向ヶ丘遊園 間違いだらけのリハビリを読んで やはりスクワット

向ヶ丘遊園 間違いだらけのリハビリを読んで やはりスクワット

間違いだらけのリハビリテーションを読んで!

リハビリテーションの世界で革新的な成果を上げている三好正堂氏の著書「間違いだらけのリハビリテーション」から学ぶ、効果的なリハビリの秘訣とは?日本の医療現場で見過ごされがちな「早期からの積極的な運動療法」、特にスクワットの重要性について、当院での実践例を交えながら解説します。腰痛や肩こりでお悩みの方にも応用できる、シンプルながら確実な回復への道筋をご紹介します。

日本の医療は世界でもトップであり、手術やがんの最新医療も世界最先端と言われています。
しかし、残念ながらリハビリテーションに関しては進化していないような気がします。
ご興味ある方は間違いだらけのリハビリテーションと言う本を一読していただくとご一考されるかと思います。
この本には急性期回復期、維持期の3段階で考えると急性期から行わなければ回復が遅いと言うことが書かれています。
この本には日本の急性期の医療ではアメリカの3倍近くの期間をとっているそうですがその間、安静やマッサージなど簡単なリハビリが多く、本来ならこの期間から筋トレなどのリハビリを導入することで30年以上リハビリで早い結果を出している三好正堂氏が、スクワットをお勧めされています。

間違いだらけのリハビリテーションに書いてある主な運動は起立着席運動を病院で400回とか500回してもらって大きな効果をあげているそうです。
カロリーもかなり抑えて、体重を減少させながら運動指導している実績や今までの成果のことが書かれていますが、私たち腰痛肩こりのお客様にも同様のことが言えると思います。
本に掲載されている運動は椅子を2つ用意し、座るためのスクワットの椅子と、背もたれを持ちながら立ち上がると言う高齢者向きにアレンジされたスクワットです。


スクワット300回から500回と言うとえーっとなる方も多いと思いますが…
実際には1日数回に分けて行えばそんなに難しい回数ではありません。
まず頭で理解する。


そしてなぜ必要なのか?興味関心を持ってもらって、スクワットの運動も実施していただくと継続しやすいと思います。
根本整体では正しいスクワットのエクササイズリーフレットもご新規でご来店されてる方にお渡ししています。
そうすることでスクワットの実践者がどんどんどんどん増えてきて、嬉しい結果報告も毎日のようにいただいています。
間違いだらけのリハビリテーションでエビデンスを得て、確信を持ってスクワットを日常生活に取り入れていただければ、ネットやメディアの変な情報に惑わされず結果につながると確信しています。
ご参加を希望される方は、ねもと整体のメールマガジンやLINEにご登録頂くと、セミナーのお知らせも届くようになります。

具体例を紹介します


急性期リハビリの問題点:
日本の病院では手術後の急性期に3週間程度の安静期間を設けることが多い
その間、主にマッサージや軽い関節可動域運動のみを行う
アメリカでは1週間程度で積極的な運動療法を開始
この「過度な安静」が回復の遅れを招いている

三好正堂氏の推奨する早期リハビリ方法:
手術後できるだけ早期から段階的な負荷をかける
特にスクワット運動を重視
1日300-500回の起立着席運動を推奨
朝100回、昼150回、夕方150回などに分けて実施

高齢者向けの安全なスクワット方法:
2つの椅子を用意(座るための椅子と支えるための椅子)
背もたれのある椅子を前に置き、手すり代わりに使用
もう1つの椅子に向かってゆっくり腰を下ろす
膝が足先より前に出ないよう注意
腰を落とす際は呼吸を吐きながら
立ち上がる時は吸いながら行う

スクワットによる効果:
下肢筋力の向上
体幹筋の強化
バランス能力の改善
日常生活動作の安定性向上
転倒リスクの低減
代謝の活性化

実践のポイント:
最初は10-20回から始める
徐々に回数を増やしていく
疲労を感じたら休憩を入れる
痛みが出ない範囲で行う
毎日継続することを重視
無理のない範囲で回数を設定

運動と併せて行う生活改善:
適切なカロリー管理
十分な水分摂取
質の良い睡眠の確保
ストレッチの実施
日常的な歩行習慣

継続のためのモチベーション維持:
毎日の回数を記録する
体調の変化を日記につける
同じ目標を持つ仲間を作る
定期的に専門家に相談する
小さな進歩を実感し喜ぶ

注意点:
持病がある場合は医師に相談
急な回数増加は避ける
関節に違和感がある場合は休む
正しいフォームを意識する
無理な目標設定を避ける

このように、「間違いだらけのリハビリテーション」では、従来の過度な安静を見直し、適切な運動負荷を早期から導入することの重要性を説いています。特にスクワット運動は、リハビリテーションの基本動作として非常に効果的であり、高齢者から若年者まで広く活用できる運動方法として推奨されています。

記事のまとめ

日本の医療は世界トップレベルながら、リハビリテーションの分野では遅れが見られます。
三好正堂氏の著書『間違いだらけのリハビリテーション』によると:
日本の急性期医療はアメリカの3倍の期間を要しているものの、その期間は安静やマッサージなど、比較的簡単なリハビリに留まっています。

著者は早期からの積極的な筋力トレーニング、特にスクワットを推奨しています:
1日300-500回の起立着席運動を推奨
高齢者向けに椅子を使用した安全なスクワット方法を紹介

1日数回に分けて実施することで達成可能な目標
ねもと整体では: 新規顧客に正しいスクワットのエクササイズリーフレットを提供
実践者が増加し、良好な結果報告を得ている
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