首が上を向くと痛い 治し方 整体とストレッチの注意点

首が上を向くと痛い 治し方 整体とストレッチの注意点

皆さん、こんにちは。ねもと整体の院長、根本です。
本日は「首が上を向くと痛い - その治し方と整体による対処法」というテーマでお話しします。首の痛みでお悩みの方、特に上を向くと痛みを感じる方に向けて、重要なポイントをお伝えしていきます。
首の痛みは日常生活に大きな支障をきたすため、多くの方が自己流の対処法を試みがちです。しかし、それが逆効果になることも少なくありません。今回は、なぜ自己対処が危険なのか、そして適切な治療法を見極める方法について詳しくご説明します。
また、専門家による適切な治療の重要性や、自宅でできる安全なケア方法についてもお話しします。皆さんの首の健康改善に少しでも役立てば幸いです。
それでは、詳しい内容に入っていきましょう。最後までお付き合いください。

まず、首を長時間上を向かないことが大事

首が上を向くと痛い 治し方

首を上に向けると痛い方は、まず首を後ろにそらせないことが1番大事です。例えばコップでうがいをするような動作ですら痛みがある。と言う方は、首の関節の弾力が低下し、首が前に正常に動かなくなってしまっている方が多いですそのような方はどうしても後ろに首を剃りたくなってしまうと思います。

1番考えていただきたいのは自分で首を直そうとしないことが私は重要だと思っています。首を斜め上に向いて痛みが出る状態はケンプスサインと言ってすでに重症の状態になっています。

首が前に行かない方は前に行かないので、後ろに反りたくなってしまう!

また後ろに反ったら楽なような気がする!

そのような思い込みで間違った首を剃るストレッチをさらにやってしまう方もいらっしゃいます。

医学的にも首を後ろにそらす動作と言うのは、年齢とともに椎間板や結合組織も劣化していくので、行わない方が良いと言われていますが、ヨガ教室や自己流の筋トレでもそのようなトレーニングエラーは度々起こります。

痛い首を自分で改善するころは難しい 医療・整体の見極め方

首が上を向くと痛い 整体での治し方

自分で直そうとするのも限界があると言うことを知る。
すでに首の関節が前に行かなくなっている方は経験豊富な整体師やカイロプラクターの頸椎の調整が必要です。
これにはリスクが伴い、医療機関でも理学療法士や作業療法士などもほとんどこの調整は行っていません。
ましてや整体などはこれらの訓練を受けている方が少ないはずです。

『よく受けるマッサージで首を揉んでもらっているけど』と言う方もほとんどが表面の筋肉を揉まれているだけで、首の頸椎の関節を調整されているところはかなり少ないです。

例えば、頸椎の何番目が動かないかわかりますかと質問していけば、その施術者のレベルがわかります
硬いのは頸椎の1番、2番、3番と上位の頸椎のみになります。

下の方が硬いですねと言うのは、関節のスクリーニングすらできていないので、危険です。
頸椎のヘルニアが好発する部位と言うのは頸椎の骨7本あるうちの5番6番、つまり下の方です。

頸椎の株は関節が固い人はほとんどいないということです。
その分頚椎の1番2番3番の方は誰でも硬くなってしまっています。

私は長年、師匠について20年近く毎月必ず技術チェックを受けています。それでも毎月技術の修正をされています。頸椎の精密な技術を覚えるのに10年20年かかるのが普通です。

一般的に整体師の先生でも毎月技術セミナーを受けている方はほとんどいないでしょう。
毎月受けても10年20年かかるのが、それだけ首の調整と言うのは、マンツーマン指導で名人から受けないと習得できないものです。

自分で首を少しでも楽にしたいと言う方は!

首が上を向くと痛い 治し方 肩甲骨

自分で頸椎の動きを少しでも良くしたいと思う方は、視点を変えて、肩甲骨を動かすようにしたらリスクは少ないと思います。
頸椎はお話ししているように、少しでも後ろに沿ってしまったりすると、非常にデリケートなところなので、逆に痛くなったりすることもあります。

しかし肩甲骨は害がないですよね?

もし首の痛みで、お悩みの方で、近くに経験豊富な整体の先生がいない場合は、肩甲骨をよく動かすようなトレーニングやストレッチを行ってみてください。

決して自己流ストレッチで首を回したり、首を後ろにそらしたりして、首を反らすと痛い。症状を自分で良くしようとしないことです
後は常に姿勢を正しくする。

そのためには下半身の柔軟性がないと骨盤後傾が起こるので、実はスクワットやカーフレイズなどの下半身の筋力と柔軟性の向上が最も効果があります。

この下半身の柔軟性の改善については、ねもと整体&ストレッチスタジオでも最も重視しており、ご来院されている方は直接聞いてみてください。

首が反る動作で痛い方は、前と回旋のひねりと横の側は軽めにストレッチしても大丈夫ですが、後ろに反る動作はやめてください。

首が上を向くと痛い場合の治し方と整体に関する要点

症状の理解
首を上に向けると痛みが生じる状態は「ケンプスサイン」と呼ばれ、重症の兆候。
首の関節の弾力低下により、首が前に正常に動かなくなっている可能性が高い。
自己治療の注意点
首を後ろにそらせないことが最も重要。
自分で首を直そうとしないこと。
首を後ろに反らすストレッチや動作は避ける。 年齢とともに椎間板や結合組織が劣化するため、医学的にも推奨されない。
専門家による治療
経験豊富な整体師やカイロプラクターによる頸椎の調整が必要。
施術者の選び方: 頸椎の何番目が動かないかを正確に判断できるか確認する。
上位の頸椎(1番、2番、3番)が硬くなりやすい点を理解しているか確認する。
自己ケアの方法
肩甲骨を動かすトレーニングやストレッチを行う。
姿勢を正しく保つ。
下半身の柔軟性と筋力を向上させる(スクワット、カーフレイズなど)。
首のストレッチは前、回旋、横の動きに限定し、後ろに反る動作は避ける。
結論
首の痛みを自己流で治そうとせず、専門家の助言を求めることが重要。正しい姿勢と下半身の強化が長期的な改善につながる。

有限会社ディーエスシーエス 代表取締役根本大

ねもと整体&ストレッチスタジオ院長根本大。
・米国NSCA‐CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・健康運動指導士

向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体&ストレッチスタジオ