向ヶ丘遊園 整体院 ヘルニア手術後にご来院
ヘルニア手術を受けた方の再発リスクと予防に関する重要な知見をご紹介します。
当院に来院された術後1年の男性患者様の症例を通じて、全身の柔軟性とリハビリテーションの重要性、そして再発予防のためのアプローチ方法について詳しく解説いたします。
ヘルニアの症状改善には、腰部だけでなく全身のケアが不可欠であることをお伝えします。
こんにちは。向ヶ丘遊園登戸のねもと整体&ストレッチスタジオの院長の根本です。
腰の骨の間にある椎間板というクッション
椎間板から髄核が飛び出てヘルニア、また脊柱管という管が腰骨の中にあり神経が通り、それが年齢と共に腰痛や下肢の痛みに繋がります。
椎間板ヘルニアは再発率も高く、向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体では、手術前にできることをご提案しております。
右図のように椎間板の中身である髄核が後ろに出て、神経を圧迫するのが腰椎椎間板ヘルニアです。神経が圧迫されると炎症が起きて、痛みやしびれ、麻痺などの症状が起きます。
先日腰のヘルニアを患い、術後1年後の男性が腰痛が再発したためご来院されました。
お話を聞くとヘルニアの手術をされた際に【2度目の手術をした場合は、神経の融着取るまでの手術になるので日帰りではなく、数ヶ月の入院が余儀なくされる可能性がある】とドクターに言われているそうです。
私が施術をさせていただいた際に感じたのは、ヘルニアそのものよりも、その男性が体がかなり硬かったことが挙げられます。
かかとをつけてしゃがむ動作がまずできない方が重度の腰痛やヘルニアの方に非常に多いのです。
ヘルニアの原因より、足が硬いことが原因
上記のような、かかとをつけてスクワットの姿勢を行ってみてください。
正常な方はそのままストンとお尻が下まで行きますが…
体が硬い方は踵が浮いてしまったり、、
背中をかなり曲げてしゃがむ落としているのがわかるはずです。
つまり腰椎を過剰に屈曲し始めてしまうのです。
実はこれがヘルニアの症状と相まって再発を繰り返す腰痛やヘルニアになっているのです。
残念ながらこの足首が固いリハビリに関しては病院などでは対応しているところがありません。
昨日ご来院された方も手術のリハビリはほとんどされてないと言うことでしたので再発して生きているのだなというのが私の感じたところです。
このような全身を常に見ると言うのは医療でも、そして名医と言われる整形外科の先生でも対応されていないところがほとんどです。
腰や足が痛くなる原因 ハムストリングスの拘縮
腰痛・重度のヘルニアでも、ご相談を!
昨日これでその男性にも、施術後に明らかに可動域などが広がり痛みも軽減されていたので定期的な通院をお勧めしました。
再発して手術されたり…
数ヶ月の入院が余儀なくされるようになってしまうよりは、整体で腰以外の関節の摩擦をしっかりとっておくことが根本的な改善につながります。
入院して仕事ができなくなる可能性もある。
そのようなことを手術後にドクターから言われているのを聞いて、整体での全身の調整と私のエニタイムフィットネスでのパーソナルトレーニングで早い段階で改善ができますよと言うことをお伝えしました。
痛いから腹筋もできません。
そうしちゃっていましたが実はプロの私たちトレーナーから見ると腹筋自体のやり方に問題がある方がほとんどなのでまず正しい安全なフォームを習得していただければかなりの方々か、、。腰痛持ちでも筋トレもできるようになります。
上の動画をご覧いただくとなぜ腰痛が起きるのか?
腰痛が腰だけが悪いのではない。ということが分かると思います。
具体例を紹介します
基本的な腹筋運動の修正ポイント
背中を床につけたまま、腰を浮かせすぎない
呼吸を意識し、息を吐きながらゆっくりと上体を起こす
首に力を入れすぎず、顎を引いた状態を維持する
急激な動きを避け、常にコントロールされた動きを心がける
段階的なプログレッション
まずは仰向けで膝を立て、腰を床につけた状態での呼吸法から開始
次に、両手を太もも上で滑らせる程度の小さな動きから始める
徐々に上体を起こす角度を増やしていく
体が慣れてきたら、足を少しずつ伸ばしていく
代替エクササイズ
プランクの様な静的な体幹トレーニング(最初は5-10秒から)
サイドプランクでの横の体幹強化
四つ這いでの対角の手足上げ運動
ブリッジ運動による臀部と体幹の強化
注意点と禁忌事項
痛みを感じた場合は即座に中止
急激な負荷増加は避ける
疲労時のトレーニングは控える
運動前後のストレッチを必ず実施
段階的な目標設定
1週目:呼吸法と基本フォームの習得
2-3週目:小さな動きでの反復練習
1ヶ月目:徐々に可動域を広げる
2ヶ月目:持続時間や回数を増やす
補助的なエクササイズ
腰回りのストレッチ
ハムストリングスのストレッチ
股関節周りの柔軟運動
背筋群のリリース運動
日常生活での注意点
急激な動きを避ける
重いものを持つ際は膝を曲げる
長時間の同じ姿勢を避ける
こまめな休憩と軽いストレッチを心がける
トレーニング環境の整備
クッション性のあるマットを使用
室温や湿度の適切な管理
十分なスペースの確保
必要に応じて補助具の活用
これらの要素を総合的に取り入れることで、ヘルニア手術後の方でも安全に腹筋トレーニングを行うことが可能になります。ただし、必ず医師や専門家の指導のもとで実施することが重要です。
記事のまとめ
医療機関での治療と整体での対応の違い
向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体に、腰椎椎間板ヘルニアの手術1年後の男性が再発により来院
医師から2度目の手術の場合は神経の癒着除去が必要で、数ヶ月の入院が必要になる可能性を警告されていた
症状と原因の分析
院長の診断では、ヘルニアそのものより体の硬さが主な問題
かかとをつけてしゃがめないことが、重度の腰痛やヘルニアの患者に共通する特徴
足首の硬さにより、腰椎を過剰に屈曲させることが再発の原因となっている
提案される解決策
整体での全身調整とパーソナルトレーニングによる早期改善を推奨
病院では対応していない足首の柔軟性改善のリハビリを重視
正しいフォームでの筋トレ指導により、腰痛持ちでも安全な運動が可能
予防と改善のアプローチ
手術前の段階での整体による対処を推奨
定期的な通院による継続的なケアの重要性を強調
全身を見据えたアプローチによる根本的な改善を目指す