首の後ろの痛み 治し方 ストレッチと整体

首の後ろの痛み 治し方 ストレッチと整体

首の痛みを解消するストレッチの方向とは?:はじめに!

首の後ろの痛みは、現代人の多くが抱える深刻な悩みです。ストレートネックやスマートフォンの使用による首への負担増加で、従来以上に注意が必要になっています。
実は、一般的に行われている首のストレッチの多くには危険が伴います。特に、後ろに反らすストレッチは神経を圧迫する可能性があり、症状を悪化させかねません。
当院では18年の施術経験から、首の痛みの9割は頸椎の動きの問題だと確信しています。このページでは、安全に行える効果的なストレッチ方法と、根本的な改善のためのアプローチについてご紹介します。

動画で紹介 症状が強くない方はこの方向に首をストレッチして!

皆さんこんにちは。ねもと整体&ストレッチスタジオの根本です。こちらのビデオでは、首の痛みの治し方についてお話していきたいと思います。

首の方の痛みで私の方が皆さんにお伝えしたいのは、首の関節の方が建て付けが悪くなって動かなくなってくると、首の方が痛くなる方が多いです。

首の方のストレッチとしてお話していきますが、まずやってはいけないのが、首のストレートネックとか診断される方非常に多いんですけど、首をストレッチする際に後ろにこう反るのはまずやめてください。首の方の後ろが痛い時に、後ろに反ることで神経が余計圧迫したりするので、後ろには反ることをやらないでください。

zでは、どの方向に動かすかというと、方向としては前もしくは横、あと捻り、この3方向です。左右入れると6方向ですね。前と捻りと横という形です。捻りの時はちょっと斜め下にストレッチされるといいと思います。

一緒にちょっとやっていただくと、前に軽く1,2,3、この方向と横に1,2,3。横も大丈夫です。あと捻りがカップリングモーションで斜め前、前と捻りというのが一緒に斜め下に1,2,3。この斜め下が特に行くようになると、神経の圧迫が取れるので首の後ろの痛みが楽になってくると思います。

ただ、斜め下だけやるのではなくて、今お話したように前と捻りで、最後に斜め下に少しでも可動域が広がってくると自然と痛みが楽になると思います。

注意するポイントとしては、強い力でぐーっとこうやりすぎると関節の方が動かない方もいらっしゃるので、強い刺激でやると筋肉の方を痛めてしまったりとか良くないので、気持ち良い範囲、俗に気持ち良い範囲でやるようにしてください。痛いというところまでやっちゃダメということですね。

やった後に最後に確認して、この捻りとか斜め下が少しでもやる前よりも可動域が広がって痛みが楽になってれば、やった方がいいと判断してください。今のやり方で首が痛くなるということはないですが、一応最初にビフォーアフターで動きをチェックして、「あ、この辺が痛いな」というので、横、前と横と斜め下といったことをやってみて、もう1回チェックをしていただくと痛みが軽減しているのが分かると思います。

本当に首が酷い人はストレッチでは難しいケース

首の後ろの痛み 治し方 ストレッチは無理なケース

弊社は、18年目と長い間、整体とストレッチ指導を行ってきました。その中で感じたことは首の調整を行う整体がかなり少ない!首を揉むのではなく、関節を触診し、動きない関節を一つ一つ調整するには高度な技術がいるということです。

私自身も20年この技術を追究してやっとわかってきたことが多いです。
よく初診の方に「首・肩に何か?ストレッチで効果的なものはないですか?」という話をよく頂いております。

しかし、首の動きが正常ではない方が簡単な方法で良くするというのは無理だと思います。

ほとんどの方が知らない 首の痛みの原因の真実

首の痛みを長年、整体してきて痛みの原因の9割は頸椎の動きの問題だということを確信しています。適切な回数を受けていただいている当院のお客様は、首の動きが良くなり、痛みもいつの間にか解消しています。

首の関節には8方向に動く動きがあります。この動きの改善には私の経験上、ストレッチはほとんど効果がありません。

頸椎の調整を行っているカイロプラクティックでも重要視されているのは上部頸椎の矯正によるアジャストです。ただ、強い刺激や瞬間的な矯正は40歳以降の方は血管の問題があるので、受けられない、もしくは怖いという方が多いのではないでしょうか。
当院のケースで言うと、初診の方からよく質問される「何回ぐらい施術を受けた方がいいのか」ということについては、7回ぐらい続けて受けていただくと可動域が改善して痛みが楽になる方が多いです。

そのように首の調整をして痛みが良くなっている方は、当院に限っては関節へのアプローチが功を奏していると思っています。
関節の問題をストレッチで解消することができないというのがお分かりいただけるかと思います。

下のリンクの動画では病院で診断される首のストレートネックに関して、治療家の育成講師を20年以上されている仮屋先生との対談も参考になります。ぜひご覧ください👇

首の痛みが酷い方向け リスクがなくできる肩甲骨ストレッチ

首の後ろの痛み 治し方 ストレッチではなく整体

「肩こりに効くストレッチはありますか?」これは整体師である私がお客様から初診時に最もよく受ける質問の一つです。
実は、多くの方が効果の低い、あるいは場合によっては逆効果になりかねないストレッチを行っています。特に継続的にご来店されていない方には、以下のような重要なアドバイスを必ずお伝えしています。

「首を回したり反らしたりするストレッチは危険なので避けていただきたいです。それよりも、肩甲骨を大きく動かすストレッチが効果的です。日常生活で肩甲骨は凝り固まって動きにくくなっていることが多いですよね。この肩甲骨の動きを錆びつかせないようにすることが、肩こり改善の重要なポイントになります」

このアドバイスに対して、よく「腕をぐるぐる回すストレッチをしています」というご回答をいただきます。ここで知っていただきたいのは、肩の関節は肩甲骨・上腕骨・鎖骨という3つの骨が緻密に連動して動いているという事実です。

腕をぐるぐる回す動作は、確かに気持ちの良い運動ではありますが、これは主に上腕骨の運動に限定されてしまいます。あまり一般的には知られていませんが、実は首の動きに密接に関係しているのは鎖骨の動きなのです。

解剖学的に見ると、鎖骨には肩甲骨がぶら下がっている状態です。整体師による施術のように鎖骨を直接調整することは自分ではできません。しかし、自分でコントロールできる肩甲骨を意識的に動かすことで、肩周りの動きを改善することは可能です。これが、ご自宅でできる最も効果的なセルフケアの方法の一つです。

一時的な気持ちよさだけでなく、本当の改善につながるストレッチを意識して行っていただきたいと思います。

首の後ろの痛みの治し方・おすすめのストレッチ:まとめ

首の痛みの原因の9割は頸椎の動きの問題です。多くの方が行っている首の回旋や後屈といったストレッチは、むしろ症状を悪化させる可能性があります。
首の関節には8方向の動きがありますが、改善には以下の3つの方向が重要です:

前屈(前への動き)
側屈(横への動き)
回旋(斜め下方向への動き)

ただし、本格的な改善には関節へのアプローチが必要です。当院では、強い刺激を与えない安全な施術で、平均7回程度で可動域の改善を実感される方が多くいらっしゃいます。

自宅でのケアとしては、首を直接動かすのではなく、肩甲骨を意識的に動かすストレッチがおすすめです。肩甲骨・上腕骨・鎖骨は密接に連動しており、特に鎖骨の動きが首の痛みに大きく関係しています。

首の痛みでお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。

向ヶ丘遊園・登戸付近で首の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度、ねもと整体&ストレッチスタジオの頸椎の調整を受けてみてください。
施術は首だけではなく、必ず全身の調整を行っていきます。
首の痛みの悩みが強い方でも、実は首以外の部分が影響して首の負担になっている方がほとんどです。

全身の関節を8方向に動かす施術は、他院では行っているところはほとんどないと思います。93歳の女性の方にも長年通っていただいており、同じように頸椎の調整を受けていただいております。

強い刺激を行うことは全くなく、20年の経験から独自の首へのアプローチを行っていますので、ご体験いただけるとその後の首のコンディションも変わってくると思います。

20年の臨床経験から全ての方に必ず頸椎の調整を行っています。頸椎の手技の代用方法はありません。