第3-4週:
負荷の漸増
食事記録の開始
生活習慣の改善

第5-6週:
トレーニング強度の増加
自主トレーニングの指導
継続的なフォームチェック

第7-8週:
最終評価
今後の方針決定
メンテナンスプログラムの作成
実際のコストパフォーマンス計算例

従来型ジム(月額制):
月会費:8,000円
年間:96,000円
トレーニング効果:個人の知識と努力に依存

パーソナルトレーニング(2ヶ月集中):
総額:400,000円
1回あたり:25,000円
トレーニング効果:専門家の指導による確実な結果
習得できる知識:正しいフォーム、栄養知識、継続的な運動習慣
期待できる具体的な効果

身体的変化:
体重減少:2ヶ月で3-4kg
体脂肪率:-2〜3%
筋力増加:20-30%
基礎代謝:+100-150kcal

メンタル面の変化:
運動に対する自信獲得
ストレス解消
生活習慣の改善
自己管理能力の向上
トレーナーの質と経験による違い

新人トレーナー(1-3年経験):
基本的なプログラム作成
標準的なフォーム指導
一般的な栄養アドバイス

ベテラントレーナー(10年以上経験):
個別化されたプログラム作成
詳細なフォーム修正
専門的な栄養アドバイス
怪我予防の知識
メンタル面のサポート

以上の具体例から、パーソナルトレーニングは確かに高額ではありますが、その効果と得られる知識を考慮すると、長期的な健康投資として捉えることができます。ただし、急激な体重減少や極端な食事制限は避け、持続可能な方法で健康的な体づくりを目指すことが重要です。

記事のまとめ


パーソナルトレーニングジムの料金相場と実態
一般的な相場は約25万円
高額にも関わらず利用者が多い
元々1セッション8,000円程度だったが、企業のマーケティングにより高額化

短期的な体重減少の真実
初期の急激な体重減少は主に体内水分の減少
健康的な減量ペースは月1-2kg程度
過度な減量は健康上のリスクあり(特に女性の生理不順など)

パーソナルトレーニングの本来の目的
一般人の健康増進・維持
アスリートの疾病予防と競技力向上
食事指導は専門家(管理栄養士等)との連携が重要

業界の課題と展望
新規参入の増加による過渡期
ビジネス重視の高額化への懸念
適切に行えばコストパフォーマンスは高い