肩こりを放置すると手術?頸椎椎間板ヘルニア

肩こりを放置すると手術?頸椎椎間板ヘルニア

実は肩こりから手術なる可能性が誰にでもある

肩こりがひどく泣き叫ぶ女性

深刻な健康リスクをはらむ肩こり。多くの人が経験する日常的な症状ですが、適切な対処を怠ると頸椎椎間板ヘルニアへと進行し、最悪の場合は手術が必要になることもあります。

本記事では、16年の施術経験から見えてきた肩こりの危険性と、その予防法についてお伝えします。

肩こりと言うと整形外科で診断された際に、病気と認識されず、湿布程度で終始してしまうのではないでしょうか?

しかしねもと整体&ストレッチスタジオでは、16年ほど肩こりの施術を行っていますが、肩こりを放置してしまうと最悪頸椎の手術まで選択しなければならないほどの頚椎椎間板ヘルニアなどの重症化も、見てきました。

肩こりがお辛い時点でいつ手術が必要になる日もしれない頸椎の重篤な症状になるかもしれないと言う危機感が必要だと感じています。

関節や筋肉も消耗品なので、経年劣化していくわけですが、同時に補強していかないと取り返しがつかない椎間板ヘルニアに陥る可能性すらあります。

肩こりを放置した結果、地獄の痛みである首のヘルニアがどういうものなのかご説明していきます。

夜中に肩こりがひどく目が覚めた女性

肩こり手術はどのように悪化していくか?

デスクワークで頭痛を気にする女性

それでは肩こりがどういった流れで悪化して手術しなければならないほどの頸椎椎間板ヘルニアなを経験することになるのか?
多いパターンを紹介していきます。まず肩こりが辛い、頭痛がある、首が痛い、肩が痛いと言った強い自覚症状がスタートラインです。この辛い、痛いが徐々にしびれに変わっていきます。肩こりの場合は首の神経が肩や、腕まで来ているので、腕がしびれてきたり肩が寝れないほど痛くなったりします。

このレベルの肩こりの症状持ちの方は、かなり多いのではないでしょうか?ここからが急に首が回らなくなるほどの激痛になるのが傷ついた。ヘルニアです。寝違えの場合は1週間ほどで激痛でも完治します。しかし決然看板ヘルニアは3ヶ月から6ヶ月この痛みが続くので耐え難い激痛になってきます。期間も長いですし、痛みも睡眠不足になるほど辛いと言う話をよく聞きます。

仕事の休憩中に肩こりがひどく肩の手を当てる女性

肩こり手術は一回だけでは終わらない

自宅で肩こりに悩む女性

肩こりの手術は腰の腰痛椎間板ヘルニアの手術とも言えることですが、再発率が高いと言うのが特徴です。頸椎椎間板ヘルニアは3ヶ月から6ヶ月の激痛にもかかわらず、ほとんどの方が9割自然に回復します。しかしこの中の一定の人数が頸椎の手術になってしまうと言われています。

そして手術をしたときに1回目はそこまでの大手術ではなく、再発した時にヘルニア2着を取るような大きな手術になります。ここまで悪くなる方は、首だけの問題ではなく全体的な身体の柔軟性や姿勢が問題がある方がほとんどですが、これは医療では改善しないので再発してしまうと思います。

首だけ手術しても、他の部分は修理していないと言うことです。極端なこと言うと肩こりの段階から予防するしかありません。ねもと整体&ストレッチスタジオのホームページではメールマガジンやLINE公式アカウントにてセルフケアの動画を配信しております。ホームページの下部からご登録ください。

