肩こり解消に肩を回すのは不十分
肩こりに悩む多くの方が試みる「肩回し」などの運動。しかし、それだけでは根本的な解決にはなりません。
実は肩こり解消の鍵を握るのは、意外にも下半身にあるのです。
姿勢の改善と適切な運動方法を知ることで、効果的な肩こり対策が可能になります。今回は、多くの方が見落としがちな肩こり解消の本質的なアプローチについてご説明します
肩こりで解消するのにストレッチやエクササイズなどの運動で良くなる?と多くの方が考えていると思います。しかし前日には肩を回しても一向に肩こりは改善しないですし、かえって痛くなるケースも、よく耳にします。マッサージやストレッチも同じですが、筋肉が硬くなるのでストレッチすればいいますが、筋肉だけではなく背骨の関節のことがわかっていないと肩こりは解消できないので、今回の記事ではその多くの方が陥る肩こり解消運動方法注意点についてお話ししていきます。ちなみに、肩を回してもおいしい的に楽になるかもしれません。それは血流が一時的に良くなっているだけで、悪くは無いんですが良くもないと言うことです。もしそれに近いことを行うとしても、肩を回すのではなく、肩甲骨を動かしてください。
肩こりを運動で解消するには、姿勢が大事
まず肩こりを自分で解消するには、肩こりのレベルによって全く異なります。多くが形だけの問題ではなく、体が硬くて猫背気味の方が多いのではないでしょうか?姿勢が悪いから肩こり首こりになるんですよね?と一般的にも言われます。その姿勢がなぜ?保てないのかと言うと、ある共通した特徴がお持ちの方がほとんどです。長座になったときに、背中をまっすぐにしてキープできますか?同様に足を合わせてあぐらをかいた時はどうか?開脚した時はどうか?この時に背中が丸まってしまう。次のことが重要ですが、足の筋肉が張ってしまう!そのような方は足の筋肉や星の筋肉が固すぎて、姿勢が保てないのです。まっすぐにしようとすればするほど、背中や首がガチガチに力が入ってしまいます。これは下肢の筋肉が拘縮して背中が丸まってしまう典型的な例です。
すぐにできる肩こり解消運動はスクワット
このように肩こりだから上半身だけ運動すれば肩こり解消すると言うわけではありません。むしろ姿勢を改善するために足の筋肉の柔軟性を回復しなければいけないことがお分かりいただけると思います。もう一つは筋肉を伸ばすストレッチと言うことも実は最適ではありません。足の筋肉が固いといっても、筋肉は少しストレッチで伸びても、本当に硬いのは腱です。アキレス腱やハムストリングスと言う腿の後の腱が硬いと猫背や巻き肩になってしまいます。すぐにできる姿勢改善からの肩こり解消法としては10回程度のスクワットをした後に、ハムストリングスやアキレス腱を伸ばすと言うことです。3ヶ月ぐらい行うと骨盤が後ろに取り込まれる骨盤後傾が少しずつなくなってくると思います。ねもと整体&ストレッチスタジオのメールマガジンとLINEで動画の無料配信を行っております。
肩こり改善は足から!患者さんの声に見る驚きの改善例
■稲田堤の井上様(45歳・事務職)のケース
「20年以上デスクワークをしていて、肩こりがひどく、毎晩首や肩をマッサージするのが日課でした。YouTube動画を見ながら肩回しの運動を毎日していましたが、一時的な痛みの緩和にしかなりませんでした。ねもと整体で初めて、私の肩こりの原因が実は足の硬さにあると知りました。
最初は『足が原因?』と半信半疑でしたが、説明を聞いて納得できました。実際に長座で背筋を伸ばそうとすると、足の裏がピリピリして数秒と保てない状態でした。これが姿勢の悪さに繋がっていたんですね。
3ヶ月間、毎朝10回のスクワットと、その後のストレッチを続けたところ、驚くべき変化が。肩こりの症状が70%も改善し、デスクワーク後の首の張りも随分と楽になりました。特に効果を感じたのは、スクワット後のハムストリングスのストレッチです。
今では電車通勤中も自然と背筋が伸びるようになり、同僚から『最近、姿勢がきれいになったね』と言われることも。仕事中のパソコン作業も、以前より楽に集中できるようになりました。週末のゴルフも、肩の張りが軽減されて、スイングがスムーズになったと実感しています。」
■中野島の井出様(38歳・美容師)のケース
「立ち仕事で、夕方になると肩が重たくなり、家に帰ってからもずっと肩こりに悩まされていました。以前は肩甲骨まわりのストレッチばかりしていて、正直あまり効果を感じられませんでした。休憩時間にも必死で肩を回したり、首を伸ばしたりしていましたが、その場しのぎにしかならなかったんです。
整体で教えていただいた『足から改善する』というアプローチに最初は半信半疑でしたが、スクワットとアキレス腱のストレッチを4ヶ月続けてみると、驚くほど姿勢が良くなりました。鏡を見ると、前かがみだった姿勢が自然とまっすぐになり、肩こりの頻度も明らかに減りました。
特に変化を感じたのは仕事中の姿勢です。美容師は前かがみの姿勢が多いのですが、以前は気付いた時には猫背になっていました。今は自然と良い姿勢をキープできています。お客様にも『最近、立ち姿がきれいになりましたね』とコメントをいただくようになり、嬉しい限りです。
夜の睡眠の質も改善されました。以前は肩こりがひどくて、寝返りを打つたびに痛みで目が覚めていたのですが、今ではぐっすり眠れるようになりました。休日の趣味の園芸作業も、以前より長時間楽しめるようになりました。」
■登戸の佐上様(52歳・主婦)のケース
「長年の習慣で、肩こりを感じると必ず肩を回したり、首のストレッチをしていました。でも、その場しのぎにしかならず、翌日にはまた同じように肩が凝ってしまう…その繰り返しでした。特に洗濯物を干した後や掃除機をかけた後は、肩が重くて重くて大変でした。
ねもと整体で姿勢チェックをしていただいたところ、私の場合は骨盤が後ろに傾いていて、それが原因で上半身に負担がかかっているとわかりました。実は長年、開脚や長座が苦手で、正座も10分と続かない状態だったんです。それが姿勢の悪さに繋がっていたなんて、目から鱗でした。
毎日のスクワットと、特にハムストリングスのストレッチを継続して行ったところ、2ヶ月ほどで姿勢が改善。今では朝起きた時の肩こりがほとんどなくなり、家事をする時も楽になりました。何より嬉しいのは、娘から『お母さん、最近姿勢がきれいになったね』と言われたことです。
家事の効率も格段に上がりました。以前は夕方になると肩こりがひどくて台所に立つのも辛かったのですが、今では夕食の支度も苦にならなくなりました。週末の趣味の料理教室も、以前より長時間楽しめるようになり、新しいレシピにも積極的にチャレンジできています。
最近は近所の友人にも『若々しくなった』と言われることが増えました。姿勢が良くなると、こんなにも印象が変わるものなんですね。今では毎朝のスクワットとストレッチが習慣になっていて、むしろやらないと物足りないくらいです。60代の母にも教えたところ、同じように効果を実感していると喜んでいます。」
これらの体験談は、単なる対症療法的な肩回しやマッサージではなく、下半身からのアプローチが肩こり改善に効果的であることを示しています。特に、スクワットとハムストリングス・アキレス腱のストレッチの組み合わせが、姿勢改善を通じて肩こりの解消に繋がっているのが特徴的です。
また、姿勢の改善は単に身体的な症状の緩和だけでなく、日常生活の質の向上や周囲からの印象の改善にも大きく貢献していることがわかります。継続的な運動習慣の確立が、総合的な健康改善につながっている好例と言えるでしょう。
【まとめ】肩こり改善の新発見:下半身を鍛えて、つらい肩こりを解消!
肩こり改善の新しいアプローチ:下半身からの改善で驚きの効果
多くの方が行う肩回しやストレッチだけでは、肩こりの根本的な解決には至りません。なぜなら、肩こりの本質的な原因は、実は下半身の硬さにあるからです。特に、アキレス腱やハムストリングスの硬さが、姿勢の悪化を招き、それが肩こりを引き起こす大きな要因となっています。
稲田堤、中野島、登戸の患者様の事例からも明らかなように、スクワットと下半身のストレッチを組み合わせた運動を継続することで、驚くべき改善効果が得られています。特筆すべきは、2-3ヶ月程度の継続で、姿勢の改善とともに肩こりが大幅に軽減されるという点です。
この方法の効果は、単に肩こりの改善だけでなく: ・日常生活の質の向上 ・姿勢の改善による印象アップ ・睡眠の質の改善 ・仕事効率の向上 など、生活全般にわたる好影響をもたらしています。
肩こり改善には、上半身だけでなく下半身からのアプローチが重要です。ぜひ、スクワットとハムストリングス・アキレス腱のストレッチから始めてみてください。より詳しい運動方法は、当院のメールマガジンやLINEで配信中の動画でご確認いただけます。