膝痛・腰痛の原因に足首が硬い方が多い理由

足首の硬さが体全体に影響を及ぼしているのをご存知ですか?多くの人が見落としがちな足首の柔軟性が、実は腰痛や膝痛の原因となっていることがあります。
本記事では、足首のストレッチが全身の健康にどのように貢献するか、そして簡単に実践できるストレッチ方法をご紹介します。整体師の視点から、「急がば回れ」の精神で足首から始める体のケアについてお伝えします。

川崎市向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体&ストレッチスタジオの院長根本です。
今日は、登戸新町からいつもよくご来院されている男性がご来院。
この男性は、足首が硬くしゃがむと腰が丸まってしまいます。
このような足首が硬い方は多いのですが、徐々にしゃがみやすくなり、腰痛もよくなってきました。
しゃがめないほど硬いアキレス腱拘縮

しゃがめない方の多くはアキレス腱拘縮です。
通常のゆっくり伸ばすストレッチはあまり効果がありません。
その為、ストレッチ前に必ずカーフレイズとトゥーレイズを行なっています
そして、その後に空かさず動画のような足首ストレッチをしてもらいました
3ヶ月前より確実にしゃがめるようになり、長年の腰痛膝痛も見る見る良くなってきています。
急がば回れ 痛い膝や腰ではない選択

急がば回れといいますが、痛いところしか考えない現代医学の盲点が足関節です。
肩こりでさえ、足首が硬く姿勢に影響から起きています。
動画をみて、急がば回れの足首ストレッチをやってみてください。
変化があればご来院時に教えて下さい。
膝の痛みの原因は足首?見落とされがちな体のつながり

痛みの出ている場所が原因とは限りません
〜膝の不調と足首の関係〜
「膝が痛い」と感じると、多くの方は膝そのものに原因があると思いがちです。
けれど実際には、別の部位の問題が膝に負担をかけていることも少なくありません。
50代の鈴木さんは、長年のデスクワークによる膝の痛みに悩まされ、特に階段の上り下りがつらく、手すりなしでは歩けない状態でした。
整形外科でのリハビリも試みましたが、目立った改善は見られませんでした。
体全体をチェックした結果、原因は「足首」にあることが判明しました。
学生時代の捻挫が影響し、足首の動きが制限されていたのです。足首が動かない分、膝がその代わりに頑張りすぎていたため、痛みにつながっていました。
足首をほぐすストレッチを取り入れた結果、1ヶ月で朝の違和感がやわらぎ、3ヶ月後には階段も手すりなしで上がれるようになりました。
膝を直接触らずに膝の負担が減ったという好例です。

腰がつらい本当の理由!足元から整えるという新しい視点

腰痛の原因が足首だったケースも
〜立ち姿勢と動きのバランスの大切さ〜
42歳の田中さんは、運送業に従事する中で長年腰痛に悩まされてきました。重い荷物を持ち上げるたびに腰に痛みが走り、日常生活にも支障が出ていました。
腰ベルトやマッサージ、湿布などを試しても効果は一時的。
詳しく体を見ていくと、意外にも足首の動きが非常にかたく、立っているときの姿勢が不安定になっていることがわかりました。
この状態では、荷物を持つ際に腰が過剰に頑張ってしまい、負担が集中してしまいます。
足首の柔軟性と安定感を高めるストレッチを取り入れたところ、わずか1ヶ月で腰の疲れが軽減。3ヶ月後には鎮痛剤なしでも仕事ができるようになりました。
このように、痛みが出ている場所だけでなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」を見直すことが大切です。
足首の動きは、体全体のバランスに大きく影響しているのです。
「なんとなく不調」の正体は足首?体の土台を見直そう

不調の原因は足首かもしれません
――全身のバランスを整える“土台”の話
「腰が痛い」「肩がこる」「膝がつらい」体に不調を感じたとき、多くの人はその場所に原因があると思いがちです。
しかし実は、足首の硬さが体全体に影響を与えているケースが意外と多いのです。
足首は、体を支える土台のような存在です。
ここがうまく動かなくなると、体のバランスが崩れ、膝や腰、肩などに負担がかかってしまいます。
たとえば足首の柔軟性が不足すると、歩き方や立ち方に偏りが生じ、それが不調へとつながっていきます。
日常生活の中では、デスクワークや長時間の運転などで足首をあまり動かさない時間が続きがちです。
そのため、知らないうちに動きが悪くなっている人も少なくありません。
こうした状態を改善するには、足首の動きを少しずつ取り戻す簡単な習慣がおすすめです。
特に取り入れやすいのが以下の2つの動きです。
カーフレイズ(かかと上げ):つま先を床につけたまま、かかとをゆっくり持ち上げる動作。20回ほどを目安に。
トゥーレイズ(つま先上げ):かかとを床につけたまま、つま先を持ち上げる動き。ふらつかないように注意しながら行います。
これらは朝起きたときや夜寝る前、スキマ時間に数分行うだけでも十分です。
特別な道具も不要で、場所を選ばず続けられるのがポイントです。
足元から体を整えていく意識を持つことで、体全体の負担が減り、不調の起きにくい状態をつくることができます。
まずは、できることから毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
腰痛肩こりケア体操



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パフォーマンス向上 動的ストレッチ
運動前にはストレッチではなく、動的ストレッチ
向ケ丘遊園登戸ねもと整体です。向ケ丘遊園駅から4分のところにあります。
私は、整体院の院長・大学・高校のトレーニングコーチなど17年の運動指導者としても活動しています。
スポーツの怪我やパワー・スピード向上には実はこの動的ストレッチが有効です。
お金もかからず、日々の10分の動的ストレッチで競技能力が劇的に向上できるのに、その価値を知っている方は希少です。競技の練習をいきなり行ってしまったり・・・念入りに静的ストレッチをされている人
非常にもったいないですね。
今、フィジカルトレーナーが在籍しているチームではこの動的ストレッチがトレーナーの指示で行われています。
動的ストレッチで動きやすい体に!
動的ストレッチは動き作りに!
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