腰痛 前にかがむと痛い ぎっくり腰

腰痛 前にかがむと痛い ぎっくり腰

ぎっくり腰の対応でよくある間違いについて説明します

こんにちは。本日は「ぎっくり腰」について、整体師の視点からお話しさせていただきます。
ぎっくり腰で来院される方が多いのですが、その実態と正しい対処法について、よくある誤解を交えながらご説明します。
まず重要なのは、ぎっくり腰を筋肉や筋膜の「傷」と認識することです。骨のずれではありません。そのため、無理に動かしたりマッサージしたりすると、かえって悪化する可能性があります。
多くの場合、1〜2週間で自然に回復しますが、完治する前に運動を再開してしまい、再発するケースも少なくありません。特に普段から運動習慣がある方は要注意です。
回復期には軽い歩行や自転車程度なら問題ありませんが、ランニングやゴルフ、テニスなど、急な動きを伴うスポーツは控えめにしましょう。
ぎっくり腰は再発しやすい症状です。今回は正しい理解と対処法を知り、再発を防ぐきっかけにしていただければと思います。
それでは、ぎっくり腰の詳細と当院での対応について、さらに詳しくお話ししていきます。

ぎっくり腰は怪我と同じです。

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ぎっくり腰で整体に来られる方が多いです。まず施術の前に前屈をしていただくと、ぎっくり腰の方は前にかがむだけでも激痛の人が多いです。
この時に動かしていたい方は、筋肉に傷があると思ってください。
以前お客様でドクターの方にぎっくり腰の方が病院で検査したときに、筋肉の傷などがわかるのは何でしょうかと質問したところ、MRIでわかるかどうかと言う小さい傷だと話されていました。

前屈で前にて痛い方は、筋肉が横に傷がある可能性があります。
意外にもひねりをしてみると、そこまで痛くないと言う方がいます。
もちろん大きい筋肉の損傷だと全方向に痛くて曲がらないと言う方もいらっしゃいます。

つまり筋肉、小さい筋膜の損傷と言うことをまず認識してください
これが骨がずれたり歪んだりしていると思っていると大変なことになります。
どのようなことかと言うと、歪みを治したり、硬い筋肉を緩めれば、体が整うからマッサージでストレッチをしてみよう。
ネットで検索して、それらしいストレッチや家族にマッサージしてもらえば良いと思い込んで悪化してしまう方が後を立ちません。
ゆっくり腰が小さい筋肉の傷であって、時間で治るということがわかっていれば、右往左往する必要はありません。

大事なのは、ぎっくり腰の再発をさせないことです。

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ぎっくり腰をしてしまった時は、風邪をひいたと思って、時間で自然の設備で良くなると思ってください。
実際に1週間から2週間で自然に回復する方がほとんどです。

1ヶ月かかったと言う方は.治ってないのに治ったと思って.動いてしまう方で、また2度目のぎっくり腰で+1週間2週間かかってしまったと言う方も多いです。
運動習慣がある方こそ注意!
意外にも運動習慣がある方は運動しないと気持ち悪い、体動かさないと筋肉が落ちてしまう…。そのような思い込みで完全に良くなってないのに、また運動してしまって再発してしまう方がいます。

なので、本当に筋膜筋肉の損傷と言う認識を常に持っていないと一旦楽になったと思っても、傷が完治してるわけじゃないので、ちょっと負荷をかけてしまったり、ゴルフやテニスをしてしまったりとまた元の木阿弥になってしまう方が多いので注意してください。
よく整体院や整骨院の先生の情報でも早く動かしたほうが良いと言う記事をよく見ます。

これは一理あるのですが、タイミングというのが重要になってきます。
と言うのも、聞く腰の時は周りの筋肉が痙攣をして固めようとしてしまいます。
この痙攣によって不快な違和感が続いていたのが時間とともに充電が取れて、体が楽になった感覚があります。

この時に少しひどかった方が歩けるようになったりするのでどんどん動かしていきましょうと言うアドバイスになってくると思います。
私の見解では、少しでも痛みが残っていたら、歩くことや自転車を乗る程度だったらいいと思いますが、それ以上の不可、例えばランニングやハンドをつけるゴルフやテニスなどは控えたほうがいいと思います。

スポーツと言うのはどうしてもハンド反射を使う動きが多いです。
自分が思ってる以上の限界を超える動きが入った場合に、せっかく良くなってきたぎっくり腰がまた再発、もしくは前回よりもひどい悪化に陥る可能性もあります。

冷静に判断して運動するにしても腰に一切負担がかからない運動やエクササイズを選択するべきだと私は思います。。
特に痛みが強かった方は、ほんの少しの動きで最悪の結果を招くこともあるので、本当に注意してください。

以下は、ぎっくり腰に関するブログのまとめです:

ぎっくり腰は多くの方が経験する症状で、整体院にも頻繁に来院される理由の一つです。この状態を正しく理解し、適切に対処することが重要です。

まず、ぎっくり腰の本質を理解することが大切です。これは多くの場合、筋肉や筋膜の小さな損傷によるものです。前屈時に激痛を感じる方が多いですが、これは筋肉に横方向の傷がある可能性を示唆しています。ただし、症状の現れ方は個人差があり、ひねり動作では比較的痛みが少ない方もいます。

重要なのは、この状態を「骨のずれ」や「歪み」と誤解しないことです。そのような誤解は不適切な対処法につながり、症状を悪化させる可能性があります。ネットで見つけたストレッチや素人のマッサージは、かえって状態を悪化させることがあるので注意が必要です。

ぎっくり腰は、多くの場合、時間とともに自然に回復します。通常1〜2週間程度で改善が見られますが、完全に治っていないのに動き出してしまい、再発して結果的に1ヶ月以上かかってしまう方もいます。この回復期間中は、まるで風邪をひいたかのように体を休ませることが大切です。
特に注意が必要なのは、普段から運動習慣がある方です。体を動かさないことへの不安から、完全に回復していない状態で運動を再開してしまい、再発のリスクを高めてしまうことがあります。筋肉や筋膜の損傷が完全に治癒するまでは、慎重に行動することが重要です。

回復期の運動に関しては、様々な意見がありますが、タイミングが重要です。痛みが和らいできた段階で、軽い運動(歩行や自転車など)は可能かもしれません。しかし、ランニングやゴルフ、テニスなど、腰に負担がかかる激しい運動は控えるべきです。これらのスポーツには予測不可能な動きが含まれており、回復途中の腰に思わぬ負担をかける可能性があります。
再発防止が最も重要です。一度ぎっくり腰を経験した方は、再発のリスクが高くなります。そのため、完全に回復するまでは慎重に行動し、回復後も腰に負担をかけすぎないよう注意が必要です。特に、以前激しい痛みを経験した方は、わずかな動きでも再発する可能性があるので、より慎重になるべきです。

結論として、ぎっくり腰は決して軽視すべきではない症状です。正しい理解と適切な休養、そして慎重な回復プロセスを経ることで、より早く、より確実に回復することができます。また、再発を防ぐためには、日頃からの腰のケアと適切な運動習慣を身につけることが大切です。専門家のアドバイスを受けながら、自分の体と向き合い、長期的な腰の健康を維持していくことが望ましいでしょう。

有限会社ディーエスシーエス 代表取締役根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大。
・米国NSCA‐CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・健康運動指導士