肩こりがひどく壁によりかかる女性

“いつもの肩こり”が変わった日。体はちゃんと教えてくれていた

パソコン作業していてからだはちゃんと教えてくれる

Aさん(32歳・システムエンジニア)は、毎日10時間以上パソコンの前に座って仕事をしていました。

肩が張るのはいつものこと。

夕方になると少しつらいな、と思っても、寝れば回復するそう信じて、特に気に留めることはありませんでした。

けれども、2年目に入る頃から朝から肩の重さを感じるようになり、首も少し動かしづらくなってきました。

それでも「きっと疲れがたまってるだけだろう」とやり過ごしていたそうです。

ところが3年目のある日、右手の指先にピリピリとしたしびれが出始め、マウスを動かすたびに痛みを感じるように。

夜中にその痛みで目が覚める日もあり、さすがにこれは「いつもと違う」と感じたと話してくれました。

その後、Aさんはようやく自分の体と向き合うようになりました。

座る姿勢を見直し、画面の高さを目線に合わせるよう調整し、集中しすぎないよう時間を決めて立ち上がるようにしたそうです。

長時間の作業でも、少しだけ首を後ろにそらしたり、ゆっくりと深呼吸をすることで、肩や首の負担がずいぶんと軽くなることを体感できたといいます。

「痛みが出て初めて、体はずっと教えてくれていたんだと気づきました」

そう語るAさんの言葉は、日々同じ姿勢を続ける多くの人にとって、大きなヒントになるかもしれません。

「ハサミが持てない…」働く手を守るためにできること

ハサミが持てない美容師の女性

Bさん(28歳)は、美容師として多くのお客様と向き合ってきました。

日々の仕事は細かく神経を使う作業の連続で、首を前に傾けた姿勢が自然と増えてしまいます。

仕事が終わるころには首や肩に疲れを感じていたものの、「どの美容師さんもこんなものだろう」とあまり気にしていなかったそうです。

それでも3年が過ぎた頃から、首の張りが取れず、肩にかけての痛みが常に残るようになってきました。

ある日シャンプー中にズキッと強い痛みが走り、「これはただの疲れじゃないかも」と違和感を覚えたそうです。

湿布やマッサージでなんとかその場をしのいでいたものの、5年目には左腕の感覚が鈍くなり、はさみがしっかり持てなくなる日が出てきました。

Bさんは「このままじゃお客様に迷惑をかけてしまう」と思い、ようやく日々の体の使い方を見直すようになります。

仕事の合間に深呼吸をしたり、首や肩をやさしく動かす時間をつくるようになってから、少しずつ体が軽くなっていく感覚を持てるようになったと話してくれました。

「ずっと無理が効くと思っていたけど、私の体も限界を感じていたんですね」

その気づきが、これからも大切な手と向き合っていくきっかけになったようです。

「肩こりくらい大丈夫」その油断が、体の声をかき消していた

肩こりくらい大丈夫だと思った女性

「また肩が張ってるな」

そう思っても、多くの人はそのままやり過ごしてしまいます。

仕事が立て込んでいるから、寝れば良くなるから、時間がないからそんな理由をつけて体の声を後回しにしてしまうのです。

首や肩がつらくなるのは誰にでもあること。

でも、その「当たり前」が、ある日を境に変わることがあります。

最初は夕方になると感じる肩の重さだけだったのに、次第に首を回しづらくなり、朝からだるさが残るように。気づけば頭痛を感じる日が増え、腕や手にしびれが出てくることもあります。

こうした変化は、ある日突然起こるわけではありません。

じわじわと、少しずつ進んでいくのが特徴です。だからこそ見過ごされやすく、気づいたときには「いつの間にか動かしにくい」「痛みが取れない」といった深刻な状態になっていることもあります。

首のクッションのような役割を持つ部分がダメージを受けると、神経を圧迫し、長期的な痛みや動作制限が起こることもあります。中には、数ヶ月にわたり不快な症状が続く人もいます。

でも、それは決して他人事ではありません。

今日の「なんとなくの違和感」が、明日の大きな負担へとつながっていくことがあるのです。

小さなケアが未来を守る。気づいた“今”が一番のタイミング

小さなケアが未来を感じる女性

たとえ症状が進んでしまっても、多くの場合は時間とともに回復していきます。

ただし、その間に何をするかで、体の未来は大きく変わってきます。

同じ生活習慣を続けたままだと、たとえ一度おさまったとしても、再びつらさがぶり返すこともあるからです。

だからこそ大切なのは、「今、何ができるか」という視点です。

肩や首のつらさがあるときは、その部分だけでなく、体全体のバランスを見直すチャンスでもあります。

実は、股関節や背中が硬くなることで、自然と首に負担がかかることが多いのです。

朝起きたときに首をゆっくり回すこと。仕事の合間に肩をぐるぐると回して深呼吸すること。

夜、お風呂上がりに背中や腰を軽く伸ばすこと。

そんな簡単な動きでも、毎日少しずつ続けていくことで、体は驚くほど軽くなっていきます。

「なんとなくしんどいな」と感じたそのときが、自分の体と向き合う絶好のタイミングです。

何か特別なことをする必要はありません。

ほんの数分、ほんの少し体に意識を向けるだけでも、未来の自分が楽になります。

体は、気づいた分だけ応えてくれます。今日、その一歩を踏み出してみませんか?

腰痛肩こりケア体